森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第1回メフィスト賞受賞
S&Mシリーズ最後の『有限と微小のパン』を読んだ後に、同シリーズ1冊目の『すべてがFになる』を読んでみた。理由は1冊だけで作家の評価はきめられないと思い、代表作に挑戦してみたのだ。森博嗣は理系ミステリー作家の代表で、従来のミステリーからは得られない斬新さがあるのだそうだ。
この小説の解説で、瀬名秀明が「小説の中に謎は存在しない。読者のリアリティの中にこそ謎が存在する。そのことを自覚的に私たちに提示した・・決定的に新しい理由はここにある」と述べている。自分の中にある普遍であるべきものをリアリティを言うならば、その枠を広げた作家ということになる。解説を読む前と後では受ける -
Posted by ブクログ
本棚から再読。
孤島の研究所で起きた密室殺人。パソコンに残されていた「すべてがFになる」という謎のメッセージ。天才工学博士の死に居合わせた教授・犀川創平と大学生・西之園萌絵が事件を解き明かす。
スタイリッシュ。
元々原作の小説を読んでから漫画化されたこの作品を読んだので、漫画というよりイメージイラストが散りばめられている印象を受けた。良い意味で。
殺人の動機について考えを追いかけてみるけど何かもう果てしない。
あと、トリックは漫画だとわかりやすく説明されているけど、それだけにポカーン度が上がる気がする。専門的過ぎて理解できない。頭の良い人が考えることはわからん!
未知の才の前に為す術はない