森博嗣のレビュー一覧

  • 自分探しと楽しさについて

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    個人的な悩みのキィになるのは、一般論、客観論、そして抽象論である。何故なら、具体的なことは、本人がもう充分に考え尽くしているからだ。具体的に解決が難しいからこそ問題になるのである。他者からどんなに言葉を飾って励まされても、得られるものは事実上ない。

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    2020年10月31日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    WWシリーズ4作目!
    帯に書かれた「思考のその先へ。」というのがシリーズを表しすぎている

    もう、グアドとロジがたまにイチャつくのを微笑ましく見ているだけで十分さ

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    2020年10月31日
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?

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    WWシリーズ、第一弾。
    登場人物の二人は前シリーズの二人なんだろうと想像できる。
    人間とウォーカロン、人工知能、脳。前シリーズとまた同じ様な雰囲気で話が進むのだろうか。

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    2020年10月29日
  • 集中力はいらない

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    多くの人は反応しているだけ。考えてない。
    集中は機械的行動。
    分散、発散大事。分散が客観視・抽象視を得る。
    思考こそが人格。

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    2020年10月26日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    短編集4弾。最後の「いつ入れ替わった?」では身代金の受け渡しの謎について萌絵達が議論。犀川のプロポーズ的な場面も。S&M、Vシリーズの番外としては面白い。トロイの木馬は、PCウイルスの話だが、観念的な要素もあり難しい。赤いドレスのメアリィでは、横浜のメリーさんを思い出すエピソード。ゲームの国2弾では、回文のオンパレード。長文の回文がすごい。

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    2020年10月26日
  • まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

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    「虚空の黙禱者」と「彼女の迷宮」が個人的に好きです。
    今読んでるS&Mシリーズの登場人物も出てくるしサクサクっと読める!

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    2020年10月14日
  • 森メトリィの日々

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    怒りっぽい人というのは、とにかく自分に対する他者の行為を悪くとろうとする。皆が自分を陥れよう、蔑もうとしている、という錯覚に陥っていることが多い。だからすぐにカッとなってしまう。また、いつもピリピリしているから、周囲もなんとなく敬遠するし、困ったものだ、という態度で接するから、ますますバカにされたと憤る。本人としては、自分のアイデンティティーに関わる「正義」あるいは「防衛」であり、そもそも基本的に自分というものに自信がないから、こうなってしまう。だから、悲劇を避けるには、周囲がもっと温かく接することが肝要。実際そのような人の優しさに触れ、踏みとどまった人はたくさんいる。こういった問題は、教育で

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    2020年10月03日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    わからない…最後の加部谷の説明が事実なのか、違う(皆騙されてる)のか?私が気づけないだけでちゃんと読めばわかるように書かれているのか?

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    2020年10月01日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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     S&Mシリーズの西之園萌絵とVシリーズの保呂草潤平の共演。舞台はメビウスの帯をそのまま象った通称「捩れ屋敷」。
     理系ミステリで知られる森博嗣らしい舞台設定とファンの心を擽る夢の競演とでも言うべき演出が憎い。

     犀川と紅子が同時に登場するとなると、所謂ノックスの十戒とやらに抵触すると思うのだが、どうするのだろう。読む前にはそう言う疑問を抱いたが、直ぐに氷解した。しかし今度は逆に探偵役が不在でミステリとして成り立つのか、別の疑問が立ち起こった。

     この小説のテーマはなんと言っても「捩れ」であろう。舞台装置たるメビウスの帯様の「捩れ屋敷」は言うまでも無く、二つの別々のシリーズの登場人

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    2020年09月28日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    この作者の、他にはない、ゆっくりと崩壊していく感覚と、殺人を単なる事象にしか感じられない現実味のなさが好き。まさかの2段オチで楽しめた。
    登場人物はあまりすきにはなれなかったけど、感情移入して読む本ではないのと、純粋に展開を楽しめたのがよかった。
    タイトルで結論を表しているスタイルが理系だなと改めて読み終わってから思った。

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    2020年09月27日
  • 読書の価値

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    <目次>
    まえがき
    第1章  僕の読書生活
    第2章  自由な読書、本の選び方
    第3章  文字を読む生活
    第4章  インプットとアウトプット
    第5章  読書の未来

    <内容>
    作家であり、元大学教授の読書論。遠視で文字が読めなかった子供時代。雑誌フリークといい、創刊号は興味関心ではなく、買って読むという。小説は海外ミステリーと詩歌専門。それでいて漫画を描くという奇才ですね。私は著書の本を1冊も読んでいないが、視点のユニークさは面白かったし、物を覚えるのは、教えるのが一番という経験談は、「然り」であった。変わり者だが、その視点と指摘は、なかなか鋭い。

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    2020年09月24日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    S&M、V短編集3弾。叙述トリック。大御坊の結婚の話。国枝先生の夫、高校教師の薫田川の話。ぶるぶる人形では、練無と西之園睦子らしき人と大学で出会う場面がある。素敵な模型屋さんもなかなか面白い。

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    2020年09月22日
  • 読書の価値

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    工学部の助教授から作家へ転身し、その後自分自身の人生におけるアプトプットを完結させるため、そのいずれもを卒業し、工作や庭造りなどを謳歌しておられるという著者。

    自由な発想で生きておられる自由人的なイメージがあり、そういう人の読書論はどのようなものだろうかと興味があり読んでみた。

    これは、森氏の得意とする書き下しスタイルの本のイメージだ。「1時間に6000文字を打つ作家」ということは自他とも認識されているようで、本書もネタの仕込みやなんかを除いて、ただ文章を書いている期間としては1週間程度であったということがどこかに書かれていたと思う。

    これは著者のロング・エッセイだなというのが、読後の感

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    2020年09月19日
  • 悲観する力

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    相手から思った反応が返ってこず苛立つ場面が多い。それは楽観的思考が一つの原因となってるのだろうな、と考えた

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    2020年09月08日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

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    読みやすくて、ラストまでスラスラ辿り着いてしまった。結末が少し淡白かなと思ったけれど、Xシリーズの第一弾ということなので、続きを楽しんでみようと思う。

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    2020年09月07日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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    再読。癖の強い作品が多いけど、やはり刀之津診療所の怪は面白い。様々な人物の邂逅はシリーズを通してこそ光るというもの。

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    2020年09月01日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    エッセー風な短編集である点は長編ミステリーのS&Mシリーズと大きく異なりますが、いずれも大学の工学部を舞台としており理系出身の身として楽しめました。SFのイメージが強い森博嗣ですが、一風変わった(それでいて、実在してもおかしくなさそうな)登場人物たちの繰り広げるコメディも面白いです。解説が「文学部唯野教授」を書いた筒井康隆さんであり、編集者のユーモアも感じました。

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    2020年08月30日
  • 読書の価値

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    『こりゃ、もはやエッセイじゃねーか』

    読んでて思った。作家のありのままの読書がこの本の中に描かれている。

    ひとつの読み物として読むべき本。
    読書術の本を想定して買ったボクはいい意味で裏切られた。

    一気に最後まで読み切った。ゆっくり読めと怒られそうだが、楽しかったから著者の言う「価値ある読書」にはなったと思う。

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    2020年08月26日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    今回の話は、筋がいつも以上に難しかった。動機とかもよくわからない感じだった。
    でも、このシリーズは、あまり細かく筋を追うというよりも、抽象的なディスカッションを楽しむものなのかも、と思ったりもする。
    今回の話で言えば、リアルとヴァーチャルの関係性、その表裏なのかと思う。ヴァーチャルの館がリアルと対称なのは、その表裏を表しているのかも、と思ったりする。

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    2020年08月26日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    百年シリーズ3弾。が、時代も含め直接的なつながりが不明瞭なふわっとした感じの小説。時代医者篠芝、小説家鮭川、喋れない謎めいた美女赤目姫、マタイ、緑目王子、その父、シンディなど次々と意識が同調し追体験していく。人間とは的な話。人間は端末であり思考は信号、そんな解釈も。「貴方は誰ですか?」「そうね、私は、貴女以外の者です。でも、それも正確ではない。私は、貴女でもあるかもしれない。私は、この世界かもしれない」。。「人形劇は、まだ続いている」

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    2020年08月23日