森博嗣のレビュー一覧

  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリ短編集。ちょっとSFとホラーも入っているか。ほかの短編集で読んだ話(赤いドレスのメアリィと探偵の孤影)が2本入っていた。短編集に何度も同じ話入れるのやめてほしい…
    トロイの木馬は発想として面白かったけど、前半が小難しくてちょっと疲れた。不良探偵はなんというか切ない。主人公はひどいと言えばひどいが、一番ひどいのは善人のシンちゃんを利用した真由子。話好きのタクシードライバーは落ちが微妙。ゲームの国はとにかく回文がすごい。こんなのどうやって考えているんだろう。いつ入れ替わった?は犀川&萌絵シリーズ。一番まともなミステリ。

    0
    2018年05月02日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    萌絵ちゃんと犀川先生遠距離でうまくやってるっぽくて何より。
    てか萌絵ちゃんの犀川化が激しい。
    マジシャンだから何でもあり感のあるトリック。

    0
    2018年05月01日
  • 神様が殺してくれる

    Posted by ブクログ

    シリーズの登場人物達もないし、未来や架空の世界にぐいぐい引き込んでいく訳でもなく、淡々としている印象。森博嗣の独特な濃密さはあまり感じられなかった。とはいえ、無駄のない精緻な文章だと思う。

    終幕の急展開には息を飲んだが、正直、何が犯罪の原因だったのか、消化不足に終わった。
    「レナルド・アンペールが殺した」というリオンの供述に対し、そのレナルドなら犯人の可能性に思い至って良いんじゃないだろうか。その点、ちょっと不満が残った。犯人の犯行時の行動も特に主人公レナルドから記されてないので、その点も物足りない。
    まあ、ミステリーを書こうとした訳じゃないんだろうな。

    解説の萩尾望都からこの作品の倒錯的

    0
    2018年04月29日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさか萌絵ちゃんが取り押さえるとは・・・。
    どこまでも出てくるな(笑)。
    そろそろ犀川先生も出てくるかしら??
    事件としては・・・。
    女って怖いわねって。

    0
    2018年04月26日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

    Posted by ブクログ

    1つのテーマにつき見開き2ページで綴られているので、電車での移動中や病院での待ち時間などの細切れの時間で読むのにはピッタリの1冊。文庫で薄い一冊なので、カバンの中にも入れておきやすい。暇つぶしにはよい。ただそれだけの本で、森氏好きには良いが、それ以外の人には特に薦めるようなものではない。たまーに、なるほどなーという箇所がある。

    0
    2018年04月26日
  • 科学的とはどういう意味か

    Posted by ブクログ

    「すべてがFになる」以降学生時代にどハマりした森博嗣さん、こういう本も手掛けてなんだなあ。自身文系だけど、理数系への苦手意識は無いので、すんなり読めた。力作ではなく世間話感覚でさっと読むと良い感じ。

    0
    2018年04月25日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    っ?!
    椙田・・・だと?!
    コラぁまたやってくれたな、森先生め(笑)!!
    ちょっと無理ある展開かなぁと思うけど、森ワールドだしなぁ。
    二重人格とかだったのかなぁ??

    0
    2018年04月24日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・・・なるほど、田村ね。
    結局一連の事件と関連は無いのか??
    しかしわざわざλを持ってくるとは・・・?
    保呂草さん・・・一体何を考えているんだろう??
    謎ばかりが膨らむー。
    でも事件としては納得がいった。
    動機がしっかりしてると安心するのは、普通の人間だなーって感じがして嫌だけど・・・(苦笑)。

    0
    2018年04月22日
  • MORI Magazine

    Posted by ブクログ

    100の講義シリーズの後継?
    Q&Aの助手とのやりとり、いろんな側面の森博嗣同士の会話など。
    くすりとおもしろかったけれど、再読はしないとおもう。

    電子書籍
    蔵書

    0
    2018年10月14日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさかの警察側のトラップ・・・!!
    気付け無かったー。
    犀川先生がどんどん四季の専門家として認知されていく。。。

    0
    2018年04月19日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あぁ、もう、犀萌絵・・・。
    それはともかく睦子おばさまと赤柳さん・・・えぇっ?!
    何、誰っ?!
    Gシリーズは読めば読むほどわからない。。。
    いつかすべてが解かれるのか??

    0
    2018年04月17日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    みんなすっかり大人になって、それぞれの道を歩いているので、同窓会で事件のことをあれこれ話しているシーンに懐かしさを感じるようになった。
    萌絵は海月くんから答えを得るための質問の仕方が上手いなあ。そこが加部谷さんとの違いだな。
    犀川先生が煙草を止めたのが衝撃。萌絵妊娠してるのかな。

    0
    2018年04月14日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

    Posted by ブクログ

    端的に表すと、モーリーのエッセイの焼き直し。

    ほとんどは、過去のエッセイで語られた内容だけど、1つ11つのテーマに対して、じっくりと語るように紡がれた文章は、これまでにないほど、優しい。
    この本も、新しいユーザに向けて書かれたのでしょう。
    難しい表現があえて排除されていると感じました。

    お年を召されたなぁ、と思いながら読みました。

    0
    2018年04月09日
  • 四季 冬 Black Winter

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだか秋との落差があり過ぎて頭が付いて行かなかった。
    もっとゆっくりじっくり読むものだったな・・・。
    これかWに繋がっていくのかなぁ??
    それとも読んでいない他シリーズも挟んでくるのかなぁ??

    0
    2018年04月05日
  • 暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

    Posted by ブクログ

    『ゾラ・一撃・さようなら』も読んだけど、もはや覚えてない。一応、同シリーズだけど、覚えてなくても問題なく読めた。

    この話は、ミステリィというより森ミステリィという独特のジャンルって感じ。その中でも、理系感はあまりなく、ハードボイルド系を意識してる感じはある。私には何をもってしてハードボイルドというのかわからないけど、頸城みたいに女性に自然と優しく接したりする人を言うのかな、と思ってます。「頭空っぽで読める本を読みたい」と思って買ったので、目的に沿ったチョイスとなった。本格ミステリィ好きには薦めないけど、森さん好きで、難しくない話がいいなら、これは丁度良いかも。

    0
    2018年04月04日
  • つぶさにミルフィーユ The cream of the notes 6

    Posted by ブクログ

    覚えて忘れることは、なにも覚えないことよりもずっと価値がある。それは、生まれて死ぬという生命の価値と等価だろう。 揶揄されているのか賞賛されているのかはわからない データの有無だけを問題にするのは馬鹿げている。 魅力があるように装飾された都会の虚構 突然訪れる不幸もあるし、予想外の幸せもある。 マイナさを武器にして、作家になったけど、マイナさが際立つのは、それに見向きもしない大勢が存在するおかげである。 田舎ほど土着意識は高い 万物は流転するのだ 一言コミュニケーションを取ってくれたら防げたトラブルなのに そこまで、考えて、黙っているのであるから、知能犯といえる。 雀が号泣する程度には売れるよ

    0
    2018年04月22日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだかスケールのデカい話だった。
    遠心力の話。
    宇宙での話がただの事実隠しだったのは残念だったなぁ。
    結局練無って何者なんだろ・・・?
    ラスト1冊なのに謎のままなことが多すぎる。。。
    回収するんだろうか・・・。
    し無さそう(苦笑)。
    引っかかった一文。
    『正しい、というのは、そちらの方が強い、という意味に、限りなく近い。』

    0
    2018年03月23日
  • 暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

    Posted by ブクログ

    淡々と進んで、終わっていった。
    スッキリはしなかった。

    そういえば、森博嗣を読むのは20年ぶりぐらいだった。昔、読んで合わないなーと思ったのだった(京極にはまっていたこともり)。

    今回は借りた本だったのだけど、貸してくれた人がウィリアムはスティーブ・ジョブズのイメージと言っていたので、私もそれで脳内再生されてしまった!

    0
    2018年03月11日
  • MORI Magazine

    Posted by ブクログ

    森博嗣ファンのための雑誌。「森博嗣に少しでも不安がある方には絶対おすすめしません」と書いてある笑。読者のお悩み相談に対して「よろしいんじゃないでしょうか」とバッサリ答える森氏。身も蓋もない。なんでこの企画にしたんだー。こんなふざけた雑誌だけど、これは森氏にとっては遊びではなくお金稼ぎのための「仕事」なんだよな。ジャイロモノレールという、一本の線路を走る鉄道は、森氏が世界の第一人者らしい。趣味を極めているなぁ。

    0
    2018年02月24日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

    Posted by ブクログ

    スッキリしない。
    ミステリーで、心理面の動機と実行面のトリックを両方あばいてスッキリしたいのだが。この話は、本当かどうかわからないがトリックが破れたから自分的にはすっきりしました。ハイお終いってな感じで終わりになっていて、スッキリしない。

    0
    2018年02月07日