浅田次郎のレビュー一覧

  • 地下鉄に乗って 新装版

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    地下鉄の駅から地上に出るとそこは30年前の世界だった…。過去にタイムスリップして、自殺した兄や反発し疎遠になった父の過去をたどることで主人公も知らなかった真実が明らかになっていく。ラストのみち子の選択は衝撃的で切なかった。

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    2026年08月20日
  • 壬生義士伝 13

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    芸術作品。一気読みしました、自分は漫画家とも言えないような端くれですが今までたくさんの漫画を読んできたなかでこの作品ほど胸を打たれ感動して涙を流した作品はないです。登場人物が全員生きているようで実話かのように感じられるしまさに今ここにその人物がいて、会話をしているような臨場感でした。アシスタントをつけずに1人で描き切られたとのこと、本当に魂を削って壬生義士伝を漫画にして世に送り出していただいた、ながやす巧先生は神です。感謝でいっぱいです。人生でこのような作品に出会えたことが本当に宝物です。生きていてよかったです。電子で全巻買いましたが、紙でも全巻買って、何十年も大切に家に置いておきたいと思いま

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    2026年08月10日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    ついに西太后と光緒帝が亡くなってしまった。ここに至るまでの西太后他の苦労を思うと本当に感慨深い。そして辛い。蘭琴も再登場して胸が熱くなり、後半は一気読みした。ひとつの歴史が終わってしまった寂寥感。

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    2026年08月07日
  • 日輪の遺産

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    敗戦間近の日本で秘密のミッションを
    任せられた3人
    将来の日本経済の為にマッカーサーから奪った金塊やダイアなどを
    山間の弾薬庫に隠す

    金塊を運ぶ為に35人の中学生女子が動員された
    ミッションが終わったのは日本の敗戦の日
    天皇のお言葉を聴くように準備していたが34人と教員1名が薬を飲んで自害
    たった1人を残して

    3人の内実戦で足を痛めた曹長は残された学生を故郷に送り
    男手のなくなった家を支え彼女と結婚
    米軍基地周辺の土地を買い
    秘密を守り通そうとする

    大蔵省のエリート小泉は日本経済の
    立て直しをマッカーサーに進言し
    彼と対峙し6階から投身自殺した

    リーダーの真柴は愚直な軍人で
    指示を出し

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    2026年08月06日
  • おもかげ

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    涙なくして読めないと書かれてましたが、以前に現れた女性達が母だたったのだと納得し、涙無くして読めませんでした。

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    2026年08月04日
  • 中原の虹(1)

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    前作とはガラッと主人公も変わってどうなるかと思ったけど、どんどん引き込まれて読んだ。前作と繋がっているところが出てくると嬉しい。新しい実在の人物が出てくるたび、その人について調べながら読むのも楽しい。

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    2026年07月28日
  • わが心のジェニファー

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    とても楽しく読めました。ラリー何やってるんだ!と怒りたくなる場面が多々ありましたが、ハッピーエンドで良かったです。

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    2026年07月23日
  • 完本 神坐す山の物語

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    ただ怖いだけじゃない。
    死んで終わりじゃないなあと思う話。
    こういう話好きです。
    身内の不思議と言っていいのか現実離れしているような話。
    私からしたら縁がない話だから現実離れしてると思うだけなのだろうけども。

    寝物語には内容が濃そう。

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    2026年07月21日
  • 壬生義士伝(下)

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    「けっぱれ。どんたなことがあろうと、お前を死なすわけには行かねのじゃ。泣げ。声上げて泣げ。」この言葉は、本当は、父の貫一郎にこそかけてあげたかったのではないか。

    明日食べるものに困り果てる中で、愛する家族を守るため、家を捨て、人を斬り、命乞いをした。
    生と死の狭間にあってなお、家族を想い、同志に愛された男。

    「武士道とは、死ぬることではなく生きること。」
    それは、鬱屈する現代社会の中で、家族を想い、家族のために右往左往する現代人も共鳴できるメッセージではないだろうか。

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    2026年07月19日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    NHKのドラマがとても良くて、こちらを読んだ。一度、ドラマを見ているから、仕掛けは分かっているけれども、ドラマでは描かれなかったり、改変されていた部分も改めて味わえてよかった。
    「蒼穹の昴」や「鉄道員」を映像作品では観たことがあったが、浅田次郎の小説は初めて。
    難しい語句があっても、今はすぐに調べられる。
    便利な世の中〜と感動しながら読む(笑)

    一年ほど前に読み終わった作品のため、新鮮な感想ではないが、とても味わい深く他の作品も読んでみたいと思った。

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    2026年07月13日
  • マンチュリアン・リポート

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    蒼穹の昴の続編。
    中国の近代が舞台の壮大な物語だが、登場人物に没入してしまうかのような筆力と言いますか…。
    日本と中国の関係性、日本人の性質など、現代の状況もふまえて、考えてしまう…

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    2026年07月11日
  • シェエラザード(下)

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    弥勒丸。船は女性名詞、本当にそうなんだ•••と思った。この船を愛した人達、魚雷で沈められた時にすら、この船に抱きしめられていた。素晴らしい物語。一気に読みました。

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    2026年07月11日
  • 珍妃の井戸

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    ネタバレ

    蒼穹の昴の続編というか、スピンオフというか。
    もちろん独立した作品としても読めるけど、「蒼穹の昴」で描ききれなかった部分が補完されるので、読んでいると楽しめると思う。

    珍妃を殺したのは誰か?
    をメインに据えたフーダニット仕立てのミステリー。
    事情を知る7人は、みんな違う犯人を名指しする。
    歴史上、西大后が殺したことにされている珍妃殺しを浅田次郎が描くとこうなる。

    いろんなレビューを読んだけど、「結局犯人は誰なの?」って言っている人が多くて驚き。
    登場人物たちは嘘をつくけど、共通する事実や読者しか知らない部分を合わせると、信頼のできる証言はあれしかない。
    愛された姫と悲劇の皇帝、ふたりの愛だ

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    2026年07月04日
  • 日輪の遺産

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    10年くらい積読になっていた本。もっと早く読めば良かった。映画も見てみたかった。舞台が現在の多摩にある米軍レクリエーション施設。読み始めたら、自分が生まれ育った場所だったので、街道の名前や町名がリアルで、もしかして三谷って、いまの町内会名か?あそこは弾薬庫だったと聞いていたが、そこなの?と、とても興味深く読みました。多摩に住んでいる方は、ぜひおすすめしたい本です。終戦時の話なので、目をつぶりたくなる場面も多々あり、こんな悲惨なことは二度と起こしてはいけないと考えさせられました。

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    2026年07月02日
  • 蒼穹の昴(4)

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    ネタバレ

    泣いてしまった。
    世紀の悪姫であるはずの西大后は、美しくて賢くて、賢すぎるが故に、いろんな権力に呑まれて生きている人だった。まさか西大后が政権に返り咲いて終わるとは思わなかったな……

    白太太がついた嘘、あの嘘のおかげで運命を切り開き、必死に生きてきた春雲。
    白太太の占い通りに立身したけれども亡命することになった文秀。
    2人とも、玲玲も、どうか幸せになってほしいよ。

    うさんくさかったミセス・チャンの存在も良かったし、ジャーナリスト連中も役に立ってくれてまじでよかった!!感動!!
    さて、どうやって清王朝が終わっていくのか、見届けます。次は珍妃の井戸。

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    2026年06月25日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    先日、母を亡くしました。104歳でした。故郷を出て、東京で50年。なんとも親不孝な息子をいつも暖かく包んでくれました。
    千代さんは、ビジネスとして母を演じながら、それぞれの息子(娘)に取ってかけがえのない本物の母となっていた。ニセモノの子供たちの幸せを本気で祈り、子供たちは本物の幸せを夢見ることができた。色々思い、泣きました。

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    2026年06月25日
  • 蒼穹の昴(1)

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    浅田次郎先生の作品は2作目です。
    読み始めは登場人物等が中国読みでしたので戸惑いはありましたが慣れました(笑)
    キャラクターが際立っていました。
    優等生の長男を差し置き、破天荒な次男が難関を突破していく流れは爽快でした。
    占師から受けた天啓を信じて健気に突き進む純粋な春児。そしてその二人の強い絆がこの作品の1番の魅力なんだろうなと思いました。
    当時の中国ってこんな感じだったのかと思わせる部分があったり、科挙の場面では文秀の身に起こった不思議なことだったりという描き方も素敵だでした。この後どうなって行くのかとても気になります。

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    2026年06月21日
  • 一刀斎夢録 上

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    ネタバレ

    『一刀斎夢録』浅田次郎
    時代は大正。陸軍近衛師団の梶原中尉は、警視庁の友人・榊警部から「一刀斎」と呼ばれる老人の話を聞き、興味を持って訪ねる。その正体は、新選組三番隊長として最強と謳われた斎藤一(藤田五郎)だった。梶原は幾夜にもわたって斎藤一の家に通い、昔語りに耳を傾ける。
    斎藤一が語るのは、坂本龍馬暗殺の真相、初代筆頭局長・芹沢鴨の粛清を含む新選組結成当初の内紛、沖田総司・土方歳三ら仲間との別れ、戊辰戦争での転戦、そして唯一の弟子として可愛がった少年・市村鉄之助との出会いと交流。やがて時代は明治に移り、斎藤は警視庁の抜刀隊として西南戦争に身を投じる。そこで運命的に再会するのが、土方の遺影を託

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    2026年06月19日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    一巻から5巻まで、一気に読みました。浅田さんの世界観、人間感、仕事観。「天切り松闇がたり」は、その全てで読者を釘付けにしてしまう、もう逃げられない、そんな話でした。又、松蔵の口を借りた語り口がすごい。もう逃げられませんでした。

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    2026年06月13日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    時代は大正から昭和に移り、軍隊や満州のような抗えない敵(?)に囲まれるようになる。これらの敵に対し、盗っ人たちが痛快な一矢を報いる。泣きながら応援しました。

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    2026年06月10日