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Posted by ブクログ 2023年04月04日
ぼろぼろに泣きながら読んだ。誰も死なないで、生きてと唱えながら読んでいる。
本当に孤独な者は、自分が孤独であると理解できない。溥儀のモノローグから始まる第二巻。満洲国がいよいよできてしまった後の話。
吉永中佐は陸軍大学校の教官として予備役から現役復帰する。
"軍人が国民から敬せられる悪...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
第1巻の北京、天津でのダイアローグ形式の物語から一転、舞台を満州に移して張作霖の配下だった馬占山を中心にそれぞれの登場人物の立場でストーリーが展開する。
満州事変から満州国建国への時代を背景に、過去のシリーズからの主要人物が出揃ってきた感がある。
ストーリーも中盤になりテンポが上がってきて引き込まれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月11日
満州国建国当初の時代が描かれる。
滅びた清の復興を目指すため、日本と手を組む溥儀とその一党。民国と対立する彼らは、満州国を梃子に、かつての帝国の威勢を取り戻そうとする。
一方、石原莞爾が独走して建国を促した満州国の処理に日本側は手を焼いていた。
国際連盟が派遣したリットン調査団の調査活動により、満州...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月04日
本来の主人公、張学良は登場しない。張作霖の部下だった馬占山の抗戦が前半。馬賊の仁義の通し方は痛快。
志津中尉とか吉永予備役とか、総じて登場人物が傍流になったように感じるが、満州国建国の馬鹿馬鹿しさを語るのは、こういう人物の目が必要なんだろう。
浅田次郎節というか、その人物の心情語りが炸裂している。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月11日
シリーズ5作目
溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月10日
張作霖亡き後、息子の張学良は民国政府に服ろい、東三省(満州)には日本軍の後押しを受けて満州国が独立するが、ひとり馬占山のみが抗戦を貫く。
溥儀は満州国執政に収まり婉容とともに関東軍の監視内に囚われた状況にあるが大清国の皇帝としての再興を目指す。
そんな状況の中、春児、春雷、玲玲、文秀はそれぞれの立場...続きを読む
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