月のしずく

月のしずく

小説・文芸
652円 (税込)

3pt

三十年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみ。そんな男のもとに、十五夜の晩、偶然、転がり込んだ美しい女──出会うはずのない二人が出会ったとき、今にも壊れそうに軋みながらも、癒しのドラマが始まる。表題作ほか、青少年の鑑のような高校生が、ふと足を踏み入れた極道の世界で出会ったヒットマンとの、短くも充実した日々──「銀色の雨」。子供のころ、男と逃げた母親との再会をイタリアを舞台に描く「ピエタ」など、“浅田マジック”が冴える全七篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    月のしずく
  • タイトルID
    :
    132867
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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月のしずく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    7編を集めた短編集。どれをとっても作り物っぽくなくて沁みる話ばかりだが、個人的には幼い日のヒーローを描いた「ふくちゃんのジャック・ナイフ」
    が一番好き。マツオさん、またオススメあったら教えてくださいね。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    私の涙袋に孔を開けてくれる。そして鉄道員ポッポヤを再読した。またまた泣いた。涙もろいのは脳が壊れて居るそうな!

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    男女の恋愛を中心とした関係性の複雑さと葛藤を描いた短編集。
    理性と感情は、時に相入れないものかもしれないが、そこをないまぜにした割り切れない存在が「人」であり、それを他者との関係として顕著に現したものが「愛」なのかもしれない。
    それぞれの物語を自分の経験と照らし合わせて置き換えてみると、つい理性を優先してしまい、感情を置いてきぼりにしてしまうことが多かったと省みることができる。
    どちらが重いのではなく、どちらも内包して、苦悩し葛藤し、それでももがいて現実世界での答えを出そうとする営みが、人を人たらしめている行為の表れなのかもしれない。

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    短編小説。どの話も、男女のいろんな愛のカタチが切なく、そしてとても優しく描かれていた。

    読み終わった後、じわーっと胸に暖かさが残る。それはどことなく月明かりのようなぼんやりとした暖かさにも似ていて、「月のしずく」っていうタイトルがとてもよく似合う本だと思った。

    通勤中に電車で読んでいたのだけれど、どうしても涙をこらえられなくて、目に涙をいっぱいためながら本を読んでる変なひとになっちゃった。

    失敗したっていい、どんな間違いをしたっていい、ちゃんと自分に見合う素晴らしいひとが身近にきっといて、その素晴らしさを拾い上げられるひとにならねば、と思わせられました。

    全部好きだったけど、特に好きだったのはパリで出逢った画家の恋人が忘れられない女性のはなし。
    「オルヴォワール」
    美しい響き。フランス語の美しさを知っているからこそ、最後に交わすフランス語の別れの挨拶がとても切なく、潔く、美しく心に響きました。

    0
    2015年09月18日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎さんの恋愛、家族愛を描いた短編集
    時代は1970年代〜2010年頃までかな?
    日本国内、中国、ローマの当時の情景が解像度高く描写されていて、まるで短い映画を観ていたような気持ちになりました
    個人的には、社長の幼少期の中国からの引き上げを振り返る「琉璃想」と、いい子を貫いた女性が自分を捨てた母親に会いにいく「ピエタ」が好み

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    浅田次郎さんの作品らしい7つの短編集。
    ヤクザ、中国人、不器用な男や女が登場し、男と女の関係がまずある。

    帯の題にもなっている「月のしずく」が一番だったかな。
    美人で次々と男を替えるような女性リエが、金持ちで妻帯者の男性と関係を結び、赤ん坊が出来る。
    当然の展開で、結局ケンカ別れになるが、たまたまその場面に出くわしたのが、中年の労務者辰夫。
    女性を介抱し小汚ない自分の家に泊めてあげるが、それまで彼女と関係を持った男とは異なり、女性のことを考えて手を出さない。
    彼女にとっては新鮮で、心が通うようにもなるが……。
    不器用な男の辰夫は、実にいい味を出している。
    彼女と関係を結ぶ男性とは真逆だ。

    指名手配中のヤクザ岩井章次とその女菊枝、年下だが母親が菊枝のことを可愛がっていた関係で、幼い頃から面識のある和也との、不思議な生活を描く「銀色の雨」も良かった。

    0
    2023年07月20日

    Posted by ブクログ

    7つの短編集。老若男女の主人公、どの視点でも全く違和感なく入り込めるのが浅田次郎の力量。
    自分の幼少期の経験もあるのだろうか…

    0
    2021年11月19日

    Posted by ブクログ

    積読してた7篇の短篇集。どれもこれも素直にいいと思います。月のしずく、聖夜の肖像、ピエタの男性は健気だなぁ。

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ


    男女の愛情であったり、親子の愛情であったり、色んな“情”に溢れた、なんかいい話ばかりの短編集。
    熟練の大将が、素材も調理方法も全て異なる料理を次々と出してくれるのを、美味い美味いと言いながら食べているかのように読み進めていきました。
    中でもグッときたのは
    『聖夜の肖像』
    『銀色の雨』
    『流璃想」
    『ピエタ』
    でした。って全7篇のうち4篇も選んでちゃ世話ないですね。
    どれも面白かったです。

    0
    2018年10月29日

    Posted by ブクログ

    短編集。『銀色の雨』『月のしずく』がよかったです。久しぶりに大人の男と女の物語を読んだような気がします。どれも終わり方に余韻が残って、この後二人はどうなったのか?たぶん幸せになったのだろうと思う。そんな風に思わせる読後感の良い全7編でした。

    0
    2018年05月27日

月のしずく の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    月のしずく
  • タイトルID
    :
    132867
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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