終わらざる夏 中

終わらざる夏 中

作者名 :
通常価格 555円 (505円+税)
紙の本 [参考] 693円 (税込)
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作品内容

片岡の一人息子・譲は、信州の集団疎開先で父親の召集を知る。譲は疎開先を抜け出し、同じ国民学校六年の静代とともに、東京を目指してただひたすらに歩き始めた。一方、片岡ら補充要員は、千島列島最東端の占守(シュムシュ)島へと向かう。美しい花々の咲き乱れるその孤島に残されていたのは、無傷の帝国陸軍、最精鋭部隊だった。――否応なく戦争に巻き込まれていく人々の姿を描く著者渾身の戦争文学、中編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
328ページ
電子版発売日
2013年07月19日
紙の本の発売
2013年06月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

終わらざる夏 中 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年10月09日

    戦争に巻き込まれた人たちの哀しい物語。
    たくさんの登場人物の視点から、戦争の悲惨さ、理不尽さをあらわした物語です。

    中巻では、集団疎開していた片岡の息子が同じく疎開していた年上の女の子と二人で、疎開先から脱走し、東京目指して歩いていくところが語られています。
    その旅でのいくつかの出会いが語られてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月16日

    「戦争とは、生と死との、ありうべからざる親和だった。ただ生きるか死ぬかではなく、本来は死と対峙しなければならぬ生が、あろうことか握手を交わしてしまう異常な事態が戦争というものだった。」

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    Posted by ブクログ 2013年09月14日

    上巻より濃い内容の中巻。驚くほど過激な浅田次郎節炸裂の、登場人物の言葉選び。
    凄まじい戦時中の普通に生きている一般人と軍人の
    なんちゅーかもどかしいというか、どうにも出来ない現実の描写。
    引き込まれていくように読むにつれ、眉間にシワが寄っていくような。
    一億総玉砕というより全滅という言葉が何ともリア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月20日

    終戦間際のギリギリ感を、疎開児童の目線、その後に及んで前線に召された兵士の目線などを通じて描かれる中巻。終戦を把握し、それに向けて静かに動き出した中枢陣。何も知らされないけど、希望とともに終戦を願う民間人の様子が、それぞれの本音・建前を通して見事に浮き彫りにされている。終戦をはっきり知らされたとき、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月01日

    満州で戦った親父から聞いた。「勲、よく聞け。満州で『金欲し、いのち欲し』と中国人に聞くと奴らは『金欲し』って答えるんだ。金を投げてから将校は奴らの首を軍刀で切り落として笑ってるんだぞ。。。」
    狂気が支配したあの時代。死ぬことが何でもなかった時代を知る名著だ。

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    Posted by ブクログ 2013年07月27日

    天皇の神格化についての室長の意見が説得的。
    セリフ回しや行動の描写から岸上等兵のイケメン振りが鮮やかに伝わってくる

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    Posted by ブクログ 2013年07月13日

    中。

    普通の人々にとっての「あの戦争」というものがよくわかります。

    誰一人として望んでないのに、いつの間にやら戦時というものに絡め取られていく。
    戦争に(否応なく)関わっている一人ひとり、それぞれに様々な人生があり事情がある。

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    Posted by ブクログ 2020年05月31日

    登場人物の動きがパラレルに語られる、中巻。
    下巻の完結に向け、ハッピーエンドに向けての予感は感じられない。

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    Posted by ブクログ 2018年07月16日

     疎開先の小学生たちや教師、島で働く女子学生たち、そして敵兵であるソ連兵たちなど、自国の兵士だけでなく、それぞれの立場の苦悩と葛藤、戸惑いを描くことで浮かび上がる、戦争の不条理と非情さ。

     こうした様々な立ち位置からの悲劇を描けるだけでも、すごいと思うのですが、さらに浅田さんは物語の舞台となる占守...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月22日

    終戦後の任務を担った片岡と菊池医師、鬼熊軍曹の運命、そして疎開先から抜け出した片岡の息子。刻々と近づく終戦の日とその後の終わらない夏。中篇はじりじりとして進まない時と進んでほしくない時が交錯しているようだ。

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終わらざる夏 のシリーズ作品 1~3巻配信中

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1~3件目 / 3件
  • 終わらざる夏 上
    555円(税込)
    1945年、夏。すでに沖縄は陥落し、本土決戦用の大規模な動員計画に、国民は疲弊していた。東京の出版社に勤める翻訳書編集者・片岡直哉は、45歳の兵役年限直前に赤紙を受け取る。何も分からぬまま、同じく召集された医師の菊池、歴戦の軍曹・鬼熊と、片岡は北の地へと向かった。――終戦直後の“知られざる戦い”を舞台に「戦争」の理不尽を描く歴史的大作、待望の文庫化。第64回毎日出版文化賞受賞作。
  • 終わらざる夏 中
    555円(税込)
    片岡の一人息子・譲は、信州の集団疎開先で父親の召集を知る。譲は疎開先を抜け出し、同じ国民学校六年の静代とともに、東京を目指してただひたすらに歩き始めた。一方、片岡ら補充要員は、千島列島最東端の占守(シュムシュ)島へと向かう。美しい花々の咲き乱れるその孤島に残されていたのは、無傷の帝国陸軍、最精鋭部隊だった。――否応なく戦争に巻き込まれていく人々の姿を描く著者渾身の戦争文学、中編。
  • 終わらざる夏 下
    555円(税込)
    1945年8月15日、玉音放送。国民はそれぞれの思いを抱えながら、日本の無条件降伏を知る。国境の島・占守(シュムシュ)島では、通訳要員である片岡らが、終戦交渉にやって来るであろう米軍の軍使を待ち受けていた。だが、島に残された日本軍が目にしたのは、中立条約を破棄して上陸してくるソ連軍の姿だった。――美しい北の孤島で、再び始まった「戦争」の真実とは。戦争文学の新たなる金字塔、堂々...

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