新装版 五郎治殿御始末

新装版 五郎治殿御始末

660円 (税込)

3pt

3.6

あの爺様はの、みなに笑うてほしかったのだ――。
人生に、そして時代に決着をつけた侍たちの「終活」とは?
『一路』『流人道中記』の浅田次郎が贈る、感動の時代小説短篇集。

激動の明治維新期。突如「武士」という職業がなくなり、行き場所をなくした岩井五郎治は、遺された孫のために命も誇りも投げ出す覚悟を決める。やがて訪れる最期の時。町人として明治を生きる孫に、五郎治がのこしたある遺品とは。人生、そして時代に始末をつけた、侍たちの物語。表題作ほか全六篇に書き下ろしエッセイを特別収録。

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新装版 五郎治殿御始末 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月20日

    明治維新期、武士という職業がなくなり行き場を失った岩井五郎治は、遺された孫のため命も誇りも投げ出す覚悟を決め…。人生、そして時代に始末をつけた侍たちの物語。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月18日

    浅田次郎ならではの文調で、読者を感動させる。
    武士の生き様を余す事なく、描いた表題は秀作である。今をときめく後書きの磯田道史氏のコメントは、日本史における武士の盛衰が理解できる。

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    Posted by ブクログ 2021年05月18日

    明治維新期、「武士」という職業が無くなり行き場を失った五郎治は遺された孫のために命も誇りも投げ出す覚悟を・・・。表題作のほかに全六編の時代に始末をつけた侍たちの物語。

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    Posted by ブクログ 2023年10月09日

    幕末から維新の、価値観が大変動した時期に生きる武士たちを描いた短篇集。以前に「お腹召しませ」を読んだことがあったが、この価値観の大変動というのは浅田次郎お気に入りのテーマらしく、太陰暦から太陽暦、「刻」から時分秒、仇討ちから刑法へと変動する価値観に翻弄される武士の生き様をテーマに一編の小説として仕上...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月05日

    ※2006年?購入、これより旧版
     2006.4.14読書開始
     2017.5.6BookOff売却済み

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