この橋をわたって(新潮文庫)

この橋をわたって(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

妾は、猫で御座います。名前は、「ファー」って呼んでいただければ――。猫には、秘密の使命が隠されていたことが明らかにされる新井素子版『吾輩は猫である』。素直になれない猫と、不器用なカラスの友情を描く「黒猫ナイトの冒険」。十四歳少女が土地神からの風変わりな試練に立ち向かう「なごみちゃんの大晦日」など、日常から伸びる「橋」をわたった先に待つ、心あたたまる8つの不思議。

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この橋をわたって(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    目次
    ・橋を、架ける
    ・黒猫ナイトの冒険
    ・妾(わたくし)は、猫で御座います
    ・倍倍ケーキ
    ・秘密基地
    ・お片づけロボット
    ・碁盤事件
    ・なごみちゃんの大晦日

    この本が出る2年前、読者主催の「新井素子作家生活四十周年記念パーティ」が行われたという、その、お返しの本なのかな、と思いました。
    書下ろし

    0
    2023年10月22日

    購入済み

    優しいSF短編集

    コマツシンヤ氏の装画に惹かれて購入。作家の方は一応名前は知ってますがたぶん初めて読みました。なんかSFにファンタジー感溢れユニークさも良き。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

     パワーショベルなどの重機がない頃の橋を作る様子や、夏目漱石の「吾輩は猫である」を作者風にとらえた作品などがあり、楽しく読めた。

    0
    2022年10月20日

    Posted by ブクログ

    ほんとに久しぶりの新井素子。

    そして新井素子らしい小説だった!
    意外にSFではなく日常の事柄だったが
    さくさく読めた。

    0
    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    橋を、架ける/黒猫ナイトの冒険/
    妾(わたくし)は、猫で御座います/
    ショートショート
    倍倍ケーキ 秘密基地 お片づけロボット
    碁盤事件/なごみちゃんの大晦日

    ちょっと不思議 ちょっと夢みたい ちょっと嬉しい
    ちょっとホッとして おやすみなさい

    0
    2022年02月12日

    購入済み

    お片付けロボ、洒落にならない

    指示したことは出来るけど応用が一切効かないAI。
    学習機能があるから同じミスはしないけど、ニュアンスを理解することがないから問題は指示の仕方の細かな設定をしきれない方にあるという話。

    これ、今の職場の部下に当てはまりすぎて、彼がロボットなのではないかと思えました。



    あとのお話は

    #ほのぼの #シュール

    0
    2022年01月06日

    Posted by ブクログ

    新井さんの色が薄めで、どこか遠い太鼓のような試験的な感じを受けていたら、後書きに書いてありました。
    軽めで気軽に読めるけど時々コバルト初期の色が恋しくなります。

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    友達から回ってくる本は、自分で選んだものでないので、ちょっとした驚きがある。
    この本を見た時、わ、新井素子さんだ、なつかしーと思った。
    中学生くらいの時、流行ってたなぁ。
    私は3作品くらいしか読んだことないけど、この本を読み始めてすぐ、新井さんっぽいと。
    短編集なので、読みやすいけど、人によっては読

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    猫・ぬいぐるみ・女の子・男の子
    そんな主人公達のヘンテコな短編集

    久々の新井素子さん

    「黒猫ナイトの冒険」「倍倍ケーキ」「お片付けロボット」がお気に入りです

    「黒猫〜」は烏のキングが好き

    「お片付け〜」はロボットの設定の難しさに笑いました

    0
    2022年04月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集。ほんわか不思議ストーリー。テンポが良くて読みやすかった。猫とカラスは天敵だけど、それだけではなさそうな関係を感じさせた「黒猫ナイトの冒険」、なかなかユニークな感性のご主人を見守る飼い猫の語り口が面白い「妾(わたくし)は、猫で御座います」など、猫率高し。個人的には人格を宿した家具たちの会話がツ

    0
    2022年01月13日

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