新井素子のレビュー一覧

  • ひとめあなたに…

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    No.898
    1. 目的
     ビブリオバトルで紹介されていた1冊。
    2. 得たこと
     「セカイ系」というSFジャンル。ディストピアを背景に、究極のシチュエーションで入り組む人間関係の描写に引き込まれました。
    3. アイデア
     新井素子さんの他の本を読んでみよう。

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    2016年08月03日
  • ……絶句(下)

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    上巻はバタバタした感じで単純にエンターテイメントッテ感じだけど、下巻では物語中で起こる動物革命を引き合いに人間とは何ぞやみたいなテーマが掘り下げられて行って、熱い。

    とても良かった。

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    2014年01月16日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    四半世紀ぶりぐらいに読む新井素子。
    時の経過とともに、作家も変貌をとげるのだなーと思いながら読み進めた。
    読後感は、やっぱり(四半世紀分ただしく進化した)新井素子だ^^

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    2013年12月21日
  • ……絶句(上)

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    学生時代以来の再読。これぞ新井素子だな~。「ひとめあなたに…」という別の作品の解説で、赤川次郎氏が[八方破れの完成度]と評価していたけど、言い得て妙!……今では大御所の新井素子さんですが、私はやっぱりこの年代の頃のもとちゃんの作品が好きです。

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    2013年08月19日
  • ぬいは今日も元気です わにわに物語2

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     「わにわに物語」の続編で、新井素子さん家のぬいぐるみさんたちが色々と活躍します。

     新井素子さん家のぬい(ぬいぐるみの略)は総勢400を超える大所帯。しろわに一族のわにわにが、前作に続き、新井家のぬいたちを紹介します。

     新井さん家には不思議なぬいが多いというか、ぬい好きを公言し、SF大会などの集まりではぬいを連れて歩いたり、ファンから手作りのとても特殊なぬいをもらったり、いやはやすごいです。ミトコンドリアとか、赤血球とか、はたまた本来は不定形の白血球だとか、想像の斜め上をいくぬいたちになんだか笑わされました。

     まるで人間関係の縮図みたいというか、わにわにの性格が、礼儀を重んじ、長幼

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    2013年08月02日
  • ……絶句(下)

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    上下巻で結構な分量のある小説ですが、相変わらず一気に読めてしまいます。80年代SFの雰囲気を色濃く持っている作品ではありますが、決して色あせてはいないと感じましたね。
    今だったらこの話もアニメ化できるんじゃなかろうか。CGを使えば、あの大量の猫たちも描ききれるはず。。。

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    2013年07月22日
  • ……絶句(上)

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    もう「・・・絶句」を読むのも何回目かわからない。かつての文庫版も持ってるけど、新装版ということでまた読みました。
    カバーイラストがcocoに変わりましたが、やっぱり吾妻 ひでおのイメージが強くて、読んでいる最中のビジュアルイメージは吾妻 ひでお版のイラストでした。
    書き下ろしの番外編は本文を読んでからということで、下巻まで読み終わってから読みました。不思議とこの短編のビジュアルは、吾妻 ひでおの絵ではなくて大人のイメージでした。

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    2013年07月22日
  • ……絶句(下)

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    地球が好き、あたしが好き、という強烈な矜持。あたしは確実に、この作者の影響を受けて育ってきたなぁと思わされます。
    軽い口調に流されそうになるけど、生物の存在意義とか運命とか、扱っているテーマは壮大で考えさせられます。

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    2013年03月22日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    これ、ジャンルの先入観なしに読んだ方が絶対面白い。

    久々の新井素子。素子さんの独特文体は好き嫌い別れるところだろうし、中学生の頃から馴染んでるあたしも、最初どうかなぁと思ったのだけど、読んでるうちに慣れて感覚を思い出しました(笑)

    ひとえに、これに慣れられるか、陽湖(澪湖の母)の愚痴ばかりの部分に引きずられすぎないか、で、好き嫌いが分かれそう。
    あたしは、陽湖の愚痴にも後半は共感できるところがあったので、全体評価も面白く感じたけれど。

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    澪湖の叔母・和が娘を亡くした翌日、自分の知っている和とは何か違うと気づく。澪湖の父親で和の兄の大介も、和が昔から何かおかしい部分があることを知っ

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    2013年03月06日
  • ……絶句(上)

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    現実と小説の世界とが曖昧になる。
    でも、こういうのって自分で話作ってた人なら誰でも考えるよね。ただ、その出来事の作り方が「新井素子さんらしさ」満載!

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    2012年11月02日
  • 二分割幽霊綺譚

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    ネタバレ

    何ともいえない世界観。
    主人公が幽霊になるだけでもびっくりなのに、それが2分割!
    なんじゃそりゃ?

    でも面白いです。
    悪役が悪役っぽくないのもいい。
    みんな愛おしいです。

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    2012年05月10日
  • ひとめあなたに…

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    一週間後に地球ごと、すべてがなくなってしまうなら、あなたはどうする?

    私は・・・・・

    自分の価値観を改めて問い質してみた。

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    新井素子の本はこの話が初めてだったのだけど、文がとてもきれいだな~と思った。
    当時にしてみたら、新井素子はかなりセンセーショナルだったみたいだけれど、今の私が見ると、現代のものよりもかなり言葉がきれい。
    他の本も読んでみたいと思った。

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    2011年09月14日
  • とり散らかしておりますが

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    古書購入(210)

     エッセイ。備忘録。順不同。
     猫のこと、ヌイグルミのこと、方向音痴のこと、結婚した時のこと・・・。
     などなどが、書かれている。
     無夜は、この人の旦那のこと好きです。
     だって、変だから。
     台所に出没する蟻の大群を殺していて、妻(作者)が「こいつら学習能力ないのか」と、ぼやくと「皆殺しにしているから、学習する機会がないのでは?」という。
     そしてこの、夫婦は、二・三匹残して惨殺して、蟻に言い聞かせる。もうくんな。
     でも、当然、蟻は来ます(笑)
     なんか好きだな。妙にほのぼのしてます。

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    2011年05月28日
  • ……絶句(上)

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    きゃあ「…絶句」だ、きゃあ「…絶句」だ、きゃあ「…絶句」だ。
    単行本のこれで新井素子さんにはまりました。今読んでも十二分に面白い。

    小説には“これこれこんな風に面白いから読んで”と勧めるものと、“なにも言わない、とにかく読め”というものがありますが、紛れも無く後者。まずは読んで見ましょう。

    あと、短篇は下巻の本編を読むまで読んじゃダメ、絶対!ネタバレですから。

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    2010年10月04日
  • ……絶句(下)

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    もしも映像化するならば、
    森村一郎をGackt、
    あもーるを黒木メイサ、
    秋野信拓を真矢
    でお願いしますw

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    2010年09月16日
  • ……絶句(上)

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    実は、ハードカバーで読んで、文庫を所持しております。
    星新一さんも絶賛したという、新井素子さんという作家、
    ハッキリ言って、もの凄い力量の持ち主です。

    「…絶句」は、彼女が脂の乗り切った時期に書かれたSF小説で、
    文体はライトノベルそのものですが
    (当時ラノベという概念やジャンルはなかったんですけどね…)
    内容は、決してライトではありません。

    10代から、オバサンと呼ばれるこの歳まで
    ずっと手元に置いてきた中に、この「…絶句」があります。
    内容は書きませんので、ぜひその目でお読みください!

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    2010年09月13日
  • 二分割幽霊綺譚

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    猫、最強。
    でなくて、今はかなりメジャーになった性別に関する先天的異常を、私はここで知った。
    今なら多分、この話は世間一般には受け入れられないかも。

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    2010年01月13日
  • わにわに物語

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    かなり昔に読んだ本です。
    もとこさんの家にはたくさんのぬいぐるみがいます。
    わにわにと名づけられわにのぬいぐるみ。たくさんの家族がおり一匹一匹名前がつけられています。
    わにわにがその家族や仲間たちを紹介する文章を書くことになりました。
    登場人物はもとこさんとだんなさんその他ほぼぬいぐるみの出演です。
    それぞれの性格などがあり非常に楽しく読めました。

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    2009年11月04日
  • 緑幻想 グリーン・レクイエム2

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    本当に、忘れた頃にでてきたグリーンレクイエムの続編。
    嬉しかったなぁ〜
    少し前作とトーンが違う気もしますが…時間のせいですかね?

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    2009年10月04日
  • 二分割幽霊綺譚

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    <もし、死んでいる自分を観察している自分を意識したら…??>
    このモチーフは初期作品にもありましたが、勿論長編の方が面白いですよね。

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    2009年10月04日