新井素子のレビュー一覧

  • SF JACK

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     SF界隈での著名人・新人引っくるめてのアンソロジー集です。SFにはあまり馴染みがなく、フィリップ・K・ディックは好きですがそれもアニメ『PSYCHO-PASS』の影響で最初からというわけではなかったので、慣れる、と言うか、映画は好きなんですが小説はなかなか食指が伸びず、アンソロジーならまだ読めるかな?と言う気持ちで購入しました。
     冲方丁さんは、『マルドゥック・スクランブル』を読んでいましたし、新井素子さんは名前くらいは聞いたことがあるなあ、『グリーン・レクイエム』は読んだっけな、夢枕獏さんは『陰陽師』だなあ、とか。
     個人的に好きなのは宮部みゆきさんの作品。ロボットとの哀愁漂う感じが好き。

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    2017年05月14日
  • イン・ザ・ヘブン

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    SF短編集。久しぶりの文体が懐かしい。口調とは裏腹に死と生にまつわる話が多くて考えさせられたし、短い文章で世界に飛べるのはさすがだなぁと思うけれど、やっぱり新井素子さんの本はどっぷり世界に浸れる長編が好きだなぁ。

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    2017年02月06日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    久しぶりの新井作品。
    読むまで普通のラブコメかと思った。
    ライトな感じのタイトルにいい意味でだまされた。

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    2017年01月09日
  • イン・ザ・ヘブン

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    最近よく行く某大型書店にて、新刊として平積みされていたのが、目に留まり。
    学生の頃に何冊か読んだなぁ、と懐かしくなり、そのまま購入。
    読んでみてね、「ああ、そうそう、この文体! こういう感じだった!」と(笑)。
    何ともシュールな世界ですけど、嫌いじゃないです、こういう話。

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    2016年08月08日
  • SF JACK

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    SFアンソロジー。
    新しい作品ばかり。こういうの読みたかった!
    苦手なのもあったけど、全体的には十分に満足。

    吉川良太郎「黒猫ラ・モールの歴史観と意見」:中世ヨーロッパ的な雰囲気とSFの組み合わせが斬新。
    上田早夕里「楽園(パラディスス)」:意識の移植?人格のお話?ちょっと切ない。
    小林泰三「草食の楽園」:別の惑星での文明の発達のお話。読みやすい。好き。
    新井素子「あの懐かしい蝉の声は」:第六感。哀愁漂う感じ。
    宮部みゆき「さよならの儀式」:ロボットとの別れ。切ない。
    夢枕獏「陰態の家」:オカルト。これはSF?ファンタジー?

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    2016年08月07日
  • SF JACK

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    いろんなジャンルのSFがある。
    楽しくてワクワクってよりも、ちょっと手を伸ばすのに躊躇してしまう怖さを含んでいるかのような。

    山田正紀著
    「別の世界は可能かもしれない」
    以降はそんな感じに思えた。

    宮部みゆき著
    「さよならの儀式」
    はホロってくる感動作

    夢枕獏著
    「陰態の家」
    有名で知ってはいたけど初読。読みやすいし、傀儡(くぐつ)屋の妖的な話に引き込まれる。

    新たな作家さんの発掘にもなったかな。

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    2016年05月11日
  • SF JACK

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    人は宇宙をも想像できるんだな。

    元々ファンタジーが好きなので、時々こうやって別世界に旅立つことは、楽しい。
    どれも短編なのに、すごい力を持っている。

    冲方丁「神星伝」は、長編で読みたい。
    壮大かつ緻密な設定が、この分量では到底足りないと感じた。樹体と和風テイストな世界観の絡み方が美味しすぎる。

    ミュータントであるネズミと人間の争いを書いた、山田正紀「別の世界は可能かもしれない」は一番衝撃だった。
    共感能力を使って、他者を支配下においていく、そのオリジナルの怖さがギャップ。

    からの、宮部みゆき、夢枕獏できちんと終わる感。

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    2016年03月13日
  • とり散らかしておりますが

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    なかなか面白い。
    SF作家の方のエッセイでした。
    天然な方なのか?20年以上住んでる土地の地理が未だにわからず迷子になる。

    とか、通っている大学を二ヶ月休んだら道がわからなくなる。

    など。それはそれは仰天の実話です。

    ドイツ語を勉強したらしいのですが、必死に訳したドイツ語というのが、

    彼らが、彼の為にドアを開けた時、くさったレモンの匂いがむっとおしよせてきた。向かい合った大きな木の葉は動かず、ニワトリたちのは眠っていた。壁と木のあいだから見える平原は輝き、小さな貨物列車がオランダの方へ走って行った。と。

    一体なんのことだったのか本人もわからないようでした。

    ドイツ語がとてつもなく難

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    2016年02月19日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    澪湖(みおこ)は大学三年生。父の妹の和(やまと)を幼少の頃から母親より慕っていた。その叔母が、最近、どこかおかしい。叔母夫婦はようやく恵まれた愛娘を生後五カ月で亡くしていた。そのことで、精神に変調をきたしたのだろうか。大きな悲嘆が彼女を壊してしまったのか……澪湖の疑惑は深まるばかり。不安な彼女を支えてくれたのは、オタク青年木塚くんだった――独自の文体で、人格変容の恐怖を探る長編。

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    2014年02月23日
  • 二分割幽霊綺譚

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    ずいぶん昔に読んだ本の再読。全くストーリーを覚えておらず、楽しく読んだ。
    キャラクターがみんなかわいらしい。

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    2013年11月13日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    久々に新井素子さんの作品を読みました。
    とても新井素子さんらしい作品でした(文体やらなにやらいろいろ)。
    思わず懐かしい気分です。

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    2013年07月26日
  • 今はもういないあたしへ…

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    ネタバレ

    中学生の時?以来の新井素子さんの本。懐かし過ぎる。表題作は暗くて苦手だったのだけれど、もう一遍の『ネプチューン』を思い出し、急に読みたくなって。

    言い切り、体言止めなど、そうだ、こういう文体だった〜と。
    賞をとった作品だけあり、視点は次々に変わるが、話がとてもうまくできているなと思いました。

    とりあえず、他のはまた機会があれば読もう…

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    2013年06月05日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    たぶん30年ぶりくらいに手にした新井素子さんの本。そこにいたのは昔と少しも変わらず、なおかつ円熟した新井さんでした。面白かったです。

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    2013年05月01日
  • もいちどあなたにあいたいな

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    辛いことを経験しないことが幸せなのか。
    辛くなることは幸せだったことの代償だと思うと、辛い思いをすることに対して考え方が変わった。

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    2013年04月09日
  • あなたにここにいて欲しい

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    再文庫化された素子さんの小説。
    親友以上に仲の良い二人の前に、謎の美女が現れる。
    その女を見た瞬間から祥子の様子がおかしくなり・・・

    以前読んだのですが、リニューアルされたようなのでもう一度読みました。
    人間関係のよじれ・執着の描写がいいと思います。
    話はいつものパターンなのですが、何度でも引き込まれてしまいます。

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    2012年12月30日
  • ひとめあなたに…

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    恋人郎の癌が発覚。
    一週間後に消滅する地球。
    主人公圭子は恋人郎に一目会うために練馬から西鎌倉まで歩いて向かう。
    道中、終末期を迎え、それぞれの人生を解釈しようともがく登場人物。それに自分を重ね合わせる圭子。様々な出来事を経て、郎と再会を果たす圭子。そこに待ち受けているものとはー。

    個人的には「真理ー走る少女」が一番印象的だった。一見、正常に見えて最も狂気的。それはとてもリアリティがあった。
    全てのストーリーが違った角度から、ぐさりぐさりと読者に投げかけてくる重みがある。それを独特の文体でサラッとやってのけるもんだから……。

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    2012年11月23日
  • あなたにここにいて欲しい

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    ネタバレ

    独特な語り口が印象的だった。
    登場人物の台詞と手紙の部分以外は、主人公真実の独白という形になっている。

    歪んだ家庭環境、疑似母子関係などの人間模様が、最後には解消されていき、円満に終わった。
    何が幸福で何が不幸か、何が愛情で何が憎悪か、とても考えさせられた。

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    2012年11月18日
  • 緑幻想 グリーン・レクイエム2

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    グリーンレクイエムという小説の続編にあたるが、一作目の存在を知らずにいきなり読んだ。
    特に内容理解に支障はなくスムーズに読めた。

    死んでしまった宇宙人の少女をめぐる恋愛や逃亡劇が繰り広げられる物語ではあるが、終始アクションや謎は存在しなく、ほんわかした情緒ある文章が続く。
    どちらかというと殺伐としてたり、あっという落ちがある話の方が好きだが、これはこれでかなり楽しめた。

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    2012年11月14日
  • ひとめあなたに…

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    なかなか独特な文章で、入りにくかったけど、クレイジーな奥様の話が面白くてそこからは一気に読めた。
    世界の終わりって設定だから、自分ならどうするだろう、人類はどんな行動をするんだろうとか考えた。暴動、虐殺、理性を捨てて本能をむき出しにするのか、大切な人とゆっくり過ごすのか。日本人は最後まで仕事してそうだな、警察とか。でも単身赴任とか遠距離の人はつらいな〜。交通機関だけは動かして欲しいなとか、考えだすと止まらなくなる。

    ただ、出来れば途中で彼氏と出会うようにして欲しかった!

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    2012年10月04日
  • 今はもういないあたしへ…

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    御伽噺のようなSF『ネプチューン』と、表題作の2本を収録。最初に読んだのは、中学生のとき。それ以来の再読。良くも悪くも作者の若さが出ているけれど、それもまた、ひとつの味。ソフトな文体のくせして、わりとヘビーな内容。口当たりは甘いのに、のどごしはちょっぴり苦い。そんな二つの物語。本編も好きなのだけれど、あとがきのハイユニ鉛筆のエピソードもけっこう印象に残ります。それにしても、新井素子さんの文章はクセが強いけど中毒性がありますね。私は、好きです。

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    2012年09月17日