浅田次郎のレビュー一覧

  • 真夜中の喝采(かっさい)~きんぴか3 完本~

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    「悪党...」「血まみれの...」と全3巻を一気読みした。
    笑いあり涙ありと楽しませてもらった。
    軍曹の編はいつも腹から笑った。
    最後は3人がバラバラになってしまったが向井を含めて4人のドタバタがまたいつの日か始まるんだろうな。
    そうあって欲しい。

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    2023年07月14日
  • おもかげ

    購入済み

    何度も読み返したい作品

    時代背景のていねいな描写によってさらに物語に引き込まれた。最後は涙が止まらなかった。巧妙な伏線に何度も読み返したい作品と思った。映像化されたのを知らなかったが、読後に配役を知って作品の世界がくっきりした。(作者がこの配役に納得しているのか分からないが…)

    #泣ける #癒やされる #感動する

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    2023年07月11日
  • 月島慕情

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    浅田次郎、安定の短編集

    短編書かせたら浅田次郎が日本最強であると思う。

    おすすめ
    月島慕情
    めぐりあい
    シューシャインボーイ

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    2023年07月06日
  • 歩兵の本領

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    これは、兵隊の話!士官ではない。鉄拳制裁は、表向き、真は世渡り下手の苦労人たちなんだよ。そんな彼らが自衛隊と言う柵のなかで織りなす物語。

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    2023年07月03日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    家族に愛されていた
    愛されていると信じたい
    力を貸してほしいと願う気持ちが
    父や母、妻や娘になって自分の前に現れる
    嘘みたいな話であるのに
    嘘でいいのです
    と思わずうなずきながら読み終えました

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    2023年06月25日
  • 中原の虹(4)

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    読み終わったー!!登場人物の名前に慣れてきて、さらっと読めた。

    宋教仁の演説は、私も国民と一緒になって、この人ならどうにかしてくれるかもと思える素晴らしい内容でした。西太后もいなくなり、国内外でも混乱を極めていた時の希望とすら思えたのに、本当に残念でした。誰だこんなことするのは!って怒りすら覚えた。宋教仁が生きていたら、どんな国になってたのか気になる。暗殺って国の運命すら変えてしまうかもしれないとんでもないものだ。

    そして李兄弟の再会。ついにって感じで、あれは涙無しでは読めなかった。みんなそれぞれが幸せになって、本当に良かったねぇってなった。みんなお互いのことちゃんと思いあってたんだと分か

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    2023年06月17日
  • 流人道中記(下)

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    ネタバレ

    読み始めは、正直玄蕃様を好きになれなかった。善人であるのは分かるけど、自分の中で「この人は破廉恥漢である」とレッテルがあったためだ。しかし、読み進めていくと本当は破廉恥漢で無く、「青山」という長年続いてきた武士の歴史を終わらせるために罪を被り、自ら贄となったと知った。私は胸の奥が痛く、レッテルを貼っていた自分を恥ずかしく思えた。

    心に残ったフレーズは
    「礼があり、それから法ができた」

    好きなシーンは
    ①押送最終日、玄蕃が乙次郎の服を洗ってくれていた。
    玄蕃「全く仕様のねえお与力様だの。ほれ、着替えろ。夜なべで洗うて火熨斗(ひのし)を当てておいたぞえ」
    乙次郎「誰が。どうして、どうして」と袖

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    2023年06月16日
  • 流人道中記(上)

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    最近、武士ってなんだったんだろう?と考えることがあるのだが、それを書いてくれているような気がする。浅田次郎氏のユーモア溢れた文章が最高である。そこかしこで笑っている。

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    2023年06月11日
  • 流人道中記(上)

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    ネタバレ

    罪を得て流地に押送される旗本・青山玄蕃と、三十俵二人扶持の足軽の家の次男坊から二百石の与力の家に身分違いの婿に入った悩める押送人・石川乙次郎の道中物語。

    同じ幕臣と言ってもえらく身分の上の方の青山さんと下の方の石川さんの家族や世間の違いが、改めて対比されて新鮮です。

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    2023年07月01日
  • 見知らぬ妻へ

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    今更ですが
    浅田次郎を初めて読んだ
    映画やドラマになるので何となく避けてきた
    短編の中にある密な表現に驚き感情をヒリヒリと刺激された
    作者の見てきた住んできた世界なのか
    実体験であってもこのように読者にさらせる力はさすがと
    遅ればせながら他の作品をむさぼるように読んでいる

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    2023年06月01日
  • 流人道中記(上)

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    壬生義士伝を読んだ時にもプロローグの窮屈さが読むことを諦めさせた。

    これも同様26ページまでは、なんとも気持ちの乗せようがなく、果たして完読できるか?と思ったほどだった。

    ところがその後主な登場人物たちがその苦悩を持つ人となりを表現し何とも予測不可能で、未経験ゆえの不安感を持った旅が始まる。

    初めは相手を知ろうとしないまだ見習いの与力の切羽詰まった心理が不安感を盛り上げ、ふざけた言動の咎人が、息の合わぬ旅を始めると、先々で問題を抱えた人物が登場。

    二人の時間の経過がそれぞれの関係をゆっくり変えてゆく。
    とても面白い上巻。

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    2023年05月27日
  • 珍妃の井戸

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    それそれの立場からの珍妃の最期。短編集のようで読みやすかった。
    相手を守ろうとしているようで、自分のことしか考えていない。
    人間の狡さ、醜さが見え隠れしている。愛の深さがわかる。

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    2023年05月27日
  • 霞町物語

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    「お腹めしませ」が途中で忽然と消えてしまった。江戸時代から一気に昭和にタイムトリップして微に記憶に残る時代の匂いを感じながら読んだ。
    へぇ、こいうのも書くんだというのが率直な感想。
    で、読み進める間に夢中になった。不思議な余韻を残す「夕暮れ隧道」に惹かれ、各話で語られる写真館と伊能夢影の頑なな生きざまに惹かれた。オーティスは通な音学好きが贔屓にしてたのかと思ってたけど、そうじゃなかったみたいだな。浅田次郎に忌野清志郎の物語りを書いて欲しいなぁ。

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    2023年05月22日
  • 天子蒙塵 4

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    めくって最初の章のタイトルが「ひといろの青」
    蒼穹の昴も一つの大きな節目にきたんだなと思いました。そして語られるのは中国の創世神話。

    " 森羅万象はこうして調いました。しかしそれだけでは、人間の住まう世界にはなりません。
     天に代わって人の世を統ぶる帝。天命を奉じて政を行う、中華皇帝がいなければ。そのみしるしとして、盤古の心臓は大きなダイアモンドに変わりました。
     どれほどすぐれた人間であろうと、神々の目から見れば乙甲の獣にすぎません。選ばれた唯一の人間が皇帝として龍玉を抱いてこそ、世界は定まるのです。"

    創世神話を思い起こしながら日光浴をする溥儀。「私の過去には全き幸

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    2023年05月16日
  • 一路 (上)

    購入済み

    長野県人には特にお勧め!

    先日、木曽へ行って来たばかり。
    杣人(そまびと)とも出会い、話を伺い、霊峰御嶽山を拝み、急峻な木曽川で身を清め、暖かな湯でほぐれたばかり。

    その木曽の場面の手に汗握るや!!

    中山道の旅路がどのようなものか、見事な筆致からあたかも体験してるかのような気分に。



    出版ばかりの時は買ってしばらく置いておいたものの、たまたま読み始めたら素敵な時間を過ごすことができた。

    下巻も一気に読むと思う。

    #胸キュン #ドキドキハラハラ #感動する

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    2023年05月15日
  • 一路 (下)

    購入済み

    すごいっ

    現代のシェークスピア!

    人間のありとあらゆる感情がそこここに描かれている上に、立場、振る舞い、不自由さの中の自由、またはその逆…

    そして浅次郎まで!

    笑ったししんみりもしたし、でもでも「アッパレー」

    #ドキドキハラハラ #笑える

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    2023年05月15日
  • 新装版 お腹召しませ

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    やっぱり浅田次郎さん、いい。

    封建なのか、能力主義なのか。
    いずれ、遺伝と環境が人を規定するのだから、ちょっとした細目は違えど、個人の運命なんてものは、どちらの状況であろうとも、理不尽は変わらぬ。

    江戸時代の話として、書いているので、なんだかさらっと読めるが、現代でも起こっていることに、そう差はない。

    なんて、書き連ねてみてはみても、

    「祖父は話に詰まると、爪の黝んだ、粗く節くれ立った指に火箸を握って、適当な言葉が見つかるまでいつまでも火鉢の灰をかきまぜていた。
    その誠実さが、私にはない。」

    という幕引きの言葉に、言葉を失った。

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    2023年05月14日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴では、中国名が難しくて誰が誰なのかこんがらがってたけれど、ここまで読んだら分かるようになってきた!

    珍妃を殺したのは誰だというミステリー小説なのかと思いきや、とても素敵なラブストーリーでした。みんなが証言することが全然違かったり、実際に会ってみた人物が噂と違ったりでどういうことだってなってたところでのラスト!全く想像出来なかった。皇帝と珍妃の深く揺るぎない愛に泣けた。歴史上の事実は別として、この物語の珍妃が大好きになりました。

    そして実際に珍妃が殺されたとされる井戸が中国にあるらしい…見てみたくなった!今まで全く興味のなかった中国史が面白いと感じるようになってきたぞ。

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    2023年05月03日
  • シェエラザード(下)

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    じわっと感動が広がる作品でした。本書では犠牲者の方々の無念だけでなく、戦後も生き残った関係者たちの心境についてもなんとか読者に伝えようとしているのかと思いました。弥勒丸に乗船していて助けられた人、またシンガポールで弥勒丸の乗船名簿を作成していた軍人、またシンガポールで弥勒丸から下船するロシア人密航者など、様々な立場で弥勒丸に関わった人たちの心境を描写しようとしていた気がします。弥勒丸関係者の中で生き残った人の多くはその後が描写されていますが、後日談が書かれていない何人かの登場人物について、これらの人々はその後どういう人生を送ったのか、どういう気持ちで送ったんだろうかと想像を巡らせました。あらた

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    2023年04月30日
  • シェエラザード(上)

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    一気に読めました。終戦直前の昭和20年4月、人道支援の目的で運航していたはずの日本の豪華客船、弥勒丸が日本への帰路途上で米国の潜水艦に沈没させられてしまいます。軍艦に間違えられたのか、それとも意図的な沈没だったのか。時代は過ぎこの事件の記憶も薄くなってくるなかで、ある台湾人実業家が弥勒丸引き上げ話を主人公に持ちかけてくる、というようなストーリーです。これは昭和20年4月に実際におこった「阿波丸事件」がベースになっているのですが、本書を読み進めながら犠牲者の方々に対してご冥福を祈りさせてもらいました。

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    2023年04月30日