新井素子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。
日常SFから遠未来SFまで8編を収録。
「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。
「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。
具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです
美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。
個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた -
Posted by ブクログ
散歩がてら入った本屋さんの『おすすめミステリ、ホラーコーナー』で気になって購入。
サイコホラーと紹介されていましたが、私には「純粋な愛が行きすぎてしまった物語」のように映りました。
すべてが愛情からくるもののようにも見える一方で、人によってはそうは受け取れず、私自身も不安を覚えたり、主人公の異常さを強く意識させられる場面もありました。
ラストで主人公を含めた登場人物たちの行動には、疑問を感じたり驚かされたりもしました。
それでも読み進めるうちに、主人公だけがおかしいわけではないのだとも思わされます。
物語を追うなかで、登場人物それぞれの言い分や気持ちが理解できてくる感覚があり、立場や視点 -
匿名
購入済み新井素子さんのお宅の、わにのぬいぐるみのわにわにのしゃべることを新井素子さんが口述筆記で原稿にした本、らしいです。
新井素子さんは旦那さんともども大のぬいぐるみ好きで、この本を書かれている時点で400匹ものぬいぐるみを持っており、
それぞれに名前も個性もあるようです。
昔読んだような気もするんだけど、本棚になかったので、今回購入しました。 -
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Posted by ブクログ
ぞくっ。日常という仮面に、亀裂が走る。どこか、とっても基本的なところで、くいちがっている世界。
あと六日で地球が亡びる。非常に、非現実的な世界。
回避不可能な隕石衝突で地球終了となったら私ならどう過ごす…?ずっと本を読んでるかな、、
いや未知の領域。どうなるかわからないかな…
外は危険だから出て行きたくないか。もう人間じゃない、どうせ終わるんだからって理性吹っ飛んだ輩が横行してそうで…
久々の再読
チャイニーズスープのくだりが衝撃すぎてそこだけ憶えてた…
それは序の口にしか過ぎずで、、、
改めて読んでラストに感極まり泣いた。
終末ものは創作意欲掻き立てられるのか
あげたらキリがないくら -
購入済み
不思議な文体だなぁと思っていたら昭和の作品だった。これを19かそこらの時に書いてるのも好きすぎる!不思議な世界観でいつの間にかスッと受け入れて読んでる自分がいた。
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ネタバレ 購入済み
ん、、、んん?
潜在意識とのコラボ作品が半分とな。
もともとの文章力、構成力がしっかりしてる方だから、無意識にもプロがいらして…
そしてこういうショートショートが生まれたのでしょう。
なんて素敵な時間なのか…
AIのことを勉強しました。
それから読んだらこれが近未来に起こることなんだろうと思われて…
神が降りてるのでしょうか?
ぬいぐるみ型かどうかはきっと選べるのでしょうけれど。
また、絵里。
妊娠して育てるところまでの自身の変化、失うものに焦点が当てられた作品。愛を得るにはどれだけの心血を注がねばならないか、という観点から描かれている。
経済的損失まで考えたら詰む未来。
そして…
ほぼ同じ経 -
Posted by ブクログ
今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。
ただ、
ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。
後半の作品が特に楽しかった。
個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。
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↓以下、大まかなあらすじ。
●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
⇒日常ほんわか系。
まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
カラス(キング)との戦い。
●秋吉理香子『呪い』
⇒日常~イヤミスへ。
猫好きな大学生…ぼ