新井素子のレビュー一覧
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匿名
購入済み新井素子さんのお宅の、わにのぬいぐるみのわにわにのしゃべることを新井素子さんが口述筆記で原稿にした本、らしいです。
新井素子さんは旦那さんともども大のぬいぐるみ好きで、この本を書かれている時点で400匹ものぬいぐるみを持っており、
それぞれに名前も個性もあるようです。
昔読んだような気もするんだけど、本棚になかったので、今回購入しました。 -
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Posted by ブクログ
ぞくっ。日常という仮面に、亀裂が走る。どこか、とっても基本的なところで、くいちがっている世界。
あと六日で地球が亡びる。非常に、非現実的な世界。
回避不可能な隕石衝突で地球終了となったら私ならどう過ごす…?ずっと本を読んでるかな、、
いや未知の領域。どうなるかわからないかな…
外は危険だから出て行きたくないか。もう人間じゃない、どうせ終わるんだからって理性吹っ飛んだ輩が横行してそうで…
久々の再読
チャイニーズスープのくだりが衝撃すぎてそこだけ憶えてた…
それは序の口にしか過ぎずで、、、
改めて読んでラストに感極まり泣いた。
終末ものは創作意欲掻き立てられるのか
あげたらキリがないくら -
購入済み
不思議な文体だなぁと思っていたら昭和の作品だった。これを19かそこらの時に書いてるのも好きすぎる!不思議な世界観でいつの間にかスッと受け入れて読んでる自分がいた。
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ネタバレ 購入済み
ん、、、んん?
潜在意識とのコラボ作品が半分とな。
もともとの文章力、構成力がしっかりしてる方だから、無意識にもプロがいらして…
そしてこういうショートショートが生まれたのでしょう。
なんて素敵な時間なのか…
AIのことを勉強しました。
それから読んだらこれが近未来に起こることなんだろうと思われて…
神が降りてるのでしょうか?
ぬいぐるみ型かどうかはきっと選べるのでしょうけれど。
また、絵里。
妊娠して育てるところまでの自身の変化、失うものに焦点が当てられた作品。愛を得るにはどれだけの心血を注がねばならないか、という観点から描かれている。
経済的損失まで考えたら詰む未来。
そして…
ほぼ同じ経 -
Posted by ブクログ
今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。
ただ、
ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。
後半の作品が特に楽しかった。
個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。
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↓以下、大まかなあらすじ。
●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
⇒日常ほんわか系。
まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
カラス(キング)との戦い。
●秋吉理香子『呪い』
⇒日常~イヤミスへ。
猫好きな大学生…ぼ -
Posted by ブクログ
納得のいく終わり。そして、心底嫌なキャラクターはいないところもいい。いーさんも結局なんだか可愛く思えてしまうし。
ただ、上巻もだけど、この文庫版の表紙カバー絵は嫌い。元の本の絵のイメージが強いのもあるけど、このイラスト描いた人この小説読んでないよね?と思わざるを得ない。とにかく登場人物の外見描写と絵が違いすぎる。分かりやすいところでは黒髪美女っていってるのに茶髪とかね。逆に読んでてこれを描いたならさらに最低だけども。
1980年代と2010年では読者が興味を引く絵柄は変わるのかもしれないが、これはやってはいけない。
でも話そのものは面白いので、未読の若い人には読んで欲しいですね。
巻末の番 -
Posted by ブクログ
ネタバレ不思議に、ぎゅっと、摑まれる。
「センチメンタル・ジャーニイ」、〈チグリスとユーフラテス〉外伝などの未収録作と初文庫化作を中心とした短篇集。
(竹書房公式サイトより)
短編集をさらに集めたような一冊、このページ数で様々な新井素子ワールドが詰まっていて読み応えがあった。
恒例のあとがき収録もあり、巻末の編者による作品解説、補足が豊富な収録内容をさらに充実させている。お得感たっぷり。
目当てだったチグリスとユーフラテス外伝について
「馬場さゆり チグリスとユーフラテス外伝」
レイディ・アカリとキャプテン・リュウイチの親しい友人、明…の嫁視点の物語。
医者になるまでその仕事の「生々し