感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年01月16日
上巻はバタバタした感じで単純にエンターテイメントッテ感じだけど、下巻では物語中で起こる動物革命を引き合いに人間とは何ぞやみたいなテーマが掘り下げられて行って、熱い。
とても良かった。
Posted by ブクログ 2013年07月22日
上下巻で結構な分量のある小説ですが、相変わらず一気に読めてしまいます。80年代SFの雰囲気を色濃く持っている作品ではありますが、決して色あせてはいないと感じましたね。
今だったらこの話もアニメ化できるんじゃなかろうか。CGを使えば、あの大量の猫たちも描ききれるはず。。。
Posted by ブクログ 2013年03月22日
地球が好き、あたしが好き、という強烈な矜持。あたしは確実に、この作者の影響を受けて育ってきたなぁと思わされます。
軽い口調に流されそうになるけど、生物の存在意義とか運命とか、扱っているテーマは壮大で考えさせられます。
Posted by ブクログ 2018年11月25日
懐かしいよー。拓ちゃんがらみのエピは結構覚えてた。やっぱ印象強かったんだな。このメタ構造含めたハチャメチャ感、キャラの個性、勢い、思想の青さまで含めて、子供の私には魅力的だったのを思い出す。初期素子さん作品を客観的に読むのは無理だな……。
Posted by ブクログ 2011年02月21日
あの「絶句連」が帰ってきた!!
新井素子20代の名作が、改悪文庫サイズで(泣)
買うのを躊躇……のつもりが、なんと書下ろしが付いているではないか!!
泣く泣く、購入し、素ちゃんの愛(注:書き下ろしのことね)を堪能した私です。
Posted by ブクログ 2011年08月19日
最後まで読んでも結局思い出せなかった。完全忘却(笑)。でも、面白かったー。二十歳そこそこの“新進気鋭作家”が書いたと思えないほど骨格がしっかりしている。そりゃね、一人称で始まった小説が途中から三人称になったり、また戻ったり、三人称の筈なのに「俺」とか出てきたり、構成がとっちらかった感があるのは「若書...続きを読むき」故とは思いますが、この物語が一直線に「チグリスとユーフラテス」まで揺るがなく繋がってると実感しましたよ。地球の生命体は、矛盾やら理不尽やらに満ち満ちていて「上の階層」から見ればしょうがない星に見えると思うけれど、それを全部ひっくるめて「私は地球が好きなんだ!」と言い切ってしまう地球賛歌だ。
Posted by ブクログ 2024年03月16日
もう上巻と下巻がどこで区切られてるのかも忘れたけど、自分にとっては、この人の作品は他者が一切出てこないと感じる。子どもの頃にこういう閉じた作品に出会えてよかった。
Posted by ブクログ 2021年06月27日
この本が書かれたのはかなり前のようだけど、時代を感じさせない部分が結構あって、新井素子のすごさを感じました。
キャラクター達もみんな魅力的でよかった!
Posted by ブクログ 2012年09月20日
上巻では、ストーリーの流れが入り乱れていたけれど、下巻はそんなことなく読みやすかった。
中盤以降でひろげた風呂敷をたたむ頃合いでも、まだ風呂敷を広げようとする気合に圧倒される。最後まで話が収束しそうでせず、展開されていき、緊張感が保たれていて(ただ文体のせいで、緊迫感などはなかった)、あきることなく...続きを読む読みおえることができた。