森博嗣のレビュー一覧
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購入済み
森博嗣の原作
難解で凝った表現が多いことで定評のある森博嗣の原作をどうにかこうにかコミカライズしているという印象を持った。セリフがずいぶん長回しになってしまっているところが目につくがまあやむを得ないだろうな。 絵柄は硬さが目につくが、それなりにきれいなので読みやすくはある。
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「諦めた」は諦めていない人ほど言うことがわかった一冊
期待しているから諦める事態になる。諦めずに頑固に進む(止まる?)のではなく諦めて方向転換する、別の方法から考えてみるというのが考えて生きることなんだと感じました。この本以上に「諦める」ことについて色んな方向から考える本はなかなかないと思います。主張されていることは不思議と納得できるので諦められないことがある方はぜひ読んでみてください。途中に人生相談があったり、編集者が書けって言ったから書いたという記述があったり受け身な感じながらも主張はしっかりされている不思議な本です。
以下、印象的な3つの考え方が書いてあるページを紹介
●頼りになる人の条件(P60)
●自分の人生これでいいのでしょうか?(P82)
●多くの夢や欲望は突き詰めると別の目的が潜んでいる(p264)
最後に、著者の自由なライフスタイルに驚きます。基本趣味をして1日過ごしているが著作は300冊以上もある。そして元理系大学教員という不思議な方です。 -
Posted by ブクログ
やる気があってもなくても、やれば同じ。やらなければ同じ。
リニアモーターカーは、回転式ではなく直線式のモーターを使っている。浮くこととは無関係。
最も期待値の大きいギャンブルは勉強。
「若い人たちの意見を聞きたい」は、「少しくらいは俺たちの苦労を思い知れ」と同義。
どうしてこちらが謝るのか、の答えは、自分のほうが賢いから。謝る=賢い人になる。
「最近の若者はやる気がない」は、正しくは「正直なのでやる気のある振りができない」
勉強が好きになるためには、嫌々勉強すること。
勉強は大事である。頭が良いことは小事である。
才能があってもトップに立てない人はいるが、勤勉なのにどん底の人はいない。 -
Posted by ブクログ
面白さについて考察したエッセイ。著者は人気作家で、近年はこの手のエッセイを色々書いているが、これもそのひとつ。先日読んだ夢の叶え方の内容と似ている。 面白さには、おかしいと興味深いという意味があり、近年の世間での使われ方も踏まえて、著者自身の考えを紹介する。 理系出身の著者らしく、他の著作同様にかなり理詰めで、鬱陶しく感じるかもしれないが、自分自身は大変共感できる内容だった。 自分も若い頃から著者と同じように面白さを感じていたが、なんとなくそう思っていたけれど理詰めで実践できたわけではない。 面白い人生の究極は自己満足だ。 他人がどうであれ、自分が満足できるように生きることが重要。 彼の一連のエッセイは、そういう考え方で貫かれているように感じた。
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誰しも子どもの頃から夢を持って生きている。 歳とともに諦めてしまうが。 今、どのような夢があるかと聞かれて、自分なりの夢を語るけれど、自分の夢ではなく他人に見せたい夢であったりする。 夢はあくまでプライベートのものであり、他人に誇示するようなものではない。 他人に知られると、実現できない夢になってしまうこともある。 また夢があっても、どのように実現するか、具体的な目標やプロセスが分かっていないケースもある。 著者は作家として成功したが、それは自分の夢の実現へのプロセスのひとつと考えている。 自身の経験を踏まえて、どのように夢を実現させていくのかを考察し、アドバイスする。 読んでみて、著者の考え方はトロイの遺跡を発掘したシュリーマンの考え方に似ていると思った。 シュリーマンは子供の頃に読んだトロイの物語に感動し、その遺跡を見つける夢を実現するために、語学を習得し貿易で成功して発掘費用を賄った。 貿易での成功は夢を実現するための手段でしかなかった。 作家として成功した著者も考え方は同じだろう。 ビジネスとして考えると、失ったものも多いと思うが著者は気にしていない。 正直、自分も夢はあっても、著者のようなプロセスを踏んで実現させるのは難しいと思う。 自分の夢には運が必要だからだ。(それは夢では無いと言われそうだが) でも著者の言うように、プロセスを楽しむことも夢のひとつと考えれば、やれそうな気がする。著者が言うように夢の本質は自己満足なのだ。
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整理整頓の効用について、否定的立場から考察した本。 一般論として、世の中には整理整頓すれば仕事の効率が上がり、新しい発想が生まれると言うが、著者はそういう意見には否定的だ。 整理が必要なのは、精神的な効果を求めるからであり、作業効率とはあまり関係ないらしい。 何のための整理なのかを自問することが大事。 整理することが目的になると、時間が無駄になりかねない。 この本の全編は、著者の経験をもとに、理科系の作家らしく論理的に考察されており、なるほどと思うことも多かった。 自分は整理が下手で、いつも机の中は雑然としていたが、何がどこにあるか大体分かっていたので仕事で困ることはほとんどなかった。著者が言うように、人間関係や気持ちの整理の方が重要かもしれない。 他の人を意識せず、自分が満足するやり方で良い。 整理は自己満足でいいというのが著者の考え方だ。