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Posted by ブクログ 2022年01月11日
「お客様のお訊ねになったことだけにお答えするのがわたくしの仕事ではございません。」「笑うなよ
。笑い事じゃないだろう。なんでお前はいつもニヤニヤしてるんだ。まるで人をおちょくるみたいに」「笑顔は制服と同じでございます。タキシードを着たとたん、こういう顔になるのです」
「どうしていいか、わからないんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月24日
今回の物語は、また角度を変えて、生と死を描いたもの。一般社会での価値体系よる一元的な評価だけでは人間は測れないということを、アウトローの任侠と触れることで解体し敷衍してきたのがこのシリーズ。しかし、そんな異なる価値体系、見えや粋、面子と言ったものを大切にして生きている男たちも、死を前にして、命と向き...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月19日
前回2011年3月23日となっている。
この第3巻、冬物語は一番心に沁みたなぁ。
マリア、サチコ、山男、少年太郎、平岡先生、みどりさんと、なかなかゲスト陣に魅力があってお迎えする側がサポーターに徹している。
困ったちゃんの作家先生だけが相変わらずの甘ったれだ。
4巻目に行く前に少々休憩を挟むつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月18日
すごく面白いのに読み終えると、はぁ〜っとため息が出て切ないような安堵のような気持ちになった。
天才登山家、血まみれのマリア、平岡医師。生と死が隣り合わせた状況に何度も置かれた人たちは、やっぱりこんな考え方になるんだろうな。
私なんて甘っちょろい。太郎と変わらない。
もしかしたら偏屈な小説家の方に近...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月26日
シリーズ3作目。今回も様々な過去と苦悩を抱えた客がホテルを訪れる。血だらけのマリアと呼ばれる救命看護士と、昔の恋人で末期ガン患者を安楽死させた医師。命懸けで氷壁を登る世界的な登山家と、自殺するため冬山に迷い込んだ高校生。そして小説家のぼくと清子。小説家の原稿を取りに追いかけて来た編集者。人を愛するこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月24日
また一気に読んでしまいました。マリアさんカッコいいです。もう一回『きんぴか』を読んでみたくなりました。木戸孝之介、今回もなんとも始末に負えない男でまいったね。でも少しずつ変わりつつある感じに目が離せない。武藤さんは男の中の男ですね。あと一冊(春)すぐに読んでしまいたい気持ちを抑えつつ、もったいないの...続きを読む
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