プリズンホテル 4 春
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プリズンホテル 4 春

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作品内容

幸之介の義母・富江は心の底から喜んでいた。息子が文壇最高の賞「日本文芸大賞」の候補になったのだ。これでもう思い残すこともないとまで思っていた。息子を気遣ってか富江は忽然と姿を消してしまった。幸之介が賞の発表を待つのはご存知プリズンホテル。特別な日にもかかわらず、この夜も因縁つきの人びとが泊り込む。懲役五十二年の老博徒から、演劇母娘など、またしても起こる珍騒動。物語は笑って泣ける大団円へ。

プリズンホテル 4 春 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月22日

    泣いた。
    冒頭から、漂う幸せの予感。
    その通りに物語りは進むのだけれど、先が読めてしまってつまらないとのがっかり感はない。むしろ必然。
    原田のような警官が本当にいて欲しい。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月10日

    極道小説なのに悪者が1人も見当たらない。
    極道社会の兄弟、家族という繋がりを、宿泊者は疑似体験する。
    そこでは各々が抱えていたしがらみが、自然と(強引に?)解けていく。
    かなり泣けます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    良い小説だった!
    登場人物全員に情が湧いてしまう〜!
    章によって視点の変わる小説は、大体誰かの目線を贔屓に思ってしまうことが多いのだけど、誰目線でもほっとするし変わらず楽しい。
    一巻よりもキャラが立っているのもあり、ドタバタギャグ要素も際立ってとてもよかった!
    また読みたいな〜!

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月11日

    プリズンホテルがついに終わってしまった。最後の最後で木戸先生のキャラ崩壊の謎(笑)
    でも、全四冊通じてほんとに素晴らしかった。ほんま全員かっこええわ。富江の件はやっぱ死んでもたんかな・・・それで憑き物がおちての先生のキャラ崩壊?しかし、親分とその周りはみんな、粋だなー

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    プリズンホテル完結編。問答無用に面白い。

    ちょっと冬で一休み?したかなと思ってたらやっぱ最後はプリズンホテルワールドが全開でしたね。

    どうやって終わるか心配してた主人公。
    予想以上に綺麗に終わりました。自分の止まっていた時計がようやく動き出したようです。よかったよかった。

    夏、秋、冬と読んでき...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月22日

    あー読み終わってしまった泣
    楽しかったプリズンホテルの日々。

    もう…
    支配人や孝之介やお清やミカや黒田にも、板長、服部、仲蔵親分、大曽根 アニタ ゴンちゃん…
    もう皆んなに会えないんだなぁ

    寂しい…。

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    Posted by ブクログ 2020年09月25日

    プリズンホテルシリーズ最終巻です。

    私の願い通り最後はみ~んなが幸せに終わったので本当に良かった!
    春を最終巻にしたところに著者の狙いがあらわれていましたね。
    私が許せないと思っている木戸の暴力癖もまあまだ健在だとは思うけど、夏の頃の彼とは違うし、何よりプリズンホテルはずっとそこにあるから安心...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月06日

    とても良い本でした。この本は4巻まで読まなければ意味がない。この本の言葉をかりると、感想を口に出すと安っぽくなっちまう。縁ある人には説明なく薦めてみようと思う。この本は読む温泉だ。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月06日

    プリズンホテル、ラスト!

    偏屈な作家とその家族、編集者たち
    50年余ものオツトメを果たした老侠客と破産寸前の町工場の経営者
    大部屋女優とその娘、そして恩師

    今回もプリズンホテルは大騒動

    笑って泣いて(号泣して)大団円。
    あーー。私も泊まりに行きたい・・・

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月17日

    プリズンホテル最後の一冊。勿体ないので少しずつ読もうと思ったのに一気に読んでしまいました。まったくの大団円、よかったよかった。特に服部シェフと梶板長のくだりには泣きました。私も浮世の垢を落としにプリズンホテルに行きたいです。

    0

プリズンホテル のシリーズ作品 1~4巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~4件目 / 4件
  • プリズンホテル 1 夏
    極道小説で売れっ子になった木戸孝之介の身内で、ヤクザの大親分の仲蔵が、温泉リゾートホテルのオーナーになった。招待された孝之介は驚いた。なんとそのホテルは任侠団体専用だったのだ。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ。さまざまな人たちがこのホテルで交差する。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家などなど、奇妙な人々が繰り広げる、涙と笑いの物語。シリーズ第一作。
  • プリズンホテル 2 秋
    おなじみ大曽根一家御一行と、酒癖の悪さで有名な警視庁青山警察の慰安旅行が重なったり、元アイドル歌手とその愛人がお忍びで現われたりと、何が起こってもおかしくない一髪触発の事態に、ホテルの支配人の花沢は青ざめた。愛憎ぶつかる温泉宿の一泊二日。笑えて、泣けて、眠れない。シリーズ第二作。
  • プリズンホテル 3 冬
    血まみれのマリアと異名を持つ阿部看護婦長が癒しの宿に選んだのはなんと、プリズンホテルだった。大都会の野戦病院ともいえる救命医療の病院勤めの忙しさから逃れてきたのはいいが……。この真冬の温泉ホテルに集うのは例によっていわくつきの人物ばかり。今回は登山の天才、患者を安楽死させてしまった医師、リストラ直前の編集者。はてさて、雪深いホテルで今宵もおこる出来事とは。
  • プリズンホテル 4 春
    幸之介の義母・富江は心の底から喜んでいた。息子が文壇最高の賞「日本文芸大賞」の候補になったのだ。これでもう思い残すこともないとまで思っていた。息子を気遣ってか富江は忽然と姿を消してしまった。幸之介が賞の発表を待つのはご存知プリズンホテル。特別な日にもかかわらず、この夜も因縁つきの人びとが泊り込む。懲役五十二年の老博徒から、演劇母娘など、またしても起こる珍騒動。物語は笑って泣ける大団円へ。

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