森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Gシリーズ3冊目の後に発行された短編集。
森さんの短編集にはシリーズモノの番外編が紛れ込んでることが多いから、発行順で読むべくしばらく寝かせていました(笑)
そしてやっぱりきた!「ラジオ」と「刀乃津」と「ライ麦」はシリーズ番外編でしたよ。
そしてこの三作品がとにかく良かった!
もう完全にシリーズを読破している読者へのサービス作品ですよね。
終始ニヤニヤ。
あ、それ以外では、「砂の街」が好きかな。これ、長編で読みたい。
では、シリーズ番外編のネタバレ感想。
「ラジオ」はVシリーズの林さんスピンオフ作品なんですが、なんか、やっと私林さんがモテる理由がわかった気がします。
「何も求めず -
Posted by ブクログ
森博嗣ってどんな人なんだろう、ということで読んだ本。学生の頃に「すべてがFになる」を読んだっきりだった。
こういう、コンスタントに読んでいけるエッセイは好きだなあと気付いた。
森さんの本、たくさん読んでいるわけではないけど、このエッセイは好きだなあ。言い方も、乱暴とか押し付けがましいものでなく、「こう思ってるんだけど、どう?」「こうした方がいいんじゃないかなあ」という感じに思えた。
ちょっと偏屈おじさんかな、とは思ったけども…
中でもいくつか頷けるものがあった。ツイッターについて、とか「知りたいこと」についてとか。
不意にフッと笑ってしまったのが、「僕は電話をほとんど使わない。…僕に電話に出て -
Posted by ブクログ
先日読んだ、「「やりがいのある仕事」という幻想」という本が面白かったため、こちらの本も、タイトルにひかれ、手に取りました。
森さんは、かつて国立大学の教授でした。
趣味の鉄道模型の費用を稼ぐため、小説を書き始め、
小説がヒットして大もうけし、大学を退職し、趣味に生きている人です。夢のような人生です。
この本には、現在、叶えたい夢がある人には、夢の叶え方が、夢がない人には、その見つけ方が書かれています。私が印象に残ったのは、下記のとおり。
職業的な夢は、他者との競争になるので、趣味的な夢がよい。夢を実現するために、大事なこと…
・自分の夢を知っている
・自分が何をしたいのか、明確なビジョンを持っ