森博嗣のレビュー一覧

  • スカイ・クロラ

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    とりあえずすごいということは分かった。だけどメビウスの輪を辿ってきただけのような無力感がある。クサナギも、カンナミも、それにササクラさえなんか偽者くさい。それとも本当に誰もが偽者なのか。
    うーん…もう1回通して読まないことにはなんとも…。

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    2011年03月15日
  • フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life

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    森せんせいがこのシリーズを代表作と言っている意味がようやく分かりかけてきたかもしれない。きっと楽しんで書いたんだろうなあ、ということが飛行シーン一つとってみても如実に窺える。
    映画ではティーチャ=大人となっていたけれど、どうだろう、ラストの戦闘シーンは十分大人げないと思うけど。

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    2011年03月05日
  • 人間は考えるFになる

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    ネタバレ

    お二人とも大好きなので楽しく読みました。
    土屋先生のどこから本気なのか不明なボケと森先生の超然としたツッコミ、面白かったです。

    短編小説も楽しかったです。
    森先生の「そこに論点が~」は、これのどこが、ミステリ?と思わせて、最後にふっと来るトリックの切れ味がいいですね(ミステリなのかは最後までわからないけど)。

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    2010年08月06日
  • アイソパラメトリック

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    写真がとても面白いです。
    なんでもないはずの風景なのに見る視点だけでこんなに新鮮なのかと。

    ショートショートは切れ味がよいものから不思議な雰囲気を残すものまで多様。

    一番印象に残ったのは、写真「同窓会」とショートショート「大陸間弾道弾」の組み合わせ。

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    2010年08月06日
  • 悠悠おもちゃライフ

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    模型工作資金のために小説を書き始めた森博嗣の趣味的日常エッセイ。

    写真も文章もおもちゃ話がいっぱいです。
    いい大人だからこそ遊ぶ。めいっぱい趣味に興じる。
    世の中への提案、奥様への希望(?)なども織り込みつつ、遊んでるなあ、な一冊。
    おもしろいです。
    キョロちゃんズラリとか複葉機とか、写真がまたヨイです。

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    2010年07月30日
  • ZOKU

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    壮大なイタズラとそれを取り締まる組織との駆け引きをシュールに軽いタッチで描いた物語。犯人は最初からわかっているので、ミステリーとかではないと思います。
    いつもの森博嗣作品とは一味違う感じで、読みやすいように思えました。
    なので、いつもの感じを期待したい人には物足りなく感じると思います。

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    2010年07月25日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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     「Tool」をテーマに雑誌に寄せたエッセイをまとめたもの。スカイクロラで描いた世界観は本当に美しく、純粋で、本書はその元となったオリジンを感じる作品だ。理系なんだろうなあ。エンジニアリングにあこがれた少年期と、それを具現化するツールとしてのモノを通じた作品。万力からヤスリ、ロゼッタストーンに至るまで、ツールとコンテンツについて考察されている。「パソコンは作らないの?」と聞かれて、「パソコンで何を作るの?」聞いていただきたいという文章は、ツールを愛し、更にコンテンツに対して夢をはせる筆者の感性が伝わってくる。
     文明の進化によって、環境が破壊汚染されていくのではなく、テクノロジーが環境を守って

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    2010年07月18日
  • クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky

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    つまりはスカイクロラに出てくるクサナギな偽者ということだろうか。分からない。何かが欠けているような印象。けれどその欠落こそがキルドレの正体なのかもしれない。
    発行順に従ってないからスカイクロラはまだ今からだけど、ここからどう終わりに導くのか、それとも終わらせずに結末を描くのか。妄想がどんどん膨らんで、中々次を読む気を起こさせてくれない。そういう意味での発行順だったのかなと今更思う。苦笑

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    2011年03月05日
  • ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven

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    例えば自殺寸前の人に向かって説得することだって正義とは限らない、嬉しいから笑うとは限らない、右も左も何かの目安として誰かが決めた指標に過ぎない、ってことを森せんせいはいつも言いたがってるような気がする。
    水素のように軽く、美しく生きられたらとも思うけど、友人として水素に安全なところにいて欲しいと願う甲斐の言い分がごく自然なものに見える私は所詮地上の人間なんだよなあ。

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    2011年03月05日
  • ナ・バ・テア None But Air

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    初めて読んだときは飛行機の動きがとにかく「???」だったのだが、今回は辞書やネットで言葉の意味を引き引き一端目を通して、それから改めて読むという手法をとったせいか臨場感が出て、戦闘シーンは終始鳥肌がたちっぱなしだった。
    全体的に淡々と、粛々とストーリーは進む。しかし終わりには何かが大きく変化している。不思議な浮遊感が心地よかった。

    水素と笹倉のコンビが好きなんだけど……この二人は永遠に交わらない平行線だからこそ愛しく思えるような、でもロマンスがあったっていいような…。

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    2011年03月05日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    トリックは難しくないので、サクッと読める。
    ただ、個々のキャラクターは妙に印象に残る。
    特に私は紫子の関西弁がお気に入り。

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    2010年06月15日
  • ZOKUDAM

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    この人の作品は2作目ですが、ストーリー云々を考えても仕方ないようですね。
    独特の雰囲気というか、表現力を楽しむというタイプの作家のようですね。
    テンポ良く読めましたが、意味が分かりませんでした。
    前作を後から読んだのですが、これってシリーズですけど、続き物じゃないんですね。
    登場人物と下らない事に真剣に取り組むコンセプトだけが共通で、ストーリーは全然違うものだったんですね。
    前作から比べると、テンポがある分、面白かったと思います。

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    2010年10月11日
  • ZOKU

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    森氏の、S&Mシリーズ以外の長編を
    初めて読んだ。

    「長編」というか、元々が連載作品で、
    いくつかのストーリーが集まってるのだが...
    何と言うか、全編「おふざけ」(^ ^;

    一応の設定としては、
    「壮大なスケールでチンケなイタズラをする」
    悪の組織「ZOKU」と、それを阻止する
    「TAI」との戦い...がメインなのだろうが...

    登場人物が誰一人まともでないし、
    「ZOKU」の代表と「TAI」のヘッドは
    幼なじみで仲良しだったり...(^ ^;

    「悪の組織」とか言っても、やってることは
    「他人の畑のサツマイモを掘り出して
     勝手に芋版を彫ってまた埋め戻しておく」
    など、本当に

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    2010年05月21日
  • カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

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    『祖先から受け継がれたものは大切だけれど、それは精神であって、規則や物質ではない。』

    ついに来たか廃墟マニア、という感じのお話。全体を通して、森氏の作品にしては少し異質な感じがしていたが、何がそう感じさせるのかを測りかねていた。キャラクターも、話の運びも、展開も、トリックも、非常に森氏らしいのに。結局、エピローグでようやく気づいた。人は、人の意志を素晴らしいと思う。自分は、それを許容したダイバーシチを素晴らしいと思う。

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    2010年04月23日
  • ZOKU

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    ロミさんとノンノちゃんの掛け合いが最高に面白かったです。どこかいつもの森博嗣先生じゃない感じが新鮮。

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    2010年04月09日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    少し森博嗣作品を読むブランクがありすぎたのかもしれない。好きだったSMシリーズが終了して、しばらく遠ざかっていたのだが、ひさしぶりにSMが登場していると知り、手にとったのが本作品であった。
    なのでシリーズの背景も知らないまま読んで、ぶっとんでしまいました・・・。(笑)ミステリーも突き詰めるとこうなってしまうのかな?(笑)また、遠ざかってしまいソ・・・。

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    2020年07月05日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    ネタバレ

    2010/3/29 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2016/7/7〜7/8

    Gシリーズ。真賀田四季、保呂草、紅子などオールスターキャストでシリーズ中の一編と思えばまあ及第点だろうが、単体作品とすると、ちょっとなぁ、という感じ。最後はどういう風に落とすんだろうか。

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    2016年07月08日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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    森博嗣氏のエッセイ。

    同氏がライフワークとしている鉄道・飛行機模型の作製をメインテーマにしており、それを通して同氏の考え方が伺えます。

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    2010年03月28日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    森博嗣氏が書くシリーズ作品内の短編集をまとめたもの。

    まず、目次を見て「なるほどね」とニヤリ。
    S&M,V,Gのシリーズものは何度も読んでるから、改めて読むとある種の安心感がありますなぁ。

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    2010年03月28日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    長編のキャラが好きだったので、購入。
    しかし、長編の主人公達より脇役キャラがいい立ち回りをしていて、新鮮だった

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    2010年03月19日