森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
”タカイ×タカイ”森博嗣著 講談社文庫(2012/03発売)
(2008/01発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:長井好弘(読売新聞社編集委員)
・・・有名マジシャン・牧村亜佐美の邸宅で発見された他殺体。奇妙なことにそれは、高さ十五メートルのポールの上に「展示」されていた。依頼を受け調査に乗り出した探偵・鷹知、謎に惹かれた小川と真鍋、そして大学教員・西之園萌絵の推理が交差する。絶好調Xシリーズ第三弾!(公式サイトより)
・・・落ち着いて考えて観ると良くこのトリックで一冊書けたなぁ、というところ。
真鍋くんと小川さんの掛け合い、作品の雰囲気が好みにあっていで好印象の作品・シリーズではある。
・・・作中でも類似事件かも?と指摘されている”η(イータ)なのに夢のよう”と比べて見るの面白いかもしれません。
あと”幻惑の死と使途”のキャラクターが出てきたのですが、どんな人物だったか思い出せん・・・(笑) -
Posted by ブクログ
良いと感じられないものを、その対象のせいにするのではなく、自分の感性を顧みることが大事だが、その結果、自分の感性を修正しろという意味ではない。その逆である。自分にはそれが良いと感じられなかった確固とした理由があることを確かめて、自分の感性を防衛すべきである。この防衛をしないと、単に「鈍い奴」という処理をされてしまう。防衛をすることで、次第に個性が確立することになる。
(P.83)
日本人というのは、そういう民族らしい。誰かが悲しい目に遭うと、みんなで悲しまなくてはいけない。みんなで涙を流すことで、気持ちが一つになると感じるのだ。また、励ましの言葉をかけることがとても重要であって、こんな事態のとき、自分だけ楽しい思いをしていてはいけない。たとえしていても、だまっていなければならない、という思想がある。
僕は、そうは思っていない。自分にできることとして、寄付をして支援をすること、また、むやみに右往左往せず、落ち着いて分析をすること、今後どうすれば良いのかを考えること、などの方が大事だと思っている。
(P.87)