森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレクリームシリーズ第6弾~・何を言っても相槌に「ウソ」を連発する人がいて、話している方もだんだん自分が嘘つきなのだと洗脳されそうだ・場所がずれて、欠課として予報が当たらなかったという言い訳をするため(ゲリラ豪雨)・「びっくり」には、善悪の意味がないので、使い勝手がよいのである・なにかというと「上が悪い」と愚痴る人がいるものだが、そういう人は上に立った経験がないし、又、上に立つには能力不足であることは確かである・こういうことが非常に多い。一言コミュニケーションを取ってくれたら防げたトラブルなのに、と思うのだ。彼女のパターンは、僕が言ったことに口答えせず、黙って引くこと。なにか確固たる理由があっても
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小説家個人の経済状況を具体的な事例として知ることができ、視野が広がった気がする。小説家しかり、芸能人しかり、いわゆる著名人と言われる人がどのように資産を構築するのか、ということについて何となくイメージすることができた。
私は小説家志望ではない。なれるとも思わないし、なりたいとも思わない。そういった形でお金を稼ぎたいとも思わない。でも、世の中のクリエイティブクラスの人たち、はどうやってお金を稼ぎ、どういう生活をし、どうやって働いているのか、ということが分かったし、これからの世の中、マックジョブでは生きていけないので、何らかクリエイティブな職業、活動が必要になるに違いない、と強く感じた。 -
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ネタバレ3
連続自殺の話。地上12mの松の木の上など通常でないところで首吊りが。池の真ん中やラブちゃんのベランダ。萌絵の両親の飛行機事故の話と四季との関連、萌自身も両親の事故に向き合い始める。飼い犬トーマの死。
無差別殺人は嫌なので納得できる動機、加害者のなんらかの正当性を期待する。防げるという幻想を持ちたい。愛のベランダでの自殺事件を機に、反町愛と金子が結婚。久慈博士と紅子、沓掛が妃真加島(ひまかじま)へいき調査。四季が隠れたいたよう。保呂草=椙田の事務所を赤柳が訪問。集団自殺は四季によるマウスの実験か。自殺は若者より老人が多いらしい。自分で今と決めて死にたいと考えるのはそんなに不思議ではないと紅子 -
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ネタバレ3
山吹と加部谷が東京→中部国際空港行の高速バスでバスジャックに遭う話。乗客名簿のεに誓ってという団体客名。各乗客の心理が描かれており、εをネット等で見て扇動されている感じ。集団自殺思想。バスは2台あったらしい。警察による囮作戦、携帯による起爆、トンネル。四季シリーズにある肉体と精神、精神はずっと残る的なことか。四季を追っている公安の沓掛が登場。好奇心は支配欲と似ている。知るという行為は情報を自分のものにする、ある種の支配。φ、θ、τ、εとつながりがあるのでは、同じ団体が発しているのでは、四季が関わっているのでは。色々と示唆がある。破壊感情が人間にはある、それがいけないという強固な社会観念がそ