森博嗣のレビュー一覧

  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    作家として大成功した水柿助教授の日常。
    ファンに対しての意識や自分の作品への無関心さが水柿助教授らしい。
    小説家になった利点が買いたい物を買えること。
    しかも億万長者なので規模が違う。数千万がさらっと出てくる。

    3巻目でもダジャレや言葉の連想ゲームがポンポン出てくるのが凄い。
    ただ最後のオチが??ってなったかな。

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    2021年08月11日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    エッセイ風小説?第二弾。

    前回は小説を書こうと思う前の日常だったけれど、今回はついに小説を書いて小説家デビュー。
    こんなきっかけで小説を書いたのかとか、投稿する出版社を決める基準はこんなのだったのかとか、水柿助教授のマイペースさにビックリ!
    大好きなS&Mシリーズが世に出るところは読んでいてとてもワクワクした。
    相変わらず言い回しが面白く、ユーモアたっぷりなお話だった。

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    2021年08月08日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    小説というか、エッセイ?
    ヤマもオチもなく、つらつらと水柿助教授の日常や思ったことを三人称風で書かれている。
    起承転結がある訳では無く、フラットに綴られている文章なのでちょっと退屈かなとおもったけれども、その語り口調が面白い。
    セルフ突っ込みや話題の誤魔化しなど、読んでいてくすりと笑ってしまう。
    何だかとても可愛い人だなぁ。
    そして理系で小説家とは、本当に才能豊か。
    エッセイは好きではないけれど、面白く読めた。

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    2021年08月06日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    登場人物の名前が独特
    人の名前を覚えるのが苦手な私には名前と人物像がリンクするのに時間がかかってしまった

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    2021年08月06日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    今回はヴァーチャルの世界を司る人工知能との対話。
    喋るクマのぬいぐるみにアリスという名の少女が出てきます。
    なんだか絵本の中の世界みたいで、何万年後の世界を見せてくれたり海底の神殿があったりいつもとはテイストが若干違いました。
    どこまでが現実でどこまでがヴァーチャルか…

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    2021年08月05日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    ネタバレ

    最初から多重人格と疑ってたが、まさかそこまでどは思わなかった。書き方とかは四季・春に似てたような感じ。そしてやはり先生の殺人に動機とかどうでもいいのか。。。

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    2021年07月31日
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

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    再読。Xシリーズ第四弾。今作の犯人の動機は明かされてしまえばわりと簡単な部類なんだろうけれど、それでもその本当の部分はきっとその現実に直面した本人にしかわからないものなんだろうと思う。小川さんはいつも貧乏くじを引いてしまうなぁ…。

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    2021年07月29日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズ 最終巻 私にはつくづく森博嗣が合わない。
    シリーズをまとめて購入ししてしまったので、とにかく読んではみたが、苦行みたいなものだった。終始イライラするのだ。
    島田荘司の解説は、私の苦手な箇所を上手く言語化してあった。

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    2026年01月22日
  • つんつんブラザーズ The cream of the notes 8

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    ネタバレ


    つまり、自分の認識は、この世の現実ではない、ということを人間だけが知っている。
    40 「自分」とは、どういう意味なのか。より

    「完成って、何ですか?」というのが僕の疑問だ。

     僕は自分の行為を自分で評価する。自分が褒めてくれれば、それで充分である。
    43 最後の引越になるかもしれない。ということはそこがゴールかな。より

    簡単に言えば、発展は頭打ちになる。そうなるのが自然なのである。
    47 言論を弾圧する国家が、今も成り立っていることを、真摯に受け止めるべき。より

     日本には古来、朽ちゆくもの、滅びゆくものの美へ注ぐ目があった。しかし、それは弱さを求めたのではなく、着飾った虚構が崩れ、還元される本来の姿に、永遠という強さを求めようとしたものだ。
    98 美しさを知るほど、人は強くなる。強くなるほど、美しくなるのだろう。より


    2019年のエッセイ集、creamシリーズの8作目。
    民主主義、資本主義のシステムに対する言及も少ないながらもあり、くだらない話もあり、過去7作の中で何度か出た話もありの通常営業ですが、楽しんで読むことが出来ました。
    まだ未読ですが、著者のベスト1が赤目姫だそうで読むのが楽しみです。

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    2021年07月26日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    オーロラを上回る演算速度の最新のAIペガサスが登場。
    そのペガサスが「人間の数を最小限にすることが、国家の存続に不可欠」と主張。
    このやりとりが序盤も序盤なので、物語にすぐに引き込まれます。

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    2021年07月14日
  • 読書の価値

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    本嫌いなわたしの読書生活は突然はじまった。
    通りすがりの書店で『すべてはFになる』に出会い、犀川先生に恋をして、シリーズ一気読み。
    それから数か月の間、毎日犀川先生に「会いに」行った。

    脳内で妙にリアルに動き話す登場人物。
    それは自然体な著者からの伝染だったのかもしれない。

    あれから20年。自然体で「本を読む」ことと向き合っていきたい。

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    2021年07月13日
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think

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    「議論の余地しかない」の続編でしょうか。個人的にはこの手法は好きですが、この独特な世界観は森博嗣氏の文章と写真でないと成り立たないのではと感じてしまいます。

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    2021年07月11日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    何の変哲もない風景写真と森博嗣氏過去作品のフレーズで構成。編集者のアイデアなのかわからないが、個人的には興味深く鑑賞できた。特に写真はいい味があってよかった。

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    2021年07月11日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    ついにGシリーズに再読突入した〜!嬉しい。
    加部谷、海月、山吹のトリオ、しこさんれんちゃんとは違うかしましさがある(というかほとんど加部谷ちゃん1人の賑やかさによるところが大きい)。今までのどのシリーズよりも大学生の頃を思い出すな〜わちゃわちゃしてて。
    他のシリーズにくらべて会話文がとにかく多い(と思う)ので、すらすら読める。国枝先生が相変わらずで嬉しいし、年下のキャラクタ目線かつ時間の経過もあって、萌絵ちゃんがちょっと大人っぽく描かれてて面白い。
    S&Mのとき中学生だった加部谷ちゃんが大学生。時間が普通に流れてるから、いろんなライフステージが見れて読んでて楽しい。

    事件はまったく、なんにも、これっぽっちも覚えてなかったので、この後もまっさらな気持ちで楽しめそう。たのしみ!

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    2021年07月09日
  • 四季 夏 Red Summer

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    何度目かの再読。四季シリーズ第二弾。今作では「すべてがFになる」に至るための過程が語られる。真賀田四季という存在がもう少しだけ馬鹿であればこんな悲劇は起きなかっただろうし、逆にこんなにも天才だからこそこういう結論に至ることは必然だったのだろうと思う。四季による紅子さんの観測結果がなかなかに面白い。

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    2021年07月06日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    あの分厚さの壮大なミステリーだと思ったから拍子抜けだったので、独特な近未来のファンタジーだと思ったら楽しめたのかもしれない。トリックは釈然としない。最後の方は、つっかかり、もう一度冒頭を読み直した。神とか女王とか閉じられた楽園とか、人と都市のイメージが曖昧で入り込むのに時間がかかった。

    なんというのか、
    大事なところは改行の多い、
    空虚な感じの、
    空気感。


    p122
    堅苦しいパーティなど誰も計画しないのに、堅苦しくないパーティの実施は事実上不可能なのだ。

    p416
    関係ないと思えば、すべてが関係ない。
    関係があると思えば、世界中のことが僕と結びつく。
    結局のところ、自分で線を引く以外にない。

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    2021年07月06日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    あの人物の言動に違和感をもちながら読み進めていたら、それは後半で回収されたけど・・・
    前作からずいぶん年数が進んでいる?

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    2021年07月04日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    なるほど、やっと他の人の感想を読んで、森さんの本は発行順に読まないと本当に楽しめないことがわかった(;ω;)
    やっぱり最初から読み直すべきかなー。

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    2021年07月02日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    再読。Xシリーズ第二弾。今回は電車内で発生する連続切り裂き魔の事件を追う。何故かXシリーズの話の中では一番印象に残っている話だった。たぶん身近に起こりえるかもしれない可能性が高い題材だったからだと思う。それにしてもこの頃の小川さんはまだ探偵として新米だからかなんか言動に初々しさがあるなぁ。このXシリーズは小川さんが語り部なので彼女の成長を見るという点でも面白い。

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    2021年06月30日
  • 科学的とはどういう意味か

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    科学的とは、「誰にでも再現できるもの」で、再現する方法として実験がある。
    文系と理系で分類することはナンセンスであることや、理系や数学に拒否反応を起こしてしまう人に対して、嫌いにならなくていいよと説明している内容であった。言葉での感想ではなく、客観的に説明できる数字が重要ということが分かった。ただ、注意すべきなのが、実験や自分の目で見たことが全てが正しい訳では無いということ。客観的に、定量的に判断する思考を大事にしていきたいと感じた。

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    2021年06月24日