森博嗣のレビュー一覧

  • 迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS

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    こういった小さなプライベート・ソサイエティ(私設社会)は、世界中でさまざまな形態が試行され、模索されている。
    第1章 海はいかにして押し寄せたか より


    人に支配されることが嫌いなのに、なんとか自分を支配しようとしている。

    僕からの光は直進して彼に届き、彼からの光は反射して僕に届く。
    第3章 王はいかにして君臨したか より


    テスラが人型のロボットを作ることを発表したのが
    つい先日。作品内の舞台は22世紀。アジアが遠いと話していたので、ヨーロッパのどこか? 人口は(ちょうどいいくらいに)減り、エネルギー問題もクリア。トヨタのウーブン・シティのような実験都市がそこかしこに、というイメージ

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    2021年08月29日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    正当な評価ではないと自分でも思うんだけど、予備知識の必要なところがそこそこあって、結果として消化不良な部分もそれなりに出ちゃったため。

    それぞれの短編ですっと理解できるものもそうでないものもあるというのはごくごく当然として、シリーズや物語の中での時系列といったその本に載っている「本編」とは違う本編を知っている人とそれを知らない人では、行間を読める度合いに大きな差が出るだろう。自分は正直お手上げだった(笑)

    刊行順にじゃない読み方をしっかり意識しておかないと正しい楽しみ方ができないんだなぁと改めて思った。

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    2021年08月22日
  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE

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    再読。Xシリーズ第五弾。今回は連続爆弾事件に関わるいつものメンバー。Xシリーズの中でも一番内容を濃く覚えていたので犯人はわかった状態での再読となったわけだが、それでも犯人の動機を捉えるのはやはり難しいと感じた。内容をよく覚えていたというのも犯人の不可解さ故かもしれない。好意的に解釈できるものなのか、それとも全く逆だったのか…。うーん、難しい。

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    2021年08月19日
  • 作家の収支

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    作家の経済事情。 一般人にはとてもわかりにくい作家の収支について、著者の経験をもとに紹介する。
    著者は元大学助教授で作家。現在は小説家を引退して、悠々自適の生活を送る。主な収入源は、印税とパートタイムの原稿料。 作品がヒットすれば、50年間の印税生活が可能。とはいえ、そういう人は一握り。 副業として、講演会やサイン会、雑誌への寄稿、対談などを行い謝礼をもらう。 著者は、趣味で書いた作品が受けて作家になったが、小説家としてのこだわりはないそうだ。 大ヒットのミリオンセラーもないけれど、コンスタントに作品を発表し、確実にファンを掴んでいる。 作家にはこれが重要。 一発屋では安定した生活はできない。

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    2021年08月12日
  • アイソパラメトリック

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    ずっと一機の飛行機を作っていると想像してほしい。
    まえがき より


    AM系の電波は、明るさが変化して見える。FM系の電波は色が変化して見える。
    アンテナ より

    SS集。写真集。横書きなので左綴じ。
    短編よりも、氏とトーマの写真の方が貴重かもしれません。トーマの横に初代iMac(ボンダイブルーで有名な)の箱らしきものがあり時代を感じます。限定版の方は2000部くらいしか出回っていないので、その文庫本だそうです。

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    2021年08月12日
  • 道なき未知

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    こういう価値観もあるのかと。
    「未知」という言葉は、知ることへのベクトルを感じさせる。自分は知らないが、しかし「まだ」知らないだけだ。知ろうとする希望が、人を前進させる。、、、未知こそが教養なのである。
     

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    2021年08月11日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    作家として大成功した水柿助教授の日常。
    ファンに対しての意識や自分の作品への無関心さが水柿助教授らしい。
    小説家になった利点が買いたい物を買えること。
    しかも億万長者なので規模が違う。数千万がさらっと出てくる。

    3巻目でもダジャレや言葉の連想ゲームがポンポン出てくるのが凄い。
    ただ最後のオチが??ってなったかな。

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    2021年08月11日
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki

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    エッセイ風小説?第二弾。

    前回は小説を書こうと思う前の日常だったけれど、今回はついに小説を書いて小説家デビュー。
    こんなきっかけで小説を書いたのかとか、投稿する出版社を決める基準はこんなのだったのかとか、水柿助教授のマイペースさにビックリ!
    大好きなS&Mシリーズが世に出るところは読んでいてとてもワクワクした。
    相変わらず言い回しが面白く、ユーモアたっぷりなお話だった。

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    2021年08月08日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    小説というか、エッセイ?
    ヤマもオチもなく、つらつらと水柿助教授の日常や思ったことを三人称風で書かれている。
    起承転結がある訳では無く、フラットに綴られている文章なのでちょっと退屈かなとおもったけれども、その語り口調が面白い。
    セルフ突っ込みや話題の誤魔化しなど、読んでいてくすりと笑ってしまう。
    何だかとても可愛い人だなぁ。
    そして理系で小説家とは、本当に才能豊か。
    エッセイは好きではないけれど、面白く読めた。

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    2021年08月06日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    登場人物の名前が独特
    人の名前を覚えるのが苦手な私には名前と人物像がリンクするのに時間がかかってしまった

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    2021年08月06日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    今回はヴァーチャルの世界を司る人工知能との対話。
    喋るクマのぬいぐるみにアリスという名の少女が出てきます。
    なんだか絵本の中の世界みたいで、何万年後の世界を見せてくれたり海底の神殿があったりいつもとはテイストが若干違いました。
    どこまでが現実でどこまでがヴァーチャルか…

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    2021年08月05日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    最初から多重人格と疑ってたが、まさかそこまでどは思わなかった。書き方とかは四季・春に似てたような感じ。そしてやはり先生の殺人に動機とかどうでもいいのか。。。

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    2021年07月31日
  • 四季 春 Green Spring

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    ネタバレ

    森さんの殺人には、動機と言うものは存在しないのでは?ストーリー自体はイマイチ好きじゃないけど、読むのは楽しい。

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    2021年07月31日
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

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    再読。Xシリーズ第四弾。今作の犯人の動機は明かされてしまえばわりと簡単な部類なんだろうけれど、それでもその本当の部分はきっとその現実に直面した本人にしかわからないものなんだろうと思う。小川さんはいつも貧乏くじを引いてしまうなぁ…。

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    2021年07月29日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズ 最終巻 私にはつくづく森博嗣が合わない。
    シリーズをまとめて購入ししてしまったので、とにかく読んではみたが、苦行みたいなものだった。終始イライラするのだ。
    島田荘司の解説は、私の苦手な箇所を上手く言語化してあった。

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    2026年01月22日
  • つんつんブラザーズ The cream of the notes 8

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    つまり、自分の認識は、この世の現実ではない、ということを人間だけが知っている。
    40 「自分」とは、どういう意味なのか。より

    「完成って、何ですか?」というのが僕の疑問だ。

     僕は自分の行為を自分で評価する。自分が褒めてくれれば、それで充分である。
    43 最後の引越になるかもしれない。ということはそこがゴールかな。より

    簡単に言えば、発展は頭打ちになる。そうなるのが自然なのである。
    47 言論を弾圧する国家が、今も成り立っていることを、真摯に受け止めるべき。より

     日本には古来、朽ちゆくもの、滅びゆくものの美へ注ぐ目があった。しかし、それは弱さを求めたのではなく、着飾った虚構が崩れ、

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    2021年07月26日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    オーロラを上回る演算速度の最新のAIペガサスが登場。
    そのペガサスが「人間の数を最小限にすることが、国家の存続に不可欠」と主張。
    このやりとりが序盤も序盤なので、物語にすぐに引き込まれます。

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    2021年07月14日
  • 読書の価値

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    本嫌いなわたしの読書生活は突然はじまった。
    通りすがりの書店で『すべてはFになる』に出会い、犀川先生に恋をして、シリーズ一気読み。
    それから数か月の間、毎日犀川先生に「会いに」行った。

    脳内で妙にリアルに動き話す登場人物。
    それは自然体な著者からの伝染だったのかもしれない。

    あれから20年。自然体で「本を読む」ことと向き合っていきたい。

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    2021年07月13日
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think

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    「議論の余地しかない」の続編でしょうか。個人的にはこの手法は好きですが、この独特な世界観は森博嗣氏の文章と写真でないと成り立たないのではと感じてしまいます。

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    2021年07月11日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    何の変哲もない風景写真と森博嗣氏過去作品のフレーズで構成。編集者のアイデアなのかわからないが、個人的には興味深く鑑賞できた。特に写真はいい味があってよかった。

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    2021年07月11日