新井素子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「わにわに物語」の続編で、新井素子さん家のぬいぐるみさんたちが色々と活躍します。
新井素子さん家のぬい(ぬいぐるみの略)は総勢400を超える大所帯。しろわに一族のわにわにが、前作に続き、新井家のぬいたちを紹介します。
新井さん家には不思議なぬいが多いというか、ぬい好きを公言し、SF大会などの集まりではぬいを連れて歩いたり、ファンから手作りのとても特殊なぬいをもらったり、いやはやすごいです。ミトコンドリアとか、赤血球とか、はたまた本来は不定形の白血球だとか、想像の斜め上をいくぬいたちになんだか笑わされました。
まるで人間関係の縮図みたいというか、わにわにの性格が、礼儀を重んじ、長幼 -
Posted by ブクログ
これ、ジャンルの先入観なしに読んだ方が絶対面白い。
久々の新井素子。素子さんの独特文体は好き嫌い別れるところだろうし、中学生の頃から馴染んでるあたしも、最初どうかなぁと思ったのだけど、読んでるうちに慣れて感覚を思い出しました(笑)
ひとえに、これに慣れられるか、陽湖(澪湖の母)の愚痴ばかりの部分に引きずられすぎないか、で、好き嫌いが分かれそう。
あたしは、陽湖の愚痴にも後半は共感できるところがあったので、全体評価も面白く感じたけれど。
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澪湖の叔母・和が娘を亡くした翌日、自分の知っている和とは何か違うと気づく。澪湖の父親で和の兄の大介も、和が昔から何かおかしい部分があることを知っ -
Posted by ブクログ
物心ついた頃から、親となった今でも日々の生活の中で当たり前のようにぬいぐるみが存在している自分にとって、この物語は他人事とは、空想のものとは、思えなかった。
問題の根源はぬいぐるみではないか、そうだよな…と主人公の心中察したかと思いきや、最後の最後にちゃんとホラーみを感じさせる幕の閉じ方。
そしてこの物語自体、30年以上前に発売されたとあとがきで知って更に驚き。きっと当時今の自分が読んだらそれこそ他人事だったかもしれない。しかし令和の今、ぬいぐるみを含む何かしらのお気に入りのものと過ごす文化が根付いた今の自分、人々にとってこの物語は親近感すら湧くかもしれない。面白かった。