森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集の4作目。
ずっとこのところ短編集を読んでいるけれど、結局何だったのかわからない話が多くて、ちょっともういいかなという気持ちだったところに、この4作目の流れ。
もう心憎いとしか言いようがない。
『トロイの木馬』は少し用語が難しくて、途中嫌になったりしたけれど、その他の作品は好み!!
話のテイストが偏ってないところが良かったのかも。
ということで、面白いじゃないか、森博嗣さんの短編集!という思いが、ここにきてめでたく復活。
もう、完全に手玉にとられている気がする。
次も、ワクワク感を維持しながら読めそう。
S&Mシリーズファンとしては、『いつ入れ替わった?』にはもう、萌えるしかない。 -
Posted by ブクログ
これもタイトルに惹かれて読んでみたわけなんですけれども、なかなか楽しめましたね…自分は森氏の初期の作品(すべてがF~)なんかよりもこういった、独立している作品のが好みかもわからんですねぇ…すべFは本当に…いや、自分が文系なのを差し引いても何が面白いのかわけ分かりませんでしたからねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、ミステリ的にはアレかもしれませんけれども、解説にもあった通り、青春小説として読むならそこそこ読ませるものである、と思うんですけれどもねぇ…あと、森氏の作品に漂う静謐な雰囲気とでも言うんでしょうか? 好みであります!
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Posted by ブクログ
森さんが助教授だった頃、学生を彼らからの質問で評価していたらしい、とても難しそうだし、大変そうだ。そのような配慮にどれぐらい手間がかかり、どれぐらい効果が得らたのか、そっちの方も気になる。
確かに「試験で学生を評価する」という当たり前の方法は「学んだことを憶えているか否か」ということは確認できても、学生たちが社会に出てから出会う「自ら課題を発見する能力」を問うことはできないかもしれない。森博嗣さんはあえて面倒な方法をとることによって、学生たちに「本当に求められる能力とは」という問いを投げかけたのかもしれない。
世の中の仕事も、生活して行くことも、人生とは、無数の選択肢から、自分がやり