新井素子のレビュー一覧

  • 定年物語

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    星3.5
    名前はよく知っていたが、初めて新井素子の本を読む。へえ、こんな文体で書く人だったんだ。他の方のレビューでは酷評されていたが、目新しかったからか、それとも同世代だったからか、私は嫌いではなかった。他にもエッセイなどで、日常の瑣末なことをくどくどと書く人は結構いるし。いちいち、自分につっこみを入れるのも、客観的に見ているってことだし。
    私は続編が出たら読んでみたい。

    追記:頑なにQRコードを回避しているが、一度使ってみればよいのに。何ゆえにそこまで忌み嫌う?原稿だってパソコンで書いているんだし。

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    2024年04月30日
  • この橋をわたって(新潮文庫)

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    新井さんの色が薄めで、どこか遠い太鼓のような試験的な感じを受けていたら、後書きに書いてありました。
    軽めで気軽に読めるけど時々コバルト初期の色が恋しくなります。

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    2024年03月15日
  • この橋をわたって(新潮文庫)

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    友達から回ってくる本は、自分で選んだものでないので、ちょっとした驚きがある。
    この本を見た時、わ、新井素子さんだ、なつかしーと思った。
    中学生くらいの時、流行ってたなぁ。
    私は3作品くらいしか読んだことないけど、この本を読み始めてすぐ、新井さんっぽいと。
    短編集なので、読みやすいけど、人によっては読みにくいと感じるかもしれない。
    でもそれは、個性のある作家さんだからだろうし、他の人とは違う魅力なんだろう。
    うまく言えないけれど。

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    2023年12月09日
  • 絶対猫から動かない 上

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    ネタバレ

    上下巻で千頁を超えるSF超大作である
    出来事は・・・電車でナニかがあって夢の様な
    空間で毎回それを繰り返す、この大問題の設定
    が新井素子の真骨頂である
    いつか猫になる日まで、不朽の名作SFである
    本作品はそのアンサー小説らしい
    もう仕事はないけど安定した日々を得て、ひだ
    まりの猫のような生活をしてみたい・・・これ
    が「いつか猫になる日まで」の精神、理想郷を
    語るわけで、本作品は、誰もが憧れる(?)猫
    の生活=平和な日々を二度と手放さない、誰が
    動いてやるもんかという決意を顕す小説である

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    2023年12月06日
  • 猫ミス!

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    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。

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    2023年08月07日
  • 絶対猫から動かない 下

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    ネタバレ

    「いつか猫になる日まで」は中学生のころ読んで、そこから新井素子作品にしばらくはまった。「絶対猫から動かない」の裏表紙を読んで、性質的に「いつか猫になる日まで」の精神を汲むだけなのかと思って読み始めてたんだけど、題目からして「いつか猫になる日まで」のおじさんおばさん版だった、のか。文体は、勝手知ったる感じがして、とくに気にはならない(けど初めて読む人は面食らうかも)。

    50代、義理の両親の介護に精一杯な、ただの主婦だったおばさんが、こんなにかっこいいとは。(でも本来緊迫するシーンで、気が抜けちゃうような描写がずっと入るのも、相変わらず、なんだよなあ)
    おじさんおばさんだけじゃなくって、中学生や

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    2023年03月15日
  • 絶対猫から動かない 下

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    久しぶりの新井素子。50代の「いつか猫になる日まで」を書きたかった、とのこと。人の生気を吸うことで生きている妖怪三春ちゃんと、闘うんだか闘わないんだかの、数多くの登場人物。4人ぐらいの視点で、時系列が行ったり来たりしながら進んでいくのが、辛気くさかった。ま、ラストはそういうことで良かったけど。

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    2023年01月04日
  • 絶対猫から動かない 下

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    ネタバレ

    三春ちゃんの正体がわかり切なくなりました。
    また、こういった視点からとらえるとなんて人間は勝手な生き物なんだろうとも思いました。
    夢から覚めたあとのそれぞれの人生がいい意味で変わっていきそうで前向きな気持ちになりました。

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    2022年12月06日
  • 絶対猫から動かない 上

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    ネタバレ

    なぜか同じ夢にとらわれてしまう人々。夢と現実は別なのにつながっていてとても不思議な話。
    今後どうなるか気になります。

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    2022年12月06日
  • ゆっくり十まで

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    素子ワールドだからね

    私が素子さんを知った頃は「短編なんか書けない」と、仰っていたかと思いますので、短編集を楽しめるようになるとは(当時は)思っていませんでした。
    素子さんが20代の頃からのファンならご一読をお勧めしたいと思います。
    あの頃の新鮮な果汁の瑞々しさから、熟成されたワインのような味わいになっているのではないかと思います。
    いずれにせよ、素子ワールドをお楽しみください。

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    2022年07月14日
  • この橋をわたって(新潮文庫)

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    猫・ぬいぐるみ・女の子・男の子
    そんな主人公達のヘンテコな短編集

    久々の新井素子さん

    「黒猫ナイトの冒険」「倍倍ケーキ」「お片付けロボット」がお気に入りです

    「黒猫〜」は烏のキングが好き

    「お片付け〜」はロボットの設定の難しさに笑いました

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    2022年04月27日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    かなり斜め読みしてしまったが、なかなか面白いのもあった。特に宮内氏の、会話だけで読ませるのが、さすが秀逸。世にも奇妙な物語とかでそのまま使われそうな感じだ。AIを姉さんと呼ぶトラック運転手も面白かった。

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    2022年04月06日
  • ひとめあなたに…

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    いわゆる“セカイ系”と呼ばれるもの。

    「来週、地球が滅びるとしたら」という、あまりにも特殊な状況。その状況にもし自分がいるのならば、どんな行動をとるのだろうか。

    似たような破滅SFで伊坂幸太郎の『終末のフール』を連想したが、この『ひとめあなたに…』は来週という近い将来の話ゆえに切迫した内容だ。

    練馬から鎌倉までの旅で出会う女性たちがみんな個性的。最初に出会う由利子の「チャイニーズスープ」が強烈で、この小説は猟奇的な話が続くのかと思ってしまった。興味深かったのは智子の「夢を見たのはどちらでしょう」で、現実の捉え方がとても面白かった。

    この結末からすれば、これは恋愛小説なのだろう。

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    2021年12月05日
  • ひとめあなたに…

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    一年一年がとても長くて、恋にしろ失恋にしろ十分した気がしている。失敗や成功もくっきりとしていて、諦めたり喜んだり、行動的ですぐ立ち直り、絶望もやってくるが、希望がすぐ取って代わる。

    だから、はたちの頃って、もう人生を味わいつくしたような気がしているのよね。
    本当はそれからが人生長く、機微に溢れ、苦しけれ、楽しいのだけれど。

    そのみずみずしさがここには書かれている。新井素子さんの20歳の作品だそうだから、そのまま生のまま。

    恋しい夫を食べてしまったり、バイクでひき殺したり、いや、地球に隕石がぶつかって破壊されてしまうなどと涼しい顔でいわれてもねぇと思うが、そんなことも有りと平気に思う若さが

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    2021年09月11日
  • ……絶句(下)

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    この本が書かれたのはかなり前のようだけど、時代を感じさせない部分が結構あって、新井素子のすごさを感じました。

    キャラクター達もみんな魅力的でよかった!

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    2021年06月27日
  • イン・ザ・ヘブン

    購入済み

    お久しぶりです。

    素子さんは、星へ行く船、ブラック・キャット辺りからの読者ですが、ハッピー・バースディで、自分の中で「そっちに行っちゃうんですか」感があったので、イン・ザ・ヘブンは、やや引き気味で手にとりましたが、久しぶりに素子ワールドを楽しませていただきました。
    30年くらい前の素子ワールドに親しんだ方には賛否あるところだとは思いますが、自分も年齢を重ねたためか、時と共に変化した素子ワールド健在、と感じました。
    しばらくぶりに、ハッピー・バースディ、チグリスとユーフラテス、くますけ、おしまい、あたりを読み返してみようかなと思います。

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    2021年04月13日
  • ひとめあなたに…

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    同級生に薦められて読みました。最後に食べるなら何を食べるかとふと考えることはあっても所詮は想像の範疇であって、地球がなくなるとすれば果たして自分は何をするのだろうか…100年ほど前にハレー彗星が地球に接近するときに地球上の空気が消滅してしまうので浮き輪やタイヤのチューブに空気を入れて備蓄したという話を何かの資料で読んだ事がある。この本が刊行された昭和60年といえばパソコンも携帯電話もないアナログな時代なので、情報も乏しい世の中だけどその反面、想像、空想、妄想がふくらむ本が多かったように感じた一冊でした。

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    2020年08月08日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    8つに大きく分類された、AIを題材にしたショートショート集。結果的に、昔大量に読んだ星新一のショートショートと似た雰囲気の作品が多く懐かしさを感じた。
    最後にAIで作成したショートショートが掲載されているのが結構気が効いているな、と思った。

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    2020年06月27日
  • 二分割幽霊綺譚

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    第13あかねマンションつながりで続けて読む。みみずの大群って描写がうへっで、気持ち悪い。表紙も地味で、あまり思い入れのない話なんだよね。

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    2020年05月07日
  • 緑幻想 グリーン・レクイエム2

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    グリンレクイエムの続き

    やっぱりみんな狂ってる。てか狂わされてる。

    グリーンレクイエム読んだ時も思ったけど、なんか「ぼくの地球を守って」が浮かんぶんだよね。

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    2020年04月07日