森博嗣のレビュー一覧

  • 素直に生きる100の講義

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    「上手くできない」という人の実態をよくみると、結局は何もできていないということが多い。即ち上手くできないではなく「できない」ということ。思ったとおりにできなくても果敢にチャレンジして何らかのものが完成すれば少しは嬉しいもの。完全な満足はなくても一定の達成感は味わえる。一つやり、再度もう少し工夫して前の反省を活かして努力すれば、さらにより良いものができるだろう。上手くできるための最大の秘訣は作り続けること。作り続けている人は決して「上手くできない」などとは言わない。このほか、「透明感って何」「映像美って何」。これ自分も凄く不思議に思っていた言葉。「空気を読むのは空気に流されるためではない」「感動を与えたいって何様のつもり」・・・・・。含蓄のある警句が100も並ぶ。森博嗣100シリーズ第三弾である。今回も新鮮な発想を沢山もらえた。

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    2015年01月03日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    ネタバレ

    きちんとミステリー…と言えるのかな。自信はないけど。

    森作品は理系ミステリーなんて言われてきたけれど、ファンはそんなジャンルではくくれないと、皆さん思っているのではないでしょうか。

    殺人事件が起き、そこに謎があり、謎解きをする探偵がいる…わけだから、ミステリーなのだとは思う。

    しかし、それが作品の主目的ではないこと、さすがに40冊以上読み込んできたからわかります。

    特にこのXシリーズは、ここに繋がるS&MシリーズやVシリーズ、四季シリーズなどとは別の次元にあるような気がする。

    シリーズと言いながらも、作者は積極的かつ一貫したメッセージをはっきりとは見せていない。なんとなく、小川と真鍋との日常的なからみが周囲の空気を揺らし、気づけば真相に近づいていっている。本当に、なんとなく読み終えてしまうし、何も残らない。事件のすべてを最後まで解き明かしてしまわない居心地の悪さ以外は。

    西之園萌絵リスペクトのスピンオフ…と言えなくもないのだが、まだ3冊目なので結論は早すぎる。森博嗣作品の仕掛けの壮大さは存分に学習したから。

    引っかからんぞ!と身構えつつ、ムカシ×ムカシへ。掌が小さくて指が短い私は、新書サイズは相変わらず苦手だが。

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    2014年10月14日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    ほぼ全編、ちゃんとしたミステリーでした。
    変な感想ですけれど、私が森作品に期待していることからは少しずれていたからこそのコメントです。

    シリーズに動きらしい動きも見えず、保呂…いや、椙田もストーリーにはほとんど関係しないので、まだまだ。

    森作品に登場する重要なキャストは、ほとんどが独特の死生観や価値観に殉じているので、小川のような主人公的な立ち位置の人が普通だと、ハラハラする。その予感通りの展開だったし。

    西之園萌絵の登場のタイミングも読めてしまったので、そろそろ私の拙い予想を超えるストーリーに進んでほしいと願いつつ、タカイ×タカイへ。

    そう、嵐の前の静けさ…というよりも、舞台装置が整うのを、メインキャストたちが楽屋で待っている…そんな感じがしたままなのである。

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    2014年10月05日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    久々の森作品。
    長編しか読んだことがなかったので新鮮だったけど、やっぱり長いほうがいいかな。
    でも、全体的にアンティーク感漂う落ち着いたかんじでした。

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    2014年10月04日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    相変わらず短編集は難解な作品が多い。
    この長さだから辛うじてついて行けるかな。
    救いは最後のS&Mシリーズ。萌絵と犀川の意外な一面や微妙な発展が垣間見えるので、毎回楽しみにしています。

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    2014年09月02日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    何だか不思議な感覚。ページ毎に解かるような解からないような、面白いような、つまらないような。ツボにはまるところも有るけど???な所も有る。

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    2014年08月21日
  • アイソパラメトリック

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    ネタバレ

    なんとなく手に取った作品ですが、こういう作品も出版されていたなんて知りませんでした。独特の感性で題付けされた写真に、たった1ページに収まる超ショートストーリーを添えられています。本当に多彩な方ですね。
    大好きな作家さんなの頭のなかを覗けるかなと思いきやけどわかるようで全然わからない不思議な世界でした。でも、たぶんそれがまたおもしろい。おきにいりもいくつかありましたが、きっと読むときの環境・状況・心理状態で響くものも変わる予感がします。
    ページを捲るごとに脈絡ない不思議な世界観が更新されるので、一気に読もうとすると眠くなってしまうかも。。
    寝る前に毎日1ページとか、通勤一駅だけ使って読むとか、そういう楽しみかたに向いている一冊かと。

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    2014年08月17日
  • 「思考」を育てる100の講義

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    著者の作品を読んだのは初めて。読みやすかった。理系の作家さんの鋭い考え方が好きだ。人に流されるでなく、自分で考えることの大切さや重要性を実感した。

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    2014年08月16日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    主人公を中心に広がって行く人間関係。それぞれが得意なこと?を生かしながら、一つの家を中心につながっていくのは、みていて心が和む。
    こんな地域の形があればいいな、と思わせてくれる1冊です。

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    2014年08月16日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    トリック自体は、あまり驚きのあるものではなくて、見取り図を見たときに、これおかしいな?と思ってしまったレベルでした。
    ただ、四季の情報集めが目的で来館している点、四季が登場する館を中継地点にしていた可能性がある、など四季の存在を色濃く感じる1冊です。シリーズの中の小休止というか、この先どこまで迫れるのか、予感を感じる1冊かと思います。

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    2014年08月16日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    S&MシリーズやVシリーズの短編は非常に満足度が高いものの、独立した作品はいずれも難解。
    森ファンとして、まだまだ修行が足りないのかな。

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    2014年08月14日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    なんとなく不思議な雰囲気の作品。
    身の回りで起きるぼんやりとした幸せを眺めて、実はそれは自分自身で引き寄せてることなのかもしれないんだなあ、なんて感じさせられる一冊。

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    2014年07月24日
  • 実験的経験 Experimental experience

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    小説でも新書でもなくて、モヤモヤするための書物としか思えない文章さえ散見される。
    でもカテゴリなんて意味はないと思うし、読むかどうかは読者の自由だから、きっとこの本の存在価値を見出す人はどこかにいるのだろう。
    自分の思考の中のしこりというか蟠りみたいなものに気づけたので良かったと思っている。
    久々に森博嗣に出会えたような気がする。
    道端で可愛い犬に出逢ったかのような気分だった。

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    2014年07月21日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    久々森さん。不思議な家に住むことになった若き不動産社員のお話。繋がりながらコロコロと転がるように事件が起きていきます。いやしかし、出来過ぎ!

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    2014年07月19日
  • 常識にとらわれない100の講義

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    ネタバレ

    100ある設問?
    に、
    1日1回ブログで感想を書いてました。

    似てるところもあれば、
    違う!
    と、
    思うところもありましたが、
    なかなか興味深く楽しく読むことができました!

    次も期待しております!

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    2014年06月22日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    不思議なほのぼのとしたストーリー。少し期待しすぎたが、読みやすい。
    こんな出会いや家が羨ましい。
    (2014/05/31)

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    2014年06月08日
  • 森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!

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    ネタバレ

    科学に関する問答集。「博士」と助手」が科学、工学、建築などの分野について、ごくごく簡単に解説していきます。

    前書きで著者も触れている通り、何か特定の分野に関する専門書というよりも「科学や工学の雰囲気を楽しむため」の本です。なので、この本から厳密かつ正確な知識を得ようとするならば、当てが外れます。

    文庫サイズで1ページ当たり500文字弱、各トピックは4ページで終了し、しかもその中にイラストも含まれているため、必然的に含まれている情報は限定されています。また、雑談めいた会話のやり取りも多いため、詳しく知りたいと思っても細かい説明はされておらず、あくまで表面的なところについて軽く触れているのみです。

    残念ながら、トピックによっては本来ならば理解を助けるはずのイラストがあまり分かりやすくないということもあり、著者の所期の目的を満たしているかどうかについてさえ疑問がある作りだとは思います。が、科学の入り口に立つための入門書として見るならば、それなりの役割を果たせるのではないかと思います。
    著者が目論むように、ここにあるトピックから関心のある分野を自分で調べていけるようであれば、この本の存在意義も上がるというものでしょう。

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    2014年05月30日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    森博嗣さんの短編集です。
    最初の「トロイの木馬」が私には難しくて、斜め読みしてしまいました。
    結局最後まで読んでも「???」って感じで、よく分からなかったです。

    「ゲームの国」はおもしろかったです。
    事件とかよりも回文がすごい!
    よく思いつくなーと思いながら読んでました。

    そしてやっぱり1番良かったのはS&Mシリーズの「いつ入れ替わった?」です。
    あいかわらず萌絵ちゃんはかわいくて犀川先生は素敵です。
    何より終わり方がやばいです!きゅん。

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    2014年05月06日
  • 臨機応答・変問自在 ―森助教授vs理系大学生―

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    1番印象にの残った回答

    「何かに悩んでいる人は、解決策を知らないのではなく、最良の解決策を面倒でしたくないだけだ。」

    質問は、知人が繰り返しの日々に自己の存在について悩んでいるという旨

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    2014年05月05日
  • つぶやきのクリーム The cream of the notes

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    ●「正直者が馬鹿を見るのは、その正直者が馬鹿だった場合だけだ」というつぶやきが印象に残った。正直であれば得難い信頼を築くことができるのだから、目に見えて得することはなくても、馬鹿を見ることはないのかもしれない。

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    2014年05月03日