浅田次郎のレビュー一覧
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ネタバレ久しぶりに読み直しました。
昔読んだ時より、お仙の「こんな命の瀬戸際に〜やさしく労ってくれる男達を見せてくれた」がなんか沁みた
今まで別嬪が度を過ぎたばかりに被ってきた仕打ちやそんな中どんな気持ちで生き抜いてきたのかを、少し世の中が見えた今だからこそ想像してしまったからかも(十人並みの自分では、美人がゆえに辛い目に遭わされることもあるなんて若い頃は気づけなかったので)
中尾、お仙、繁松、七之丞と来てページ数的にも最後の語り手だな、和尚さんでこの歳ならあの人か、無事で良かった と思いつつ読み進めての杉浦かー!!
そして杉浦の口から語られる丸山…正直、個人的に浅田次郎作品でよくある度の過ぎた献身的 -
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「浅田次郎」の長篇時代小説『憑神』を読みました。
『終わらざる夏』、『残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉』、『王妃の館』、『一路』に続き、「浅田次郎」作品です。
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抱腹絶倒にして感涙必至。
貧乏侍vs.貧乏神!?
幕末時代小説の最高傑作。
時は幕末、処は江戸。
貧乏御家人の「別所彦四郎」は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。
ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。
だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる -
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「浅田次郎」の連作小説『残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉』を読みました。
『終わらざる夏』に続き、「浅田次郎」作品です。
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ある日、目細の「安吉一家」に客分として現れた、時代がかった老侠客。
その名も「山本政五郎」―すなわち幕末から生き延びた、「清水の次郎長」の子分「小政」だというのだが…。
表題作『残侠』など、天下の夜盗「天切り松」が六尺四方にしか聞こえぬ闇がたりの声音で物語る、義賊一家の縦横無尽の大活躍八編。
粋でいなせな怪盗たちが大正モダンの大東京を駆け抜ける、感動の傑作シリーズ第二弾。
(解説/「大山勝美」)
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Posted by ブクログ
ネタバレ浅田次郎さん「日輪の遺産」
読み進める中で徐々にわかってくる「日輪の遺産」の意味。
なんて大切なテーマなんだろうと背筋が伸びる思い。
太平洋戦争敗戦直前の日本とバブル崩壊後の日本。
二つの時代のお話が、徐々に重なっていく。
敗戦間近の日本。ポツダム宣言受諾が決定し詔勅が発せられる直前の8月10日。3人の軍人(真柴少佐、小泉中尉、曹長)が近衛師団から呼び出され密命を受ける。マッカーサーから盗んだ時価二千億の金塊を隠し、敗戦後の日本復興の為に必要なこの財宝を守ってほしいと。
バブル崩壊後の日本。不動産経営の丹羽とボランティアの海老沢は老人から古い手帳を譲りうける。2人は手帳の内容をも