浅田次郎のレビュー一覧

  • 蒼穹の昴(2)

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    2巻も面白かったなー。
    ストーリーの全貌がちょっとずつ形になってきました。

    西太后のことが気になるので、事実を調べたりしている。西太后は中国の三大悪女と言われており、残虐さエピソードには枚挙に暇がない。そして、この小説でも西太后の横暴な振る舞いは止まらないし、むしろそれが話の軸ではある。けれども、小説では横暴にならざるを得ない理由を示唆するセンテンスがちょろちょろ出てくる。そこについて、史実ではどうなんだろうということが気になってしまうのであった。

    ところで、主人公の春児が可愛い。始まりは10歳くらいの男の子だったのに、いつの間にか23歳になってしまった。それでも可愛らしくて、応援せずには

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    2025年04月08日
  • 大名倒産 上

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     映画化もされて気になってた本。
    何故だか脳内では阿部サダヲさんのイメージだったけど、お殿様は21歳で???と思ってたら、神木隆之介さんでした。

     丹生山松平家には4人の息子達がいて、跡取りの長男、知性が足りないけど庭いじりの天才な次男、賢いけど病弱な三男、町娘との間に生まれたため足軽の子として育った四男。長男が跡を継いでめでたしのはずが、借金の額があまりにも大きかった事に驚いて亡くなる。次男も三男も跡取りには無理があると四男が継ぐ事に。でも凄い借金で、このままだと前代未聞の大名倒産?ってお話しです。

     久々の歴史小説&春休みで忙しくてやや苦戦してるけど、話はとっても面白い。さすが

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    2025年04月06日
  • シェエラザード(下)

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    面白かった!一気に読んでしまった。

    昔の登場人物が、現在ではまさかの人物になってたり、偶然なのか必然なのか分からない出会いがあったり…
    難しい歴史物としてかまえてたけど、そんなことはなかった。素敵だけど悲しい恋物語があったり、なぜ船を引き揚げたいのかの理由が明らかになっていったり…先が気になる展開でどんどん読み進められました。

    実際にモデルにした船があることも驚きでした。そしてそれに関連した引き揚げの提案や詐欺もあったなんて。そんなところからこんな壮大な物語を考えられるのはほんとすごい。

    特に久光さんが良い。最後の別れ方もかっこよかった!キャリアウーマンの先駆者みたいだけど、心温かい部分

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    2025年03月28日
  • わが心のジェニファー

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    ネタバレ

    私がこの著者である浅田次郎さんと出会ったのは、他のエッセイを通してでした。
    描写の豊かさ、テンポ感の良さ、物語の壮大さに惹かれてファンとなって、本作へと読み進めました。

    主人公ラリーは、アメリカニューヨーク出身で。日本が大好きな婚約者ジェニファーの願いによって日本へ飛び立ちます。
    表向きの理由は、日本を知ってもらうことそして北海道で鶴を見てもらうこと、でしたが、もしかしたら裏にはジェニファーの思いに父親と向き合ってほしいと言う願いがあったのでしょう。

    ラリーは日本に着いてからすぐに北海道へ向かわず、東京、京都、大阪、別府などをめぐり最後には北海道へ行きます。それぞれの土地で出会う日本人や外

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    2025年03月23日
  • 蒼穹の昴(1)

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    後半の春児の決断に、少々がっかり!
    速まったんじゃないのー?
    出来れば男の子のまま頑張って欲しかった〰️
    でも、それがこの物語のカギであるはず‼️
    彼の成長が楽しみですわ〰️❤️

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    2025年07月01日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    ネタバレ

    あまりにも悲しいストーリーに、切なすぎました…!
    もう少し、何か救いは、無かったのでしょうか…?
    名作だと思いますが、読後感が、とても寂しい気持ちになってしまいました…。

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    2025年03月13日
  • 憑神

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    貧乏神や厄病神、最後は死神にまで憑かれて、その死神にまで同情されても信念を貫く。彦四郎こそ本当のもののふなのだろう

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    2025年03月07日
  • 輪違屋糸里(下)

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    芹沢一派が悪者に描かれていないので、近藤一派がほかの新撰組物と違ってちょっと無愛想に描かれているのが新鮮。島原の花魁をはじめ、女たちの生きざまと矜持が胸に迫る。

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    2025年03月07日
  • 活動寫眞の女<新装版>

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    映画を“活動写真”と呼び、学生運動が盛んだった時代のお話
    30年前に自殺した大部屋女優の霊の無念が哀しい
    京都って切なくて美しい

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    2025年02月27日
  • 珍妃の井戸

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    浅田次郎が描く清朝末期の人間ドラマ。魅惑的なミセス・チャンの独り語りに始まる物語は、多彩な人物造詣と痛烈な植民地主義批判を交えつつ、「藪の中」を思わせる展開で珍妃殺害の謎に迫る。天才ストーリーテラーの真骨頂ここにあり。張競氏による解説も良い。

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    2025年02月27日
  • 蒼穹の昴(3)

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    再読でもやはり壮大な物語。

    李春曇と梁文秀、史実にない2人を通して清という大国を僅かでも知る。

    西太后と共にゆく春雲と、光緒帝につき、結果亡命する文秀。昴のもと運命を切り開いた2人、道は別れたけど、願う未来は同じだったと思う。

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    2025年02月11日
  • 蒼穹の昴(4)

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    再読!やはり壮大な物語。

    李春曇と梁文秀、史実にない2人を通して清という大国を僅かでも知る。

    西太后と共にゆく春雲と、光緒帝につき、結果亡命する文秀。昴のもと運命を切り開いた2人、道は別れたけど、願う未来は同じだったと思う。

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    2025年02月11日
  • 蒼穹の昴(1)

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    アンリミで出てたので手に取ってしまったあ。昔読んだのはいつだろう?
    懐かしい〜。

    春児、文秀、歴史に負けずがんばれの第1巻。今読むと科挙制度が命懸けすぎてビビる。とんでもない制度だな。

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    2025年02月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    会社の同僚からの紹介で購入。

    この本から学んだことは、人にはそれぞれの天分があり、それを全うすることが人生だということ。
    何のためなら死を恐れないか。
    武士や侍と現代のサラリーマンを比べてしまった。ブラック企業の新選組、組織力が欠如した大企業の徳川幕府、時代の流れを掴んだ薩長雄藩。でも、それぞれに偉人はいる。それは仁や義を極めた人。そんな人はどの組織でもトップに立つ。サラリーマン社会も同じ。自分の役割を果たし切ろう。そして家族を大切にしよう。

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    2025年02月03日
  • 見果てぬ花

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    浅田次郎は小説も好きだけどエッセイもいい。
    ユーモアがあって楽しく読めるし、この著者ならではの嗜好や経験談も面白いし。それでいて作家としてのプライドや日本人としての信念のような芯が感じられるから、好もしく思う。隙間時間の気軽な読み物としてオススメです。

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    2025年01月31日
  • 新装版 お腹召しませ

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    武士になりたいと思っていた夢を
    時代が変えていく
    腐っても武士
    どう生きたいかよりどう見られたいか
    どんな先祖でありたいか
    苦しさをほほえましい話にまとめていて
    さすがです

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    2025年01月31日
  • かわいい自分には旅をさせよ

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    亡き姑が好きだった浅田次郎。姑の本棚にこの本を見つけた。すらすらーっと読みやすく寝る前に読むのにぴったり

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    2025年01月27日
  • 姫椿

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    しみじみと、しんしんと冷える冬の日のやかんののったストーブの火のように心にしみるお話が8編
    冒頭の「シェ」がいちばん好き

    ちょっとファンタジーな感じが浅田次郎
    不思議で奇妙なところもあるのに、そういうお話にありがちな「すっきりしないもやもや感」は残らない。

    読んでよかったな、って浅田次郎作品はいつもそう思う。

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    2025年01月25日
  • 一刀斎夢録 上

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    新選組三部作の最後を飾る物語。

    前2作は吉村貫一郎、糸里と、新選組に直接関わりを持った人が主役、今作は斎藤一の昔語りを軍人が聞くという進み方。

    前2作とは趣は違えど、読み応えはバッチリ。

    新選組とは、侍とは、剣とは、といった、概念が、時代と共に形を変える様が絶妙に書かれていた。

    新選組では吉村貫一郎と斎藤一が好きなので、そりゃぁたまらないよね。

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    2025年01月24日
  • 夕映え天使

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    浅田次郎さんって、不思議な人だと思う。

    登場人物の誰も彼もがものすごく人間くさい。

    どうしようもない一面
    生々しい欲望
    切なくなるほどの胸の内

    鮮烈で個性の塊みたいなそれらがぐちゃぐちゃに混ざり合っているはずなのに、なぜか立ち上る風景は、全てがセピア色だ。

    それでいて、人間くささはあっても
    計算くささは全くない。


    6つある短編はどれも決して長くはないのに、
    なぜか読み終わった時にどっしりと余韻が残る。

    余韻に絡めとられて、
    すぐに次の話には行き難くなる。

    日を変えて次の話を読めば、
    また知らないうちにその世界に囚われてしまう。

    戸惑いながら読み始めても、
    いつしか目が離せなく

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    2025年01月17日