新井素子のレビュー一覧

  • ひとめあなたに…

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    大好きな作品。
    むかーしに読んで、また読みたいなとずっと思っていて。久々の再読。
    こんなに口語体だったっけ?
    昔、読んだ時はこんなに違和感なく読んでいたんだなと感じる。
    読んでいて辛くなる場面も多いけど、結末に報われる。
    もし、現実になったら…と想像してみる。
    私はどうするんだろう?
    当たり前の事なんてない。日々の生活すべてに感謝だ。後悔しないように今、やりたい事をやらなくちゃ。と思わせてくれる。

    …けど、そう思ってもすぐに忘れちゃうんだけど…

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    2024年05月08日
  • 南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生

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    ン十年ぶりの新井作品。主人公の一人称「あたし」と、読点を多用する独特の表現法が不変なことに安心感を抱く。主人公の南海は頻繁に階段から落下するのは実は目に見えない空間の亀裂に引っかかるという超能力のせい。そんな彼女がある日知り合った、亀裂を「靄」として認識できる板橋とともに靄を消去する都内行脚に出るというお話なのだけど、靄の中では南海のもう一つの能力が働くというのがキモ。その能力を巡るやりとりを通じ、本作が単に超能力SFエンタメだけでなく、「命とは」という哲学的な問いにも繋がっていくことに感銘を受けました。

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    2024年03月20日
  • ひとめあなたに…

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    「滅びの前のシャングリラ」の対談で知ってから読みたいと思ってました。
    古い本だから本屋では見つからないかなーと思ってたら、重版かかったみたいでよかった。
    ストーリーは無理よりの無理だろ、みたいなとこあるけど、大事なのはそこではない。
    独特の文体が苦手でなければ、ぜひ読んでください。

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    2024年03月17日
  • 二分割幽霊綺譚

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    NHKか東京FMか忘れますが、ラジオドラマで聴いたのが先だと思います。
    ラジオドラマが面白かったです。
    本が出ていたので買って読みました。
    ラジオドラマの声を思い出しながら読みました。

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    2023年07月12日
  • グリーン・レクイエム 新装版

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    ネタバレ

    ネットで、彼女の自宅本棚やぬいぐるみの保管に関する記事を読み、チャーミングな人だなあ…と思い今更ながら、初期の有名作を選んで初めて新井作品を読んでみた。
    3つの作品が入っていたが、どれも素晴らしいし面白い。18から20歳くらいの間に書いたものというのがよくわかる、いちいち大きな「全世界」を引き合いに出す世界観、一人称。
    本人の後書き以外に編集の後書きがあったが、それによれば、新井素子のお友達もみな新井素子のような人なのだそうだ。素晴らしい。

    年代、だいたい同じくらい、少し私より上。
    これは今の若い子が読んだらどう思うのか。
    とはいえ、
    『なんだか死んだらとてつもなく淋しくなりそうで』死ぬのは

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    2023年05月25日
  • 今はもういないあたしへ…

    購入済み

    独特な

    独特な表現。だからはまるのかもしれません。想像=創造。新井素子さんは未来からきた異星人かも。と本気で思ってしまいます。

    #切ない #深い #シュール

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    2023年04月08日
  • 絶対猫から動かない 上

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    子供のころよく読んだ新井素子さん、久しぶり。
    そうそう、こんな感じやっぱり面白い。
    SFというか若干ホラーな感じだけど…新井素子さんの文体なんで、怖さも大丈夫。

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    2023年02月14日
  • グリーン・レクイエム 新装版

    音がないのに響き渡る感じ

    優しくて、物言わない筈の植物に人間と語れるだけの身体が備わり、そこからの物語り。

    昭和的な男性像であるものの、ヒロインを想うヒーローの言動には共感できる。

    #癒やされる #切ない #胸キュン

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    2022年10月30日
  • 今はもういないあたしへ…

    購入済み

    すごい想像力だ

    ネプチューン。
    場の設定が好き。
    この作者のこういう世界観、そこへ連れてってもらう心地良さと緊張感が好き。
    子供の頃からのファンです。

    最近話題のスピ界の人、この博士から名前を取ったのかな?


    もうひとつの作品は、
    実験的な小説でした。
    自我は何か?
    脳か、霊か、肉体か?

    その境目はどこにあるのか?
    入り混じってるとしたら、どんな具合なのか?

    精神の際をリアルに描写してて見事。

    #深い #シュール #感動する

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    2022年10月30日
  • 影絵の街にて

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    ネタバレ

    未収録作と初文庫化作を中心とした短篇集。
    「チグリスとユーフラテス」外伝が読みたくて購入。
    そろそろ、素子さんの長編SFが読みたい。
    そして、あとがき、解説が面白かった。

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    2022年07月22日
  • ゆっくり十まで

    購入済み

    楽しい

    続きを考えたくなるような終わり方のショートショート。
    意外性の連続でとても楽しめました。
    どの話も印象深いのですが、視点を変えて見える世界が天才的な描かれた方で、人間にとっての解釈と他の生物にとってのそれの違いなどは小気味良さすら感じました。

    #笑える #ドキドキハラハラ #シュール

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    2021年12月29日
  • ゆっくり十まで

    購入済み

    「書標」のおすすめ通りでした

    「かつて少女小説ではじめて新井素子さんの衝撃に出会った方にはより楽しい再体験ができる一冊」は嘘じゃなかった。あとがきのいつものセリフさえ愛おしい。コバルト文庫の頃のファンに、「吾妻ひでお」のキャラだった新井素子をご存じの方に、おすすめです。

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    2021年11月25日
  • 緑幻想 グリーン・レクイエム2

    購入済み

    やはり良かった

    30年くらい前の学生時代に読んだことのある本です。グリーンレクイエムの新装版が出て、続編の緑幻想も読みたくなり購入しました。
    なんだか唯一無二の不思議な物語で、世界観がすごく好きです。おそらくハッピーエンドなのだと思いますが、僕はなんとなく切ない気持ちになります。これでまたしばらくは、植物を観ると深く考えたくなりそうです。

    #深い #切ない #タメになる

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    2021年10月19日
  • 星へ行く船

    購入済み

    懐かしい

    今日(8月8日)、素子先生のお誕生日ということで、何か読みたいと思いました。
    この漫画はシリーズ化しなかったのですね。
    2巻以降、たしかにちょっとエグいですものね。
    しかも、内容が洒落にならないほどリアルですし。

    子供の頃、毎日毎日読んでいました。
    自分に人に見えないものが見えたから、ラビリンスとか、第13あかねマンションの人々に救われていたように思います。大人になり、サイキックな能力を活かして仕事もしました。原点は新井素子先生にあったように思います。感謝しかありません。

    この星へ行く船のシリーズは本当に素晴らしかったです。植物の意思はこの通り、存在しています。

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    2021年08月08日
  • 未来へ……上

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    ネタバレ

     すごく久しぶりの新井素子。上下巻あわせて。やっぱり読みやすくて面白い。
     いまの主人公が必死で怖いけれど、菜苗のキャラがゆるいので中和してくれている。それにしても、異常な状態になってしまっているのはわかるが、昔の主人公もいまの主人公も、菜苗を見てあげて……と言いたくなる。
     途中で、このお話、終わる気がありませんと作者が言ったらしいが、たしかに勢いがすごくて、圧倒された。

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    2020年11月06日
  • ひとめあなたに…

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    初めて読んだのは40年近く前ですが、何年経っても何度読んでも大好きな作品です。
    あまりにこの本が好きすぎて、練馬から本と同じルートで鎌倉に連れて行ってもらったことがあるくらいです。バイクではなく車ででしたけど。
    SFかと問われると返答に困りますが、ラブストーリーとしても人間ドラマとしてもおすすめできる本です。

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    2020年07月08日
  • 二分割幽霊綺譚

    購入済み

    タイトルが秀逸だから

    彼女の作品を読んでいた世代だし、動植物への価値観やSF的なことへの認識も、影響を受けました。
    だからか、この作品には新鮮より懐かしさと、若かった自分への羞恥心を感じました。意気込みだけで突っ走ったり、自分の女性性を受け入れられないまま、外見だけが女になり、周りの扱いが変わることに際限なく悩んだりなどなど…。
    また、昭和の男女のあり方と、それにしては早い時期に半陰陽の悩みへ寄り添った内容が併記されてて、なかなか面白かったです。

    #シュール #癒やされる #深い

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    2024年12月20日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

    購入済み

    短編集というよりは

    前書きがこの作品集の価値を大変高めている。
    ショートショート集としては面白い作品ばかり ということではないが、AIの発達した世界の悲喜劇 このようなことはきっと起こりそうだな と考えさせるところにこの本の値打ちがあると思う。
    SFと科学はお互いに刺激を受けあい手をたずさえて発展してきたのだから。

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    2019年11月23日
  • SF JACK

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    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。

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    2019年02月18日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    内容からしてこのタイトルは間違っている。「人工知能の見る夢」ではなく、「人工知能へ抱く夢」つまり主語は人間であってしかるべき。おっと。誤解を招いてはいけない。これはいい意味でのつっこみ。中味は本当に夢があって喜怒哀楽多彩、ワクワク感ハンパない。

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    2018年09月17日