森博嗣のレビュー一覧

  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    意味ありげな一族や、キーとなりそうなアイテムなど本格らしい要素を散りばめても結局のところ書くのは、犯行へ及んだ犯人なりの理由。しかも想像で補完するところが多い。自分が望む自分であるための犯行。

    0
    2019年07月15日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

    Posted by ブクログ

    意味がわからない。恐らく次に繋がる話なのだろう。
    シリーズものにある途中の話だ。
    二人の関係性が気になるなぁ。海月くんどうすんだよ。

    0
    2019年07月14日
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η

    Posted by ブクログ

    このシリーズは難しい。明確な回答がないから考えなければならない。また、推理小説ではなく、萌絵の成長記録となってきたいる。紅子の登場はうれしいが、今後はどうなっていくのか不安だ。いや、楽しみだ。

    0
    2019年07月11日
  • ZOKU

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ZOKU(Zionist Organization of Karma Underground:犯罪未満の壮大な悪戯を目的とする非営利団体) VS TAI(Technological Abstinence Institute:科学技術禁欲研究所)。
    ZOKUの悪行を阻止すべく、立ち上がるはTAI。

    痛快無比の物語とあらすじにある。

    読んでいて、失笑…。
    森さん、これ、書いていて楽しいんだろうなぁとひしひしと感じてしまったのだけれど、どうなのだろう?
    真っ黒なジェット機が出て、真っ白な機関車が出て。
    犯罪というよりもちょっと迷惑で意地悪な悪戯を度々真剣に話し合いをし、実行し、成功してんだかして

    0
    2019年07月10日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

    Posted by ブクログ

    密室の研究所と聞いてアレを思い浮かべたが、そうではなかった。ただ、萌絵の心中では色々と変わるものがあったようである。保呂草も噛んできて中々面白くなってきた。


    完全に施錠されていたT研究所で、4人の銃殺死体が発見された。
    いずれも近距離から撃たれており、全員のポケットに「λ(ラムダ)に歯がない」と書かれたカードが入っていた。
    また4人とも、死後、強制的に歯を抜かれていた。謎だらけの事件に迫る過程で、西之園萌絵は欠け落ちていた過去の大切な記憶を取り戻す。

    0
    2019年07月07日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

    Posted by ブクログ

    騙された。本当に。警察側もたまには凄いことをするなぁ。

    爆弾を仕掛けられたバスは死に向かって疾走する。
    Gシリーズ、緊迫の第4作。

    山吹早月と加部谷恵美が乗り込んだ中部国際空港行きの高速バスが、ジャックされてしまった。犯人グループからは都市部とバスに爆弾をしかけたという声明が出される。乗客名簿にあった「ε(イプシロン)に誓って」という団体客名は、「φ(ファイ)は壊れたね」から続く事件と関係があるのか。西之園たちが見守る中、バスは疾走する。

    0
    2019年07月07日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

    Posted by ブクログ

    今回は活劇多め。冒頭からナクチュの研究施設が謎のウォーカロンの少女の襲撃を受ける。彼女はデボラという別の存在に操られていた。またフランスの修道院でナクチュと同じ様なタイプのコンピュータが発見され、調査の為にハギリ博士達が赴く。一連の間博士だけに聞こえる女性の声。声の正体は?フランスとナクチュ、類似しているのは何故なのか?前作で人間の定義の曖昧さが提示され、そちらへ突き詰めていくのかと思っていたらさらに別の存在が出てきてまた違う方向に転がり出した。ややこしくなってきたけど読み応えあり。読み終わってみると背表紙の薄さに驚く。

    0
    2019年07月02日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

    Posted by ブクログ

    何というか、流石というか、犀川先生は改めて凄い。
    少しの出番でもそれだけでもファンからしたら嬉しい。

    嵐の中、孤絶した館で超能力者が殺された。雷鳴、開かないドア、通じない電話、完全なる密室――。森に建つ洋館は“超能力者”神居静哉の別荘で《伽羅離館》と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τ(タウ)になるまで待って」。人気Gシリーズ第3作。

    0
    2019年06月30日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

    Posted by ブクログ

    相変わらずの犀川推理?
    海月くんがいい感じです。犀川先生の若い頃はこうだったのかと思わざるをえないです。
    何気にいい味を出しているのが国枝さん。
    面白い。


    死体に記された謎の文字「θ」が示すものは? 25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θ(シータ)という文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する!

    0
    2019年06月28日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

    Posted by ブクログ

    Gシリーズ1作目。またシリーズものに手を出してしまった。序盤はS&Mかとおもったが、違う主人公たちの活躍を楽しみにしたい。


    その死体は、Yの字に吊られていた。背中に作りものの翼をつけて。部屋は密室状態。さらに死体発見の一部始終が、ビデオで録画されていた。タイトルは「Φ(ファイ)は壊れたね」。これは挑戦なのか? N大のスーパ大学院生、西之園萌絵が、山吹ら学生たちと、事件解明に挑む。Gシリーズ、待望の文庫版スタート!

    0
    2019年06月24日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は飛行機の薀蓄多め。森博嗣さんの頭の中はわたしとは正反対の理系なんだなー。そして今回は練無さんと初恋の人⁇のお話。なんというか…飛行機の薀蓄話からドロドロ恋愛話の振り幅もさることながら、結局はドロドロしてない…サラッとしてんのか⁇ってとこが好き☆紫子さんは練無さんなのか保呂草さんなのかはっきりしなさい!揺れ動く若者にまんまと感情移入させられましたf^_^;でも唯一、林さんが嫌い。トリックは、言われてみればそれしかないかなって感じですが解けませんでした。

    0
    2019年06月20日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    設定が特殊過ぎて全くミステリーではないのだけど、面白かった。サエバ・ミチルとクジ・アキラの物語。Wシリーズを読み終えたので、ウォーカロン初登場のこちらを読み始める。2人の結末を何となく覚えてるので、そこにどうやって辿り着くかが切なくも楽しみ。

    0
    2019年06月12日
  • 正直に語る100の講義

    Posted by ブクログ

    うん、なるほど正直に語っている~少し意地悪なところが彼の特徴だからね・これもフィクション?なら凄い~そもそもこのシリーズは素直を語っているのではないか?

    0
    2019年06月10日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

    Posted by ブクログ

    この人、誰?的な人が主に登場するお話。
    何やら怪しげな事件が起きます。
    いつものように、解決はしません。
    過去の事件の一部の真相みたいなものが明らかになってる気がしてますが、本当かどうかは断定できません。

    0
    2019年06月08日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

    Posted by ブクログ

    再読。このツルツルと筆の滑った感じの文章、お年頃の女の子の頭の中とマッチしていてとても良いです。まさかのラスト急展開にはこちらもドキドキ。森博嗣氏の作品の中では異色ですが、キャラクタは紫子さんや恵ちゃんのノリかな?犬の銅像はどうなったのか、シャンプーはなんだったのか。続き、つるっと森さん書いてくれないでしょうかね。

    0
    2019年06月06日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    紫子、練無、紅子、そして付き添いで保呂草は東京へ。
    紫子が応募したテレビ番組に出場するためである。
    そして、そこでまたもや事件に出くわす…。

    *****

    読んでいて、ハラハラドキドキ!を味わえる…という作品ではなかったかな。
    でも、Vシリーズのキャラクタも皆魅力的なので、楽しんですいすい読み進めていくことができた。
    森博嗣作品を読む時には頭真っ白にして、固定概念を捨てた状態で読むべし!
    と、いい加減に分かっているはずなのに、またもやまんまと謎を解けずにいる私。
    保呂草さんの知り合いの探偵がひとり出てくるのですが、そのひとに関しても、私って、頭かちこち!と、宙を仰いだ。
    小説だからこそ、自分

    0
    2019年06月04日
  • まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    講談社文庫の短編集第一弾。
    S&Mシリーズのふたりもちゃんと出ていました♪

    ラストがひやっとしたのは「彼女の迷宮」。
    ほんわかしたのは「悩める刑事」。
    切なくなったのは「キシマ先生の静かな生活」。

    森博嗣さんの短編集(長編も当てはまらず、ではないのですが)は何か、すっごく肩透かしをくらってしまう。
    まぁ、私が考えなし、想像力が貧しい人間だからまんまと…ということもなきにしもあらずながら、いっつも「え?ええ??」とぐるぐるの中に入り込む。
    そこが面白い!と思ってしまっている。

    0
    2019年05月09日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者の説明と照らし合わせると、自分は客観的なものの見方は、まだできている方だと思いましたが、抽象的な発想に欠けている、頭が固いと感じました。

    読み進めて行っても、抽象的なものの見方というのが今一つ分からないでいましたが、庭仕事の例えで、すとんと理解できました。

    これまでできなかった抽象的発想が、簡単にできるようになるはずもありませんが、本書をヒントに地道にこつこつ、こつこつと土壌から作るイメージで日々過ごしていけたらと思いました。

    0
    2023年02月02日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

    Posted by ブクログ

    以前、東洋経済ONLINEに朝日新聞出版の編集者大坂温子さんの記事が出ていてこれがとても面白かった。その中に森博嗣の話題があって、そういえば積読したままの本があったな、と思い出して本書を最初から読み返した。当たり前の事が書かれているのですが、当たり前の事が必ずしも腹落ちしている訳ではない、という事を再確認出来ます。時間のある人は読んでみたら良いと思います。

    0
    2019年04月19日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

    Posted by ブクログ

    ウォーカロンシリーズ

    ウォーカロン・メーカーの重役たちが乗った飛行機が消息を絶った。
    そして同じ時に同メーカーの開発施設が何者かに占拠される

    いったい何が起きたのか。

    今回は珍しくハギリ博士に身の危険が少ない(笑)
    今回のスターはキガタかな

    チップを埋め込まれていないウォーカロンは
    もはや人間か?
    人工知能の「逃亡」
    すべての区別があいまいになりつつある。
    どこへ向かっているのか・・

    0
    2019年04月14日