新井素子のレビュー一覧

  • おしまいの日 新装版

    Posted by ブクログ

    おしまいの日は、三津子の日記から始まる。

    仕事人間である夫、忠春が帰ってこない。
    ご飯を作り、春さんが帰ってくるまで食事も取らず寝もしないで待っている三津子。

    そんな寂しい生活の中に、にゃおんという猫が三津子の元にやってくる。

    三津子の友人である久美、その夫の俊幸。
    二人の介入も虚しく、三津子はおしまいの日へと近づいていく。

    日記と手紙の黒塗りの部分。
    なんとかして読めないのかな…。
    それを公開したバージョンも発売してほしい。

    何がおかしいのか、誰がおかしいのか、最後の最後で疑問が生まれてしまったな。

    本当におかしい人は、自分がおかしいって気づけないはずだし、でもやっぱり三津子もお

    0
    2025年09月28日
  • おしまいの日 新装版

    Posted by ブクログ

    あらすじにサイコホラーと書いてあったけど、ホラー要素は微塵もない。と私は思う。
    旦那が好きすぎて、元の性格もあって病的なまでに旦那に尽くす三津子は、読者からするとイラッとくる時もある。
    でも最後に三津子の手紙を読むと、確かに精神を病んではいたけど、でも真っ当なことを言っているような気がしてくる。
    あんなに忙しい旦那じゃなければ、きっと幸せな生活だったのかもしれないと思うと、ちょっと哀れ。
    「おしまいの日」には一体何が起こるのだろうとドキドキしていましたが、その点はでは期待ハズレ。でも面白かったです。

    0
    2025年09月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    8人のSF作家による、食をお題にした短編集。

    新井素子氏以外、全く知らない。
    人それぞれの発想で、普通に読める。くらい。

    一世風靡し、世の中の一角を一変させてしまった、素子構文健在。昔どハマりした。
    相変わらず、笑顔で人間を解体するような人。
    舞台がSFっぽいが、内容がSFでも何でもないところが何だか。ちょっと期待と違った。

    0
    2025年09月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    新井素子さんの「切り株のあちらに」はSFとしながらも、現実の少子化、移民、食糧問題、戦争などの問題の根本がとこにあるかを著者流の考えで示していて、私にはまったく考えていなかった視点があり蒙を啓かれた。
    とくに主人公の行動により以降に起こるかもしれないと祖父が考えている危機については、人を助けるということでも裏の裏まで考えて行動しなければいけない、という示唆が素晴らしかった。

    0
    2025年09月05日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『E.ルイスがいた頃』はちょっとノスタルジックで良かった。
    『切り株のあちらに』はちょっと考えさせられる。

    0
    2025年09月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    食をテーマにしたアンソロジーはほぼコレクションしているけど、それをSFでってのが新しいじゃないの! 面白かった。

    0
    2025年09月01日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    オレンジ文庫のSFアンソロジー。あまりオレンジ文庫の短編アンソロジーを見たことはなかった。

    作家さん自体は、昔コバルト文庫、ホワイトハート文庫でお目にかかった方も多くその点も興味がありました。
    SF自体は海外のガッツリSFから、ショートショート的なものまで見てきたので、若干物足りなくはありましたが。

    E.ルイスがいた頃は食べ物が美味しくみえてよかったなと思いました。最後の日には肉を食べたいはちょっと官能的というか耽美。思考を捨てて操られるように生きる人の不気味さを感じて考えてしまう作品。
    しあわせのパンもよかった。

    0
    2025年08月31日
  • おしまいの日 新装版

    Posted by ブクログ

    新井素子の本は、高校生のころに『チグリスとユーフラテス』を読んで以来。そのときも苦手な文体だなと思ったのを、これ読んで思い出した。苦手な文体です。話はまあまあ。

    0
    2025年08月25日
  • おしまいの日 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかく気持ちの悪い後味が残る作品だった。

    新井素子むかし読んだ記憶はあったけどなんとなく、じわじわと、啓示されているような、そんな気持ち悪さがあった。

    人間が狂うのを読むのは好きだが狂わされているのはこっちなのでは?と思う感覚。

    日記の持ち主、三津子の精神がおかしくなっていくところから何が本当で何が幻なのか何が何だかわからなくなってその“わからない”はわからないまま終わってしまった。


    これを読んでこう感じろという名目がないことが本の良さだが自分が理解するにはまだ早いのかもしれない

    0
    2025年08月20日
  • くますけと一緒に 新装版

    購入済み

    とても古い作品なので

    登場人物の話し方が古いです。小4の女の子がこんな喋り方する?!?となって入り込みづらいのですが、もう30数年も前だと思えばこんなものか、、

    主人公の女の子が、年齢の割に大人びた子だということを差し引いても 少し考え方が大人すぎる部分があり 「大人が書いた子供」と言う感じが少し否めなかったのが残念

    ホラーなのか?ホラーじゃないのか?をずっと問いながら読んでましたが、最終的には多分ホラーでした。笑
    少し泣ける部分もありました◎

    #ほのぼの

    0
    2025年08月06日
  • ひとめあなたに…

    Posted by ブクログ

    新井素子の長篇SF作品『ひとめあなたに…(英題:Glimpse Of You)』を読みました。
    新井素子の作品は5月に読んだ『グリーン・レクイエム』以来ですね。

    -----story-------------
    女子大生の圭子は、最愛の恋人・朗から突然の別れを告げられる。自分は癌で余命いくばくもないのだ、と。
    茫然自失する圭子の耳に、さらにこんな報道が──「地球に隕石が激突する。人類に逃げ延びる道はない」。
    圭子は決意した。
    もう一度だけ、朗に会いに行こう。
    練馬から鎌倉をめざし、徒歩で旅に出た彼女が遭遇する4つの物語。
    ……来週、地球が滅びるとしたら、あなたはどうやって過ごしますか? 
    著者

    0
    2025年07月30日
  • おしまいの日 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こわい!人間こわい!!!
    いや、社会が怖いのか、、?

    自分の寂しさに気づけず、けれど社会のおかしさには気づいて心を病んでしまった三津子。
    そんな三津子が変だと言う周りの人々。
    本当に変なのは誰なのか。
    ずっと、ずっと働き続ける忠春なのか。
    その働き方を許してしまう社会なのか。
    最後まで読み終えて、ああ「おしまいの日」が来てしまったのか。あんなにも三津子が恐れた日がやって来てしまった。
    この作品を読んで、一体誰が、何がおかしいと思うかでその人の人生は変わる気がする。

    0
    2025年07月22日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『最後の日には肉を食べたい』と『しあわせのパン』の世界観が個人的に好き。新井素子さんのはコメが余ってる未来の話。コメ不足の今読むと皮肉が効いてる。倫理的に正しいことと、ルールを遵守することが両立しない状況はいつの時代でも起こり得る。自分がおじいちゃんの立場だったらどうするだろうかと考えた。

    0
    2025年06月30日
  • グリーン・レクイエム 新装版

    購入済み

    ころがるように

    テーマは地球の存続が危ぶまれるような危機的な内容であるが、独特のふわふわした作風に癒される。恋愛小説でもあり、その劇的な終わりかたにグッときた。そんなに終わりを急がなくても、方法はあったのではと残念に思う。素直な人は終わり方も潔い。新井さんの作品は繊細さが心地よく、振り切らない感じが好きです。ずっーと前に読んで、久々の再読です。

    #癒やされる #切ない #共感する

    0
    2025年06月29日
  • 定年物語

    Posted by ブクログ

    中高生の頃、めちゃ好きだった新井素子さん。「結婚物語」も「新婚物語」も、めちゃ笑ったよな、おもしろかったよなと思って手に取ったけど…。うーん。確かにおもしろかったけど、親近感のわく内容だったけど、文章がどうにも回りくどくて話がはかどらない。
    でも新井素子さんの文章ってこんな感じだったよなとも思ったり。
    やはり、この作品のテーマでもある、"老化"によって、よりいっそう説明臭さが増しているのだろうか…?
    それさえ抜けば、自分達の日常に近い話がおもしろおかしく綴られているので、とても楽しめる物語だと思う。

    0
    2025年05月31日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。

    〇 石のスープ/深緑野分

    0
    2025年05月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。
    SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

    0
    2025年05月18日
  • くますけと一緒に 新装版

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白かった!2〜3時間ほどで読めた。
    不穏な空気のなか、ハラハラしながらいろんな予測をしながら読んだけどラストはそういう話?とびっくり。ぬいぐるみ大好きだったからすごくよくわかるお話、でもちょっと怖く、また悲しくもあるような。ホラーか?と言われると疑問ではある。

    たしかに最近はぬい活とかぬい撮りとか流行りだよね〜とあとがき読んでもほっこり。

    0
    2026年01月08日
  • 定年物語

    Posted by ブクログ

    結婚物語の少し後に私、結婚して。
    陣内さんと沢口靖子さんだったかな?
    ドラマもありましたよね?
    そして、偶然だけど、同じマレーシアのチェラティンビーチに新婚旅行に行ったんです。
    親近感湧きました。

    そして、今年、うちの旦那定年。
    まあ、再雇用で働いてるけど。

    同年代のお話って、興味深いです〜

    0
    2025年04月22日
  • 定年物語

    Posted by ブクログ

    結婚物語から始まり、もう定年物語なんですね。同じ時を過ごしているので、自分も定年を意識して読みました。まさに新井素子さんらしい内容した。原力さんが出てこないのは残念です。今でも小林稔侍さんの「許さ〜ん」を思い出します。

    0
    2025年04月20日