森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
一時期、理研の研究発表が世間を騒がせた。静かに眺めれば、理研の一研究員が、ただ論文を投稿しただけ。通常、論文に間違いがあれば、あるいは、実験で再現できなければ、無視されるだけ。そういう論文は山のようにある。但し、そんな論文であっても、その後の研究のヒントになることもある。白黒はっきりしないものは出すな、というのはあまりの暴論。マスコミの圧力に屈して理研は、実験し再現できなかったという報告をしたが、これも、ただ再現できなかった、というだけ。再現実験にミスがあったかもしれず、公表された理論が完全に否定されたわけでは決してない。科学というのは失敗を乗り越え、試行錯誤を繰り返しながら少しずつ進んでいく
-
Posted by ブクログ
とある日本の別荘地での出来事。
そこのある屋には、ウイリアム・ベックという世界的大富豪が滞在している。
その彼の別荘で殺人事件が2件立て続けに起こる。
ライター、そして探偵である主人公、頸城がその真相に迫っていく。
独特の表記が少々読みづらかった。
殺害される「ロジャ」やハウスキーパ、サリィ、というように語尾に「ー」をつけないことに最後まで慣れなかったためだ。盛り上がりを抑えたような書き方が冗長な印象で、物語自体はきちんと進んでいるにもかかわらず、遅々としている気がしてならなかった。
加えてこの長さだ、途中で退屈し始めている私がいた。
犯人について、また、動機については解くことができなかった -
Posted by ブクログ
日々自分が考えていたことであったり、なるほどなと思うことが色々あった。もちろん理解に苦しむ部分もある。でもまぁ人それぞれだ。カタカナ表記だって個人の自由だ笑
欲しいものが9割お金に行き着くというのは少し貧相な考えな気もする。お金で買えないものが欲しい人はいくらでもいるだろう。健康、若さ、美しさ、人心、平和などなど。
なんでも印刷物を作りたがるけど、いらないっていうのは結構近いものを考えていたw今でいうとメルマガとかね。何でもかんでもメルマガ作ればいいと思ってんじゃないぞっていう。一つの会社にどれだけあるんだよっていう。そのコスト削って他のことに回した方がいいと思うんだけどね。読者数重視の中