新井素子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
再読です。27年ぶりの……。私が絶句。自分のことを棚にあげて(素子さんと同い年です)素子さんが50歳になるなんて信じられない。(因みに宮部みゆきさんも同い年。宮部さんと素子さんと(私が)同い年ってどうしても信じられない)いや、素子さんについえは20代の頃から「同世代の代表作家」と思ってましたから、いいんですけれど。で、内容ですが、見事に覚えてません(笑)。第13あかねマンションが登場することすら忘れてる。主人公が「新井素子」さんで、小説中で「登場人物全員会議」があって、作者の素子さんとキャラクターの素子さんが色々話しあうのはうっすらと思い出した。過剰な「自然主義」はじめ素子さんの全部が詰まって
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Posted by ブクログ
私の中で新井素子さんといえば、SF作家であったり、口語体を使ったガーリーな文体が特徴的であったりというイメージだったのが、こういう作品も書くんだなということを本書を読んで実感させられたけれども・・・そういえば最近、「くますけと一緒に」が本書と同じく2025年に新装版となり、しかもそちらは話題になっていることを考えれば、ジャンル的にはサイコホラーとなりそうな本書が、新装版によって復刻したのにも納得できるものがある・・・のかもしれない。
たとえ休日出勤が頻繁にある程に仕事で忙しく、その帰りがほぼ毎日遅くなろうとも、夫への変わらぬ愛を捧げ続ける主婦の物語は、彼女自身が書いている日記と、その中か -
Posted by ブクログ
あたしは悪いことなどいていないのに、いつも嫌われていた。同級生、そして両親にも。
そんなあたしを気にかけてくれるのはママの親友・裕子さんと、くますけだけ。
悪い人は死んでしまえばいい……願うと、同級生は事故に遭い、両親は死んだ。
裕子さんに引き取られたあたしは、くますけが邪悪なぬいぐるみではないかと思い始め……。
ぬいぐるみを心のよりどころにする少女のホラー小説。あるいはヒューマンドラマ。
ホラージャンルで売っているようですが、どちらかというとぬいぐるみを手放せず「普通になれない」少女の葛藤と、家族とは何かを描いた作品と言ったほうがいいかもしれません。ホラー要素は弱め。
ちょっと心温まるか