森博嗣のレビュー一覧

  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    新しい人工知能が出てきたけど、人工知能でもそういうことあるんだな。それこそとても人間らしいなと思ってしまった。

    ツェリンが、ラジャンが本当はどういうつもりだったのか、当たり前のように真実は分からないまま。
    でも、一冊の中できちんとフックがあるのすごいな〜当たり前なんだろうけど、長くシリーズを追ってると思わずにはいられないな。
    一冊一冊でも絵を描きながら、全体で大きな絵を描いている感覚。全体図が見られるのはいつなんだろう。楽しみだな。

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    2022年07月04日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    面白かった! まさに読んだだけで、やる気に満ち溢れて前向きな気持ちになった気がしてるけど、気がしてるだけで何も変わらないんだろうな自分。苦

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    2022年06月18日
  • 本質を見通す100の講義

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    小説でしか読んだことのなかった森博嗣さんの
    エッセイ集的な1冊。知識が豊富な人の考え方を知ることができるのはとても面白い。

    ピックアップして流し読みをしたが、まえがきの、''本というのは、貴方の部屋に窓から差し込む光のようなもの''や、''何かに没頭し、一心不乱で打ち込んだ人だけが世間知らずになれる''という表現が好きだった。

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    2022年06月14日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ネタバレ

    前半が退屈だった~ドイツでロジと暮らす楽器職人のグアトにバーチャルで面会を求めてきたのはクラークという60歳前後の若い女性で,リアルの私のボディが行方不明だと訴える。数値解析者の女性は自宅からいなくなり,たびたび訪れていたウォーカロンのケン・ヨウという者も行方が分からない。ウォーカロン判別機で自分が人間でないとはんだんされ,違和感を持ったため,判別機の制作者に接触してきたのだった。行方を捜そうとハノーウァのクラークの部屋を訪ねると,珍しくも手書きのノートが見つかり,それが蓄光塗料であると判断し,ライトで照らすと,矢印が見つかって屋上の鳩小屋が見つかり,信号缶から座標を示す紙がみつかった。確かに

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    2022年06月13日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ヴァーチャルの依頼人からリアルの自分を探してほしいと依頼される主人公、グアト。
    う~ん、何でグアトとヴォッシュは答えに行き着いたんだ。何処か読み落としたんだろうか。科学者はあらゆる可能性を検証するんだなとは思うが、ちょっとモヤモヤとした気持ちが残った。

    総じて、AIやトランスファがおとなしめの印象。いつももっとグイグイ来るのに。
    (引用)
    セーフティ・ファーストという言葉があるが、このスローガンが掲げられるのは、例外なく危険な仕事場である。ロジが過去に携わってきた仕事は、いつも安全第一だったということだ。

    森さんの文章はつまりハードボイルドなんだと思う。アミラ、オーロラやデボラとの会話は特

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    2022年06月08日
  • 読書の価値

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    幾らでも文章が書ける人は、根が饒舌なのだろうか。森博嗣は著作が比較的多い割に、養老孟司と対談した別著で、識字ができないディスレクシアのように自分の事を言っていたので、一体どういう事なのだろうか気になっていた。答えは本著にあった。何のことはない、森博嗣は遠視だったのだ。

    読書論というだけで私は軽くテンションが上がるのだが、森博嗣に関しては、その価値観が異なる点でも面白い。私は比較的、多読派だが、森博嗣は量より質のタイプ。どんな本でも熟読すれば、得るものがあるという。アウトプットは相手へのインプットを意識して、しかし、自らのインプットは読書以外からの方が重要と言い切る。

    スマホ一つで知らない単

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    2022年05月28日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ネタバレ

    Xシリーズ完結編。
    椙田から少し明かされる事情、真鍋のその後と永田さん、他シリーズからのキャラクターが登場し、完結編にふさわしい。
    事件自体は派手さはないのだけど、小川さんの自己認識の進展やその後の物語が、今回の肝。
    残念ながらネタバレを見たあとに読んでしまったのだけど、初読だったら絶対気づかずに読んで、ラストにウワーとなっていたはず。
    小川さんと彼の話も短編集「レタスフライ」に登場してるらしいが、全然覚えてない。
    あのときは刀ノ津診療所の話で十分泡を食っていたから…笑。

    もう真鍋と小川さんの掛け合いが見られないかと思うとかなり寂しい。
    シリーズ唯一?の東京を舞台にした本シリーズは、アッサリ

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    2022年05月26日
  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE

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    冒頭の、サーファーの相沢さんのところで爆笑。
    どなたかも書いていたけど、このシリーズは、出てくる人が他の森シリーズと違って、普通の人ぽくていいと思う。

    今回は真鍋が活躍。
    状況から、いろんな可能性を消して、推測していく様はとても冷静で頼りになる。
    布団巻きのシーンも、真鍋が体力と頭脳で小川さんを助けてあげたのだ。
    鷹知さんより活躍してましたよ。

    あやしい人物が二転三転。これぞミステリーの面白さ。
    謎解きはやはりちょっと不思議なテイストだけど、森博嗣だしこれでいい。

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    2022年05月23日
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

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    小説として面白いという評価はあまり無さそうだけど、久々に読んだXシリーズでは、この本が一番好きだなと思った。
    ジェンダーの話も森作品でズバリ触れられるのは、やや珍しい。あ、森作品では、ジェンダ、ですが。

    この本が好きだなと思えたのは、小川さんが周りの人たちを観察して、好意的に評して、自身のことも、明るい諦めの境地で言及している様子に好感がもてたから。
    武道をはじめたキッカケは萌絵なのかな?
    小川さんが亡くした、大切な人って誰なんだろう。私が既読分を全部忘れてるだけかもしれないけど、この先が楽しみだな。

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    2022年05月21日
  • 追懐のコヨーテ The cream of the notes 10

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    P.40
    P.42
    P.52
    P.54
    P.62
    P.70
    P.74
    P.78
    P.80
    P.96、98
    P.108、110
    P.116
    P.128、130、132
    P.146、148
    P.160
    P.164
    P.172
    P.180
    P.196、198、200
    P.202
    P.212、214

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    2022年05月19日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

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    wwシリーズは前シリーズに比べて、より抽象的になってます。
    なのではっきりした感想ではなく、なんとなく言わんとすることが分かるかなってぐらいの感想。

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    2022年05月06日
  • 孤独の価値

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    【Before】
    元々自分一人の時間は大好きである。孤独を悪いものとも思っていない。
    しかし本当にそうなのか?孤独が好きということは単なる自分の強がりではないか?
    【気付き】
    ・「寂しい」におけるマイナスイメージは、マスコミが作り上げた虚構である
    ・孤独=「寂しさ」とも言えるが、寂しい時間があればその分「楽しい」時間が待っている。寂しさと楽しさはブランコのようなもの。振れ幅は一緒である
    ・ただし、受信オンリーな人間が孤独に陥ると危険である。常に助けを自身の外に求めているから、その立場が危うくなった時のダメージが大きい。
    ・自身が「創作」したものと向き合うことでそこに逃げ道を見出すことができる。

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    2022年05月05日
  • 勉強の価値

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    勉強は大人がするもの。
    子供には楽しくないけど我慢しなさい。
    何かの役に立つことが、人間の価値。
    大人は食べていくための金を稼ぐことだけが制約。
    研究とは何がわかっていなくてどこに疑問点があるのかを考えること、謎を見つけること。
    親が勉強している姿が、子供への1番の教育。
    森家はTVを小学生の時は見せなかった。
    自分は自分。
    才能は多くの数を必要としない。
    学生からの質問で点数をつけた。理解度がわかる。
    発想することが人間で1番大切。
    自分の楽しみを見つけることが勉強。

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    2022年05月02日
  • ψの悲劇 The Tragedy of ψ

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    ネタバレ

    前作の衝撃を上回るものはなかった。
    というか、こちらも警戒して読んでるので、未来なのはすぐにわかった笑。
    途中からはSF未来小説になって、えー?というかんじもなくはない。
    まあいいか。
    島田さん、若返ってキャラ変もややあり。
    キメゼリフとか、ガンダムのセリフとか遊びすぎて、やや浮いてしまう。
    ラストももやもやするし、後味は悪いけど、まあこんなもんかな、という印象。

    次回いよいよ最終回。
    そのまえにwシリーズ、百年シリーズとかのSF系を読まないといけないかな。なんとなく苦手で手を出していなかった。そのまえにxシリーズが完結してるぽいので、そこからやろうかな。

    追記
    エミナ・プサイ・タンドグル

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    2022年05月01日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    どうして年齢が進まないのか、どうしてある人物を見てはいけないのか、というところが気になって読んでました。さすがは森博嗣で、理屈がありますね。このシリーズも楽しみです。

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    2022年04月20日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    Gシリーズ2作目。
    216ページからの萌絵ちゃんと犀川先生の会話よすぎてにやにやしちゃった。 他シリーズで見た名前も出てきてどんな感じになっていくのか楽しみです。

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    2022年04月20日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    森博嗣が「夢」について思うことを書いているエッセイ。
    こんなタイトルをしているが「自分には夢がある!」「夢を叶えるにはどうすればいいんだ!」と思って手を取るとおそらく期待外れになると思う。
    世間一般で語られる「夢」について著者が「それは本当に夢と言えるのだろうか」とか「夢の実現に家族を巻き込むのは感心しない」というような身も蓋もないことを指摘するのを見て苦笑いするのがおそらく本書の正しい読み方。
    いつもの文体なので著者のエッセイが好きならば気にいるはず。

    エッセンス
    「夢は個人的なもの、自己満足なもので構わない。誰かを巻き込んだ夢は巻き込まれる方からしたらいい迷惑」
    「ゆえにモチベーションも

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    2022年04月18日
  • 諦めの価値

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    他者に期待しない、比べない、自分が何をしたいのか、何をしたのか。いつも森さんが書いてることだった。なぜこのテーマで依頼したのか不思議。

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    2022年04月17日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    これって、赤目姫の潮解と繋がってる?めっちゃ面白いな。
    赤目姫を読んだのがだいぶ前だから、時間差でドキドキしてる。え〜!こうやって点と点がつながっていく感覚すごく楽しい。
    やっぱり百年シリーズも読み返そう。

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    2022年04月16日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    ネタバレ

    犀川先生の死に対する講義はためになりました。
    ここまでするのが、異常なのか正常なのか分からなくなりました。

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    2022年04月14日