あらすじ
素子さんの快適、会心エッセイがいっぱい! ーー猫とぬいぐるみ、どっちをとるか? こう聞かれたら、私、どうすればいいんだろうか……。おっと、これは、高校生の頃からSF作家として活躍してきた、新井素子の楽しい日常備忘録です。子供の頃からやたら好きだった本のこと、小説家を夢みてきたこと、結婚したこと、などなど。素子さんちを訪ねたような軽快エッセイ。
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Posted by ブクログ
古書購入(210)
エッセイ。備忘録。順不同。
猫のこと、ヌイグルミのこと、方向音痴のこと、結婚した時のこと・・・。
などなどが、書かれている。
無夜は、この人の旦那のこと好きです。
だって、変だから。
台所に出没する蟻の大群を殺していて、妻(作者)が「こいつら学習能力ないのか」と、ぼやくと「皆殺しにしているから、学習する機会がないのでは?」という。
そしてこの、夫婦は、二・三匹残して惨殺して、蟻に言い聞かせる。もうくんな。
でも、当然、蟻は来ます(笑)
なんか好きだな。妙にほのぼのしてます。
Posted by ブクログ
なかなか面白い。
SF作家の方のエッセイでした。
天然な方なのか?20年以上住んでる土地の地理が未だにわからず迷子になる。
とか、通っている大学を二ヶ月休んだら道がわからなくなる。
など。それはそれは仰天の実話です。
ドイツ語を勉強したらしいのですが、必死に訳したドイツ語というのが、
彼らが、彼の為にドアを開けた時、くさったレモンの匂いがむっとおしよせてきた。向かい合った大きな木の葉は動かず、ニワトリたちのは眠っていた。壁と木のあいだから見える平原は輝き、小さな貨物列車がオランダの方へ走って行った。と。
一体なんのことだったのか本人もわからないようでした。
ドイツ語がとてつもなく難しいのかなんなのか。
面白いです。この作家さん。