新井素子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
再読です。27年ぶりの……。私が絶句。自分のことを棚にあげて(素子さんと同い年です)素子さんが50歳になるなんて信じられない。(因みに宮部みゆきさんも同い年。宮部さんと素子さんと(私が)同い年ってどうしても信じられない)いや、素子さんについえは20代の頃から「同世代の代表作家」と思ってましたから、いいんですけれど。で、内容ですが、見事に覚えてません(笑)。第13あかねマンションが登場することすら忘れてる。主人公が「新井素子」さんで、小説中で「登場人物全員会議」があって、作者の素子さんとキャラクターの素子さんが色々話しあうのはうっすらと思い出した。過剰な「自然主義」はじめ素子さんの全部が詰まって
-
Posted by ブクログ
ネタバレ人工知能の見る夢は
AIショートショート集
人工知能学会誌に掲載されたショートショートSFをテーマ別に分けて掲載し、最後に研究者の解説が付くという形態のショートショート集です。
【テーマ一覧】
◎対話システム ◎自動運転 ◎環境知能 ◎ゲームA I◎神経科学 ◎人工知能と法律 ◎人工知能と哲学 ◎人工知能と創作
【執筆者一覧】
《作家》若木未生、忍澤勉、宮内悠介、森深紅、渡邊利道、森岡浩之、図子慧、矢崎存美、江坂遊、田中啓文、林譲治、山口優、井上雅彦、橋元淳一郎、堀晃、山之口洋、高井信、新井素子、高野史緒、三島浩司、神坂一、かんべむさし、森下一仁、樺山三英
《研究者》大澤博隆、稲葉通将、 -
Posted by ブクログ
賢いけれど不器用で、傷つくことを恐れてなんでも自分で考えて先回りして、鎧を着て虚勢を張ったりしている成美ちゃん、もう、ギューーーーっとしてあげたくなる。それが少しずつほどけていき、次第に心が開放されていく様子に安堵でいっぱいになった。父母を嫌いだったんでしょう、と裕子さんは言ったが、私はそれでも父母に愛してほしかったのではないかと思う。自分も育児を経験して、周りの環境、大人の声かけ、接し方ひとつで子どもは驚くほど柔軟に変わることを知っているので、育児に悩んでいる人にも読んでほしい1冊だ。子どもからくますけを奪うのではなく、自分のくますけを見せてあげよう!文体が独特で、新井素子さんが彗星の如く登
-
Posted by ブクログ
『滅びの前のシャングリラ』『終末のフール』から本作へと読み繋いできました。これらは、地球への隕石衝突によって、人類滅亡へのカウントダウンが始まる、荒廃した世界を生きる人々を題材にした三作品といえます。
こちらは、滅亡の日までの猶予の日数が1週間と、前掲の作品の中で一番短いということで、登場する人々は皆切羽詰まった状況にあり、尋常ではない心理状態に陥っています。主人公の"圭子”は、彼らと関わりを持ちながら、「生と死」「生きる喜び」について何かを掴んでいくというストーリー。
本作者の新井さんは自分と同世代の方で、彼女が二十代になったばかりの1981年に書いた小説とのこと。だからでしょ -
-
Posted by ブクログ
正直、他人事じゃありませんでした。
みつこは、私だったかもしれないし、心理描写にはすごく身に覚えがある。
だから怖いものみたさというか、恐ろしい気持ちになりながら、読み進めてしまいました。
わたしをみてほしい。
さみしい。
こういう気持ち、すごくわかります。
いっぽう、旦那さんが、仕事人間で、
妻に向き合う時間がない。
お互いに、自分を守ることに精一杯で
相手のことなんか、本当は考えられないんですよね。
さみしい、人間。
でも、意外とリアルでもあるんじゃないかな、と思います。
みんな、どこを向いているのか。
自分は、どこを向いているのか。
命を、大切な人の心を、きちんと、向いているの -
Posted by ブクログ
ネタバレ序盤はすごく面白かったなー。
人形ホラーってすごい苦手(怖い)で。苦手(怖い)だからこそ好きなんだけど、思っていたのと全然違った。
10歳の精神的な虐待を受けてきた成美が、母親の親友である裕子さんに引き取られ、だんだん心を許していくと共に、くますけとの関係性も変わっていくお話なんだけど、てっきりくますけと対峙したり、くますけに疑念を抱いていく話だと思っていたけど(疑念は抱いていたけど)、共通の敵が別にいるとは思ってなかった。
くますけ自体も意思がある→成美の妄想→実際に意思があった、って2転3転して、普段はそれが面白く感じるんだけど、えどっち???みたいな困惑で終わってしまい。しかも、ホラ