森博嗣のレビュー一覧

  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    森博嗣の長篇小説『銀河不動産の超越(英題:Transcendence of Ginga Estate Agency)』を読みました。
    ここのところ、国内の作品が続いています。

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    人気ミステリィ作家が放つ、どきどき×ラブコメ×青春小説!

    気力と体力不足の高橋が、やっと職を得たのは下町の「銀河不動産」。
    頑張らずに生きる――そんな省エネ青年を訪れる、奇妙な要望をもったお客たち。
    彼らに物件を紹介するうちに、彼自身が不思議な家の住人となっていた……? 
    「幸せを築こうとする努力」が奏でる、やさしくあたたかい森ミステリィ組曲。
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    2022年12月10日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    読み終わってからなかなか登録できてなかった。
    リアルでのミッションやその後の逃走劇がどうしてもワクワクするな〜!Wシリーズで巻き込まれた事件を色々思い出しちゃう。
    これはヴァーチャル?リアル?って疑い出すあたり、夢と現実の境目で微睡んでる感覚に似てる。起きてから、あれ夢だったっけ?ってなるやつ。
    次巻からはアリスも出てくるのかな?デボラが恋しい。

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    2022年12月10日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    ネタバレ

    G1
    不可解が多すぎる。
    Y字の死体、ふたりの女、呼び出された友達、扉を塞ぐ段ボール…
    相変わらず女が嫌いだけど、海月くんという、犀川先生に変わる探偵が出てきたので、良し。

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    2022年12月03日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    どんな意図があって高いところに……と、犯人よりもそこが気になっちゃいます。
    想像を一生懸命巡らせていたのに、拍子抜けするような理由で、まんまと踊らされました。

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    2022年11月29日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ネタバレ

    WWシリーズは進むにつめて世界の確信に触れるというより、外へ広がっているような、より世界が分からなくなる感覚です。
    確かにリアルがヴァーチャルに移行するなら、ヴァーチャルがリアルに移行もあり得るかも。
    技術が進歩しているのに法的なことが決まってないのは、容易に想像できますねー。

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    2022年11月27日
  • ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9

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    時事ネタを取り上げない森博嗣氏が、コロナについて紙面を割いてるちょい珍しい巻、か。終始一貫しているあたりは流石、かな。

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    2022年11月23日
  • 勉強の価値

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    ネタバレ

    「なんで勉強しなくてはいけないのか」という問いは中高生くらいまでは多くの学生が胸に宿す疑問だと思います。また大学生以降も「こんなの意味あんの?」「んなの将来使わないでしょー」という発言に形を変え、同質の疑問を引きずることもしばしばだと思います。

    そんな、子供に問われて困ってしまうような疑問について、私の人生の中では一番しっくりくる回答を本作で頂いたと感じました。

    ・・・
    その回答は本作のまえがきで早々に出てきました。ちょっと長いですが引用です。

    「さて、(子供が)明確な目的を持つためには、少なからず人生経験が必要だろう。世の中には何があるのか。自分の可能性はどの範囲なのか。そういったこと

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    2022年11月21日
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?

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    時間がかかってしまった〜。でも、てっきりWシリーズでハギリやウグイの話は終わったのだと思ってたから、その後が知れて嬉しい。
    ロイディ、これからどんどん出てくるのかなあ。王子のこととか。気になる〜

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    2022年11月14日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    誰が、誰…?なにが、なに…?たぶん核心に迫ったことなんてこれまで1回も無いんだけど、前回あたりから重要な何かに近づいてるような気をさせつつ実はそれこそ意図的に時間をゆっくり流すようにこの色々な散らばった線を作者自身がかき混ぜて核心からどんどん遠ざけてる感じがして、もどかし!!!こんなのどんどん読んじゃうに決まってる!!

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    2022年11月13日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    ネタバレ

    犯人が全然知らん人なのはガッカリした。けどそんなもんかなと。

    稲沢さんのトリックは個人的には今までの森さんの中でもアウトなんじゃないかなと思う

    稲沢真澄と会うのは、3年ぶりだ。保呂草が海外にいるとき、日本から観光旅行でやってきた稲沢と妙な経緯で同じホテルになった。そのあと、一週間ほどずっと彼と一緒だった。
    (引用:夢・出逢い・魔性 P58)

    この「彼」は稲沢さんじゃなくて保呂草さんなんだろうけど、いくら三人称といえど、この書き方はアウトな気がする。

    あとは、これを語ってるのは書いてる人ではなくて、語ってる人自体も稲沢さんの正体を知ってるわけでしょ?ならせめて「彼らは」ならグレーかセーフ

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    2022年11月11日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    森氏の文体は中毒性あるよね、独特の理系匂が好きです。ミステリの答えとしてはちょっと拍子抜けなんだけどこれはこれで良き。

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    2022年11月06日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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     加部谷と雨宮の掛け合い、いつもながら軽妙。もしかしたら普段の1.3倍くらい筆がノッてるかも、と云う感じ。






     以下、作中お気に入りフレーズ



     学会となれば、ああいう学者という宇宙人たちが日本中から集まってくるのである。考えただけでも恐ろしい。



     このようなどうでも良い質問が、社会では潤滑剤などと呼ばれるのである。それで、みんなあんなに滑って転んでいるのか、と思えるほどだ。



     支配されることは、心地良い。不安を消す唯一の手法ともいえる。

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    2022年11月16日
  • 諦めの価値

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    頑張れば望みは達成されるという世の風潮の逆張りになっているが、締めるところかは締めるけど固執はしないという発想は賛同できる。多分ギャンブルを嗜まれている方にとっては「見切り」に繋がるのかもしれない(作者はそんな事言っていないけど)。
    作者の意図とは違うかもしれないけど原始仏教的な考え方に一脈通じると思った。

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    2022年10月30日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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     世評に拠ると、森博嗣と言えば理系、そうでなければSF或いはミステリといったある種のタグ付けが為されているように感じる。
     けど、どうも……。森博嗣の作品群を見渡すともっと異質なものを描き出そうとしているように思えてならない。
     確かに一面として理系要素はあるし、形式としてのミステリやSFといった枠組みはあると思う。
     然し矢張りどうしてもそういったワードでは説明の付かない部分が絶対に存在する。具体的には、本作で言えば倉居と矢場の会話(躰と心の関係に就いて)、それと犀川と近藤・佐野の会話、それに赤柳と西之園の会話シーンも入れて良いかも知れない。
     本作の肝所はこれらの個所を措いて他に無い。全く

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    2022年10月27日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

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    ネタバレ

    第9弾
    土井超音波研究所の事件が解決して数日。
    開かずの地下から死体が見つかる。
    謎がこんがらがり過ぎて、最後までぐちゃぐちゃ。
    事件がこれなのに、微妙な人間関係もぐちゃぐちゃで、ややこしい。
    森博嗣さんは、女が嫌いになる女を描くのが上手。

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    2022年10月19日
  • 地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE

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    Vシリーズの中ではあまり文字では描かれていなかった練無くんの複雑な心情の部分が「気さくなお人形、19歳」からうかがえてよかったし、切なかった

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    2022年10月17日
  • 集中力はいらない

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    集中⇔分散型思考
    分散観察をすることにより、客観的思考が生まれる。

    集中力は、「なぜ?」「どうして?」が積み重なると自然に生まれる。

    最初の一歩を始める『習慣』を変えることから。

    勝間和代さんオススメ本

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    2022年10月17日
  • なにものにもこだわらない

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    こだわらないは省エネが目的で、だけど余ったエネルギーを何に使うの?きかれると思いつかない。こだわらないと全てがケースバイケースになって考える必要がでてきて面倒だけど、それが楽しいの要素にもなる。
    ふわふわと抽象的にふける本でした。

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    2022年10月15日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    ネタバレ

    p18
    「私、夢で見たんだけれど、発表を聴いている人が、みんな、国枝先生なの」

    p43
    「みんなで考えようって、よく言うよね。みんなで考えても、しかたがないのに。もっと、考えるべき人がきちんと考えた方が良いと思う」

    p85
    SNSもね……、まるで家畜


    緩やかな時間の経過が顕著なGシリーズ。
    先にXシリーズを読み終えてしまった身としては切なくて仕方がない。平常運転、まだ種蒔きのような事件。母に捨てられた息子、というのは海月にも投影しているのかな、と想像。
    若さと自由さがまだぎりぎり残っている感じというか、徐々にみんな大人になっていく、住む場所も離れて、みんな別々の方向へ向かっていく、とい

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    2022年10月14日
  • なにものにもこだわらない

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    「拘り」とは本来、拘泥とか悪い意味で使われていたのに、いつから「こだわりを持って」のようないい意味で使われたのか?という冒頭文と、「こだわらないことにもこだわらない」という作者の姿勢はおもしろい。
    けど、「お金になるから書いている」「書けと頼まれたから書いている」との作者のスタンスは、あまりよろしくないなあ。そこは文筆家としてちょっとこだわってほしいと思うけど。

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    2022年10月13日