新井素子のレビュー一覧

  • おしまいの日 新装版

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    結婚7年目の三津子は最愛の夫、忠春の帰りを毎晩深夜まで待っている。
    仕事人間の忠春は残業で帰りが深夜になる事はしょっちゅうで、休日も接待に連れ回される日々を送っている。
    そんな忠春がいつまでも健康で、幸せな夫婦でいるために三津子は毎晩栄養をしっかり考えた夕飯を作り(急な接待で忠春が食べない事も多い)、どんなに帰りが遅くても夕飯も食べずに深夜まで起きて待っている…

    三津子の日記とともにストーリーが進むのだけど、とにかく忠春に対する愛が重すぎるというか、忠春だけが世界の全てになってしまっている。
    良き妻はこうあるべきという考えに過剰に縛られているうえにそれを苦痛と考えず当たり前に受け入れて生活し

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    2026年01月20日
  • くますけと一緒に 新装版

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    なんか読みにくい。
    悪夢がくどい。
    そんなにホラー感ない。

    でも成美ちゃんのぬいぐるみ愛はわかる。
    作者のぬいぐるみ愛も素敵。

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    2026年01月18日
  • くますけと一緒に 新装版

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    思ったよりホラーじゃなかったし、裕子さん夫婦と成美ちゃんの愛情がどんどん芽生えていってお互いの気持ちの変化もきちんと描かれていた。

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    2026年01月15日
  • くますけと一緒に 新装版

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    いつもクマのぬいぐるみ"くますけ"と一緒にいる
    10歳の成美。ぬいぐるみを片時も離さないから、成美の周りの人間は、彼女を変わっている"難しい子"扱いしている。居場所がない成美の周りで不幸が続いてく…。

    読んでいると成美が置かれていた状況が徐々に分かってくるんだけど、これが可哀想でしょうがない。この子大丈夫なのかな?と心配しちゃう。両親の成美に対する態度、学校では同級生に酷い扱いをされる。それは"くますけ"と一緒にいたくなるよね。ぬいぐるみと一緒にいるのはそんなに悪い事なのか?と思ってしまった。成美の幸せを祈らずにはいられない。

    チャッキー的なホラーなのか、ビリー・ミリガン的なホラーなのかを

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    2026年01月10日
  • おしまいの日 新装版

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    これはサイコホラーなんですか?
    読むのがしんどかったのは確かですが、ホラーかと言われるとよく分かりません。
    こういう尽くす系の女は苦手なので本当に読むのがしんどかったですわ〜

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    2026年01月03日
  • おしまいの日 新装版

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    現代ホラーを知るための100冊 #3
    2/100

    恋愛結婚で結ばれた最愛の夫は、いわゆる超企業戦士。
    仕事、接待で午前様は当たり前。
    土日出勤、接待ゴルフも当然。
    そして夫自身はそんな仕事も結構好きだと言い放つ。

    そして妻。
    甲斐甲斐しく尽くして、尽くしてる自分も好きで、自分のアイデンティティは好きな夫の良い妻であること。

    なにそれ?っていまでこそなるが、
    この本が出た90年代初頭より前には当たり前。
    そして妻は少しずつ壊れていく…

    その後の就職氷河期ロスジェネ世代の僕も、
    ハラスメントなんて言葉もなく、
    普通にそんなサラリーマン生活を送ってきて、
    そして今。
    ◯◯ハラスメントに怯え

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    2026年01月01日
  • くますけと一緒に 新装版

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    期待したホラーの感じはなかったけれど、ぬいぐるみの愛が伝わる良い作品でした。みんなこんなふうにぬいぐるみ持ったら‥バトルロワイヤルになるな。
    あとがきの作者のぬい愛がとても素敵。

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    2026年01月01日
  • くますけと一緒に 新装版

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    小学四年生の成美はぬいぐるみのくますけといつでも一緒にいる。そんな成美をいじめた同級生は事故に遭い、いつも喧嘩ばかりしていた両親も死んでしまった。
    母の親友だった裕子の家に引き取られた成美だが、くますけに願ったせいで事故が起きたのではないかと思い始め…

    ホラーだと思っていたらちょっとファンタジーな感じだった。

    毒親の元で育ち、ぬいぐるみが生きているかのように振る舞う成美と、不器用ながらも親の愛を与えたいと奮闘する裕子。成美の周囲に気を使いすぎてしまう所は本人が賢いせいもあるけど毒親のせいでああなってしまったんだろうなというのが悲しい。本当に成美を大切にしたい裕子とのすれ違いの末、自分の気持

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    2025年12月26日
  • くますけと一緒に 新装版

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    表紙に惹かれて購入。結論から言えば、そこまで怖い話ではありませんでした。あらすじの通り、くますけは不思議な力を持っていて、実際に死者は出ますが、筆者のぬいぐるみへの愛が強すぎる故に、悪を描ききれなかったのかなという印象です。また、単行本の初版から時間が経っているので、文体に慣れていないと読みにくいです。とはいえ、ご家庭にぬいぐるみがあり、名前を付けて可愛がっている方には共感できる部分もある小説です。

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    2025年12月10日
  • くますけと一緒に 新装版

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    怖い話!?と思ったけどそれを超えて愛だわ。読んだ日ちょうどぬいと旅行中で、ぬいを見て…何考えてるのかなぁ?と心馳せる夜。
    くますけは邪悪なぬいぐるみなのか、10歳の成美はパパとママを…?そして成美を引き取った裕子さんの秘密。二人の(三人の)未来が最善でありますようにと願いながら読み進めました。

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    2025年12月06日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    人工知能学会の学会誌に掲載されたSFのショートショート集。

    各テーマの小説の後に研究者の解説、という本の構成が珍しく、面白い。
    人工知能の開発が進んでいった先の世界を垣間見れて、楽しくもあり、怖くもあった。

    人工知能の開発の際に、人間とは何か?という哲学的なものに返ってくるのは興味深い。
    人工知能の開発が進んでいくにつれ、社会の仕組みや倫理観、概念までもが大きく変わっていくのだろう。

    2017年発行のため、作品に出てくる人工知能でできることが、今すでにできるものもあり、人工知能の開発・実現のスピードの早さを感じた。

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    2025年12月01日
  • くますけと一緒に 新装版

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    さくさく読めて面白かったです。ホラー小説なのか、一家のヒューマンドラマなのかわからずにドキドキしながら読み進めました。唯一無二って感じです。

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    2025年11月30日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SFアンソロジー。須賀しのぶ目当てで読む。私好みなのは竹岡葉月の『E.ルイスがいた頃』かなー青春って感じ。正直食欲をそそられる話は無かったw

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    2025年11月26日
  • おしまいの日 新装版

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    狂気の世界。狂っている思考を日記の文体で見せられる。日記部分のフォントが、すでに不穏な雰囲気。
    1992年に単行本の初版。1995年と 2012年に文庫版が出て、今年文庫の改版が発行されたので、もともとは今から30年以上も前の話!
    まだ携帯電話もそこまで普及してないし、24時間戦えますか?の風潮がまだあった時代。いろいろな価値観が変わったけど、人の怖さって、変わらないなぁと思う。
    依存し、執着し、自分だけの世界に閉じこもり、どんどん狂っていく主人公。でもたしかに、狂っているのはこの主人公だけだったのか……?
    絶対に自分の中にないとは言い切れない狂気の一端を、ここに見た。

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    2025年11月11日
  • おしまいの日 新装版

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    おしまいの日は、三津子の日記から始まる。

    仕事人間である夫、忠春が帰ってこない。
    ご飯を作り、春さんが帰ってくるまで食事も取らず寝もしないで待っている三津子。

    そんな寂しい生活の中に、にゃおんという猫が三津子の元にやってくる。

    三津子の友人である久美、その夫の俊幸。
    二人の介入も虚しく、三津子はおしまいの日へと近づいていく。

    日記と手紙の黒塗りの部分。
    なんとかして読めないのかな…。
    それを公開したバージョンも発売してほしい。

    何がおかしいのか、誰がおかしいのか、最後の最後で疑問が生まれてしまったな。

    本当におかしい人は、自分がおかしいって気づけないはずだし、でもやっぱり三津子もお

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    2025年09月28日
  • おしまいの日 新装版

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    あらすじにサイコホラーと書いてあったけど、ホラー要素は微塵もない。と私は思う。
    旦那が好きすぎて、元の性格もあって病的なまでに旦那に尽くす三津子は、読者からするとイラッとくる時もある。
    でも最後に三津子の手紙を読むと、確かに精神を病んではいたけど、でも真っ当なことを言っているような気がしてくる。
    あんなに忙しい旦那じゃなければ、きっと幸せな生活だったのかもしれないと思うと、ちょっと哀れ。
    「おしまいの日」には一体何が起こるのだろうとドキドキしていましたが、その点はでは期待ハズレ。でも面白かったです。

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    2025年09月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    8人のSF作家による、食をお題にした短編集。

    新井素子氏以外、全く知らない。
    人それぞれの発想で、普通に読める。くらい。

    一世風靡し、世の中の一角を一変させてしまった、素子構文健在。昔どハマりした。
    相変わらず、笑顔で人間を解体するような人。
    舞台がSFっぽいが、内容がSFでも何でもないところが何だか。ちょっと期待と違った。

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    2025年09月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    新井素子さんの「切り株のあちらに」はSFとしながらも、現実の少子化、移民、食糧問題、戦争などの問題の根本がとこにあるかを著者流の考えで示していて、私にはまったく考えていなかった視点があり蒙を啓かれた。
    とくに主人公の行動により以降に起こるかもしれないと祖父が考えている危機については、人を助けるということでも裏の裏まで考えて行動しなければいけない、という示唆が素晴らしかった。

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    2025年09月05日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『E.ルイスがいた頃』はちょっとノスタルジックで良かった。
    『切り株のあちらに』はちょっと考えさせられる。

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    2025年09月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    食をテーマにしたアンソロジーはほぼコレクションしているけど、それをSFでってのが新しいじゃないの! 面白かった。

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    2025年09月01日