新井素子のレビュー一覧

  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    人工知能学会の学会誌に掲載されたSFのショートショート集。

    各テーマの小説の後に研究者の解説、という本の構成が珍しく、面白い。
    人工知能の開発が進んでいった先の世界を垣間見れて、楽しくもあり、怖くもあった。

    人工知能の開発の際に、人間とは何か?という哲学的なものに返ってくるのは興味深い。
    人工知能の開発が進んでいくにつれ、社会の仕組みや倫理観、概念までもが大きく変わっていくのだろう。

    2017年発行のため、作品に出てくる人工知能でできることが、今すでにできるものもあり、人工知能の開発・実現のスピードの早さを感じた。

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    2025年12月01日
  • くますけと一緒に 新装版

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    さくさく読めて面白かったです。ホラー小説なのか、一家のヒューマンドラマなのかわからずにドキドキしながら読み進めました。唯一無二って感じです。

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    2025年11月30日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SFアンソロジー。須賀しのぶ目当てで読む。私好みなのは竹岡葉月の『E.ルイスがいた頃』かなー青春って感じ。正直食欲をそそられる話は無かったw

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    2025年11月26日
  • おしまいの日 新装版

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    狂気の世界。狂っている思考を日記の文体で見せられる。日記部分のフォントが、すでに不穏な雰囲気。
    1992年に単行本の初版。1995年と 2012年に文庫版が出て、今年文庫の改版が発行されたので、もともとは今から30年以上も前の話!
    まだ携帯電話もそこまで普及してないし、24時間戦えますか?の風潮がまだあった時代。いろいろな価値観が変わったけど、人の怖さって、変わらないなぁと思う。
    依存し、執着し、自分だけの世界に閉じこもり、どんどん狂っていく主人公。でもたしかに、狂っているのはこの主人公だけだったのか……?
    絶対に自分の中にないとは言い切れない狂気の一端を、ここに見た。

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    2025年11月11日
  • くますけと一緒に 新装版

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    主人公は10歳の女の子、成美ちゃん。
    成美ちゃん目線でお話が進むので、文章は難しくなく一冊すぐに読み終えちゃいます。

    これは穴場のどんでん返し系かもしれません。まさかそんな本とは思ってなかったので、見事に裏切られた感!やられましたねー。
    最後まで読んでみて下さい!

    くますけ…!!!Σ(・ω・ )

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    2025年11月05日
  • くますけと一緒に 新装版

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    軽いファンタジーのつもりで読んでたら、そこそこ社会派だったでござる。

    親子問題で苦しむ子ども(と大人)達へ。

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    2025年11月03日
  • くますけと一緒に 新装版

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    1990年から91年にかけて、ネオファンタジーという雑誌で連載された小説。

    ネオファンタジーという雑誌は、ネット検索してもろくに情報が引っかからないけど、どうやら大陸書房という出版社から6号だけ出されたライトノベル系の雑誌らしく、そのあとは大陸書房自体が倒産してしまう。
    Wikiでは他の大手出版社がライトノベル系に手を伸ばし始めたことによる影響だと書かれているが、どうだろうか。倒産は92年とのことなので、バブル崩壊の影響などもあったかもしれない。その時点でも売れっ子であった新井素子に連載させているのだから、あまり会社が無能だったようにも思えないが。

    新井素子の小説は、文章で書いた漫画、と形

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    2025年11月02日
  • くますけと一緒に 新装版

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    新井素子さんの作品は、これと「おしまいの日」しか読んだことないのですが、クセのある文体ですね。でもわかりやすくて良い。
    本屋さんで見たポップにも、怖い物語だと書かれていたし、裏のあらすじを読んでみてもそう思えたけど実際全然ホラーじゃなかった。
    少なくとも自分が考えていたような怖さではない。
    自分は勝手に「ミーガン」のぬいぐるみバージョンみたいなのを想像していたもんで。
    少女の成長物語ですかね。
    ホラーと思って読まなければ面白い作品でした。
    ウチには人形もぬいぐるみも一つもないですが、今後も絶対いらん、と思った。

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    2025年10月22日
  • おしまいの日 新装版

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    おしまいの日は、三津子の日記から始まる。

    仕事人間である夫、忠春が帰ってこない。
    ご飯を作り、春さんが帰ってくるまで食事も取らず寝もしないで待っている三津子。

    そんな寂しい生活の中に、にゃおんという猫が三津子の元にやってくる。

    三津子の友人である久美、その夫の俊幸。
    二人の介入も虚しく、三津子はおしまいの日へと近づいていく。

    日記と手紙の黒塗りの部分。
    なんとかして読めないのかな…。
    それを公開したバージョンも発売してほしい。

    何がおかしいのか、誰がおかしいのか、最後の最後で疑問が生まれてしまったな。

    本当におかしい人は、自分がおかしいって気づけないはずだし、でもやっぱり三津子もお

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    2025年09月28日
  • おしまいの日 新装版

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    あらすじにサイコホラーと書いてあったけど、ホラー要素は微塵もない。と私は思う。
    旦那が好きすぎて、元の性格もあって病的なまでに旦那に尽くす三津子は、読者からするとイラッとくる時もある。
    でも最後に三津子の手紙を読むと、確かに精神を病んではいたけど、でも真っ当なことを言っているような気がしてくる。
    あんなに忙しい旦那じゃなければ、きっと幸せな生活だったのかもしれないと思うと、ちょっと哀れ。
    「おしまいの日」には一体何が起こるのだろうとドキドキしていましたが、その点はでは期待ハズレ。でも面白かったです。

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    2025年09月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    8人のSF作家による、食をお題にした短編集。

    新井素子氏以外、全く知らない。
    人それぞれの発想で、普通に読める。くらい。

    一世風靡し、世の中の一角を一変させてしまった、素子構文健在。昔どハマりした。
    相変わらず、笑顔で人間を解体するような人。
    舞台がSFっぽいが、内容がSFでも何でもないところが何だか。ちょっと期待と違った。

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    2025年09月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    新井素子さんの「切り株のあちらに」はSFとしながらも、現実の少子化、移民、食糧問題、戦争などの問題の根本がとこにあるかを著者流の考えで示していて、私にはまったく考えていなかった視点があり蒙を啓かれた。
    とくに主人公の行動により以降に起こるかもしれないと祖父が考えている危機については、人を助けるということでも裏の裏まで考えて行動しなければいけない、という示唆が素晴らしかった。

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    2025年09月05日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『E.ルイスがいた頃』はちょっとノスタルジックで良かった。
    『切り株のあちらに』はちょっと考えさせられる。

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    2025年09月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    食をテーマにしたアンソロジーはほぼコレクションしているけど、それをSFでってのが新しいじゃないの! 面白かった。

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    2025年09月01日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オレンジ文庫のSFアンソロジー。あまりオレンジ文庫の短編アンソロジーを見たことはなかった。

    作家さん自体は、昔コバルト文庫、ホワイトハート文庫でお目にかかった方も多くその点も興味がありました。
    SF自体は海外のガッツリSFから、ショートショート的なものまで見てきたので、若干物足りなくはありましたが。

    E.ルイスがいた頃は食べ物が美味しくみえてよかったなと思いました。最後の日には肉を食べたいはちょっと官能的というか耽美。思考を捨てて操られるように生きる人の不気味さを感じて考えてしまう作品。
    しあわせのパンもよかった。

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    2025年08月31日
  • おしまいの日 新装版

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    新井素子の本は、高校生のころに『チグリスとユーフラテス』を読んで以来。そのときも苦手な文体だなと思ったのを、これ読んで思い出した。苦手な文体です。話はまあまあ。

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    2025年08月25日
  • おしまいの日 新装版

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    ネタバレ

    とにかく気持ちの悪い後味が残る作品だった。

    新井素子むかし読んだ記憶はあったけどなんとなく、じわじわと、啓示されているような、そんな気持ち悪さがあった。

    人間が狂うのを読むのは好きだが狂わされているのはこっちなのでは?と思う感覚。

    日記の持ち主、三津子の精神がおかしくなっていくところから何が本当で何が幻なのか何が何だかわからなくなってその“わからない”はわからないまま終わってしまった。


    これを読んでこう感じろという名目がないことが本の良さだが自分が理解するにはまだ早いのかもしれない

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    2025年08月20日
  • くますけと一緒に 新装版

    購入済み

    とても古い作品なので

    登場人物の話し方が古いです。小4の女の子がこんな喋り方する?!?となって入り込みづらいのですが、もう30数年も前だと思えばこんなものか、、

    主人公の女の子が、年齢の割に大人びた子だということを差し引いても 少し考え方が大人すぎる部分があり 「大人が書いた子供」と言う感じが少し否めなかったのが残念

    ホラーなのか?ホラーじゃないのか?をずっと問いながら読んでましたが、最終的には多分ホラーでした。笑
    少し泣ける部分もありました◎

    #ほのぼの

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    2025年08月06日
  • ひとめあなたに…

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    新井素子の長篇SF作品『ひとめあなたに…(英題:Glimpse Of You)』を読みました。
    新井素子の作品は5月に読んだ『グリーン・レクイエム』以来ですね。

    -----story-------------
    女子大生の圭子は、最愛の恋人・朗から突然の別れを告げられる。自分は癌で余命いくばくもないのだ、と。
    茫然自失する圭子の耳に、さらにこんな報道が──「地球に隕石が激突する。人類に逃げ延びる道はない」。
    圭子は決意した。
    もう一度だけ、朗に会いに行こう。
    練馬から鎌倉をめざし、徒歩で旅に出た彼女が遭遇する4つの物語。
    ……来週、地球が滅びるとしたら、あなたはどうやって過ごしますか? 
    著者

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    2025年07月30日
  • おしまいの日 新装版

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    ネタバレ

    こわい!人間こわい!!!
    いや、社会が怖いのか、、?

    自分の寂しさに気づけず、けれど社会のおかしさには気づいて心を病んでしまった三津子。
    そんな三津子が変だと言う周りの人々。
    本当に変なのは誰なのか。
    ずっと、ずっと働き続ける忠春なのか。
    その働き方を許してしまう社会なのか。
    最後まで読み終えて、ああ「おしまいの日」が来てしまったのか。あんなにも三津子が恐れた日がやって来てしまった。
    この作品を読んで、一体誰が、何がおかしいと思うかでその人の人生は変わる気がする。

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    2025年07月22日