森博嗣のレビュー一覧

  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ネタバレ

    Xシリーズ完結編。
    椙田から少し明かされる事情、真鍋のその後と永田さん、他シリーズからのキャラクターが登場し、完結編にふさわしい。
    事件自体は派手さはないのだけど、小川さんの自己認識の進展やその後の物語が、今回の肝。
    残念ながらネタバレを見たあとに読んでしまったのだけど、初読だったら絶対気づかずに読んで、ラストにウワーとなっていたはず。
    小川さんと彼の話も短編集「レタスフライ」に登場してるらしいが、全然覚えてない。
    あのときは刀ノ津診療所の話で十分泡を食っていたから…笑。

    もう真鍋と小川さんの掛け合いが見られないかと思うとかなり寂しい。
    シリーズ唯一?の東京を舞台にした本シリーズは、アッサリ

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    2022年05月26日
  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE

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    冒頭の、サーファーの相沢さんのところで爆笑。
    どなたかも書いていたけど、このシリーズは、出てくる人が他の森シリーズと違って、普通の人ぽくていいと思う。

    今回は真鍋が活躍。
    状況から、いろんな可能性を消して、推測していく様はとても冷静で頼りになる。
    布団巻きのシーンも、真鍋が体力と頭脳で小川さんを助けてあげたのだ。
    鷹知さんより活躍してましたよ。

    あやしい人物が二転三転。これぞミステリーの面白さ。
    謎解きはやはりちょっと不思議なテイストだけど、森博嗣だしこれでいい。

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    2022年05月23日
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

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    小説として面白いという評価はあまり無さそうだけど、久々に読んだXシリーズでは、この本が一番好きだなと思った。
    ジェンダーの話も森作品でズバリ触れられるのは、やや珍しい。あ、森作品では、ジェンダ、ですが。

    この本が好きだなと思えたのは、小川さんが周りの人たちを観察して、好意的に評して、自身のことも、明るい諦めの境地で言及している様子に好感がもてたから。
    武道をはじめたキッカケは萌絵なのかな?
    小川さんが亡くした、大切な人って誰なんだろう。私が既読分を全部忘れてるだけかもしれないけど、この先が楽しみだな。

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    2022年05月21日
  • 追懐のコヨーテ The cream of the notes 10

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    P.40
    P.42
    P.52
    P.54
    P.62
    P.70
    P.74
    P.78
    P.80
    P.96、98
    P.108、110
    P.116
    P.128、130、132
    P.146、148
    P.160
    P.164
    P.172
    P.180
    P.196、198、200
    P.202
    P.212、214

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    2022年05月19日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

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    wwシリーズは前シリーズに比べて、より抽象的になってます。
    なのではっきりした感想ではなく、なんとなく言わんとすることが分かるかなってぐらいの感想。

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    2022年05月06日
  • 孤独の価値

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    【Before】
    元々自分一人の時間は大好きである。孤独を悪いものとも思っていない。
    しかし本当にそうなのか?孤独が好きということは単なる自分の強がりではないか?
    【気付き】
    ・「寂しい」におけるマイナスイメージは、マスコミが作り上げた虚構である
    ・孤独=「寂しさ」とも言えるが、寂しい時間があればその分「楽しい」時間が待っている。寂しさと楽しさはブランコのようなもの。振れ幅は一緒である
    ・ただし、受信オンリーな人間が孤独に陥ると危険である。常に助けを自身の外に求めているから、その立場が危うくなった時のダメージが大きい。
    ・自身が「創作」したものと向き合うことでそこに逃げ道を見出すことができる。

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    2022年05月05日
  • 勉強の価値

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    勉強は大人がするもの。
    子供には楽しくないけど我慢しなさい。
    何かの役に立つことが、人間の価値。
    大人は食べていくための金を稼ぐことだけが制約。
    研究とは何がわかっていなくてどこに疑問点があるのかを考えること、謎を見つけること。
    親が勉強している姿が、子供への1番の教育。
    森家はTVを小学生の時は見せなかった。
    自分は自分。
    才能は多くの数を必要としない。
    学生からの質問で点数をつけた。理解度がわかる。
    発想することが人間で1番大切。
    自分の楽しみを見つけることが勉強。

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    2022年05月02日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    ネタバレ

    前作の衝撃を上回るものはなかった。
    というか、こちらも警戒して読んでるので、未来なのはすぐにわかった笑。
    途中からはSF未来小説になって、えー?というかんじもなくはない。
    まあいいか。
    島田さん、若返ってキャラ変もややあり。
    キメゼリフとか、ガンダムのセリフとか遊びすぎて、やや浮いてしまう。
    ラストももやもやするし、後味は悪いけど、まあこんなもんかな、という印象。

    次回いよいよ最終回。
    そのまえにwシリーズ、百年シリーズとかのSF系を読まないといけないかな。なんとなく苦手で手を出していなかった。そのまえにxシリーズが完結してるぽいので、そこからやろうかな。

    追記
    エミナ・プサイ・タンドグル

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    2022年05月01日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    どうして年齢が進まないのか、どうしてある人物を見てはいけないのか、というところが気になって読んでました。さすがは森博嗣で、理屈がありますね。このシリーズも楽しみです。

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    2022年04月20日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    Gシリーズ2作目。
    216ページからの萌絵ちゃんと犀川先生の会話よすぎてにやにやしちゃった。 他シリーズで見た名前も出てきてどんな感じになっていくのか楽しみです。

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    2022年04月20日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    森博嗣が「夢」について思うことを書いているエッセイ。
    こんなタイトルをしているが「自分には夢がある!」「夢を叶えるにはどうすればいいんだ!」と思って手を取るとおそらく期待外れになると思う。
    世間一般で語られる「夢」について著者が「それは本当に夢と言えるのだろうか」とか「夢の実現に家族を巻き込むのは感心しない」というような身も蓋もないことを指摘するのを見て苦笑いするのがおそらく本書の正しい読み方。
    いつもの文体なので著者のエッセイが好きならば気にいるはず。

    エッセンス
    「夢は個人的なもの、自己満足なもので構わない。誰かを巻き込んだ夢は巻き込まれる方からしたらいい迷惑」
    「ゆえにモチベーションも

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    2022年04月18日
  • 諦めの価値

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    他者に期待しない、比べない、自分が何をしたいのか、何をしたのか。いつも森さんが書いてることだった。なぜこのテーマで依頼したのか不思議。

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    2022年04月17日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    これって、赤目姫の潮解と繋がってる?めっちゃ面白いな。
    赤目姫を読んだのがだいぶ前だから、時間差でドキドキしてる。え〜!こうやって点と点がつながっていく感覚すごく楽しい。
    やっぱり百年シリーズも読み返そう。

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    2022年04月16日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    ネタバレ

    犀川先生の死に対する講義はためになりました。
    ここまでするのが、異常なのか正常なのか分からなくなりました。

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    2022年04月14日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    ネタバレ

    「そして、考えても死なないことに、価値があるのではないか。結果として、死ななかったことに、価値があるのではないか。」

    四季は今後どのように関わってくるのでしょうか。

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    2022年04月13日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    Gシリーズ1作目。S&M上がり直後なので萌絵ちゃんと犀川先生の会話に思いを馳せながらも、海月くんの登場でまた新しいおもしろさの予感がした。加部谷さんがいて嬉しくなっちゃった。

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    2022年04月12日
  • 諦めの価値

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    ネタバレ

    質問コーナー(?)の質問が、客観的に見るとそんなことで悩んでるの…、それならさっさと行動したらいいじゃん…、と思ってしまうことばかりなのだが、内容は違えど私自身の悩みも側から見ればそんな感じなんだろうなぁと思わざるを得ない、、、。

    そして、森さんの回答が質問者に寄り添いすぎず、真ん中に立っている人の考え方でスカッとする。

    森さんが全部正しいというわけではないが、ひとつの視点として持っておきたい考え方だなぁと思う。

    読み終わったらすぐに売ってしまおうと思っていたけど、気楽に何度も戻ってきたい本である。


    p8 ただ「やりたいなあ」と憧れているだけの段階では、「諦める」ことはできない。

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    2022年04月12日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    Vシリーズ2作目。
    主要な登場人物がある程度なにかしら賢さを持ち合わせているというのがデフォなので会話の中での変なもどかしさがないのと、キャラクターとしてみんな興味深いので読むのは楽しいけど内容についてはぼんやり理解という感じです。
    でも時間が経ったらもう1回保呂草さんの発言に注意しながら読み直したいかも…

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    2022年04月11日
  • もえない Incombustibles

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    僕の、常に“ぼんやり”してる感じとか周りの人物に対する妙に冷たい感じとかがこの話自体に静かな異様さをもたらしていた。同時に、僕をとりまく人物たち(主に姫野)の冷静さや拍子抜けするくらいの地に足ついた現実主義的思考がリアルさを引き出している気がした。終盤の恐怖がすごかった。 読み終わってから、姫野と僕の関係性がすごく好きだなと思えた。

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    2022年04月06日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

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    WWシリーズ第五弾。今作でもリアルとは?ヴァーチャルとは何か?が問われている。リアルで生きることと完璧なヴァーチャルで生きることの違いとは?解像度の問題がクリアされれば差はなくなるのではないか?疑問は尽きない。それでも人間という存在が自由を求めていくことに変わりはないのだろう。今回は少しだけとはいえ終盤わりとハラハラドキドキさせられた。

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    2022年04月05日