浅田次郎のレビュー一覧

  • 天子蒙塵 1

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    満洲国が建国され、溥儀が東北へ逃れた時期から物語が再開する。

    溥儀と離婚した妃・文繍の語りが中心で物語が進む。
    共感できるところもあれば、共感できないところもあり、、、。

    とにかく、物語の土壌が整った。これからどうなるか楽しみ。

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    2026年04月05日
  • 壬生義士伝(上)

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    宝塚での上演をきっかけに購入。
    本を読んで涙が出てきたのは初めてかもしれない。特に下巻...
    これを機に浅田次郎作品を収集し始めた。

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    2026年04月05日
  • おもかげ

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    久々の浅田次郎。瀕死の意識不明だが、意識が外へと飛んでいく。全ての時代において地下鉄が関係している。途中から涙が止まらない

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    2026年04月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    人から「今まで読んだ中で1番心に残った本は?」と聞かれたらこの本と答えます。
    この切ない気持ちをずっと味わいたくて、読み終わりたくなくて、途中何度も読み返しながらとても時間をかけて読みました。
    自分の大切なものを守るために、信念を心に持って実直に誠実に生きている人は、周囲の人の心をこうも動かすものなんだな、ここまではできなくても私も信念を持って生きていきたいなとそう思わせてくれるお話でした。

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    2026年03月31日
  • マンチュリアン・リポート

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    浅田次郎により、張作霖の人柄について再評価させられる作品。

    勅命を受けた日本軍人と、張作霖が乗っていた蒸気機関車の独白により進む。
    蒸気機関車は、張作霖の態度について、「含羞(シャイニズム)」と評価する。確かに、張作霖の行動は、豪傑だけでは説明できないし、細心だけでも説明できないが、含羞とすれば全て説明できる。

    良い塩梅の豪傑と細心をもたらす含羞を身につけることはとても難しい。少しでもバランスを違えば、それは虚無(ニヒリズム)となり、張作霖のような、誰からも愛される人物にはなり得ないからだ。いったいこの世に、質の良い含羞を持ち合わせる人物はいるのだろうか。

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    2026年03月31日
  • 中原の虹(4)

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    面白すぎる。

    西太后や張作霖など、悪役として教えられる人物の真意を想像し、好きにさせられる。
    シリーズ通して敵役度とされていた袁世凱ですら、最後には真の士大夫として描き、好きにさせられる。史実とは異なる点もあるだろうが、これは中国史の勉強に使える良い教材だろうと思う。

    本作最後には張作霖が長城を越え、死亡フラグともいえる白太太の卦が描かれるが、史実でも、長城を越えた張作霖と蒋介石が対立し、敗れた張作霖が奉天へ引き返す道中で爆殺される。そのあたりをどう描くかを楽しみに、続編を読もうと思う。

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    2026年03月26日
  • 壬生義士伝(下)

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    儚く、美しく、そしてかっこいい。
    義とは何か、家族とは何か、男とは、友とは何か——そのすべてを強く問いかけてくる作品である。

    新選組という激動の時代の中で、それぞれが信じる「正しさ」を抱えて生きている。しかし、その正しさは一つではなく、時にぶつかり合い、すれ違う。その姿が非常に人間らしく、胸に迫ってくる。

    特に、吉村貫一郎の生き方には強く心を打たれた。周囲からどう見られようとも、家族のために生きるその姿は、不器用でありながらも揺るがず、真っ直ぐである。
    また、大野との友情も非常に熱く、立場や価値観の違いを越えて通じ合う関係が印象的だった。さらに、その生き様は息子にも受け継がれており、その姿

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    2026年03月26日
  • 中原の虹(3)

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    宣統帝溥儀が退位し、ついに清国が滅びた。

    中華民国、旧清国、東北勢力の三竦みの構造の中、どの勢力がどのように台頭していくのか楽しみ。

    クライマックスまで、気が抜けない。

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    2026年03月18日
  • 蒼穹の昴(4)

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    単行本で読んだ作品を2年ぶりに再読。文庫本は解説もあっていい。忘れている部分も多いが、大まかな流れは分かっているはずなのに、やっぱり感動。

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    2026年03月18日
  • 蒼穹の昴(4)

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    大学受験時日本史専攻だった私は、中国側から見た日清戦争、その後の滅亡について知らなかった。勉強になったし、国が滅びるのはもはや止められない。実力が無ければ滅ぼされる弱肉強食の世界に、トランプが引き戻そうとしてるのかもしれない。

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    2026年03月16日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴の続編だが、だいぶ趣きが違った。
    芥川の藪の中にも似た様式で、珍妃の死の真相を探る話だが、外国に蹂躙されまくった中国の様子が、垣間みえて また昨今の世界情勢を思い出して大変辛く、哀しい…

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    2026年03月15日
  • 中原の虹(2)

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    蒼穹の昴を読んでからずっと気になっていた西太后と光緒帝の関係が今作にて清算される。

    ただただ、感動した。
    蘭琴の言う通り、されることが幸せなのではなく、愛することが幸せなのであると実感することができた。

    西太后と光緒帝が斃れ、宣統帝溥儀が即位する。いよいよ清国滅亡が目前となる。これからの展開が楽しみだ。

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    2026年03月14日
  • 蒼穹の昴(3)

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    この3巻あたりのことが本当は描きたくて、1-2巻はその為の前段だったんだなという気がするわ。しかし国が倒れていく時は止められないもんだな。。

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    2026年03月13日
  • 蒼穹の昴(2)

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    同じ人物を違う名前で呼称するのやめてほしい、分からんくなる!日清戦争やってたあたりの清国側の情勢って日本史で学ばなかったから新鮮だわ。満州族と漢族の関係とか、物語を通すと理解しやすい。

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    2026年03月11日
  • 中原の虹(1)

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    蒼穹の昴に続く本作は春児の兄・春雷が馬賊の総攬把・張作霖に買われるところから物語が始まる。

    今回もとても引き込まれるキャラクターばかりで、この人物たちがどのように物語を紡いでいくのかが楽しみ。

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    2026年03月07日
  • 蒼穹の昴(1)

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    義母さまのお薦めで読んでみる、清国時代の話らしい。科挙や宦官など、学校で習ったことがモノガタリとして繋がっていく。ラストエンペラーの溥儀もそのうち出てくるのかな。

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    2026年03月05日
  • プリズンホテル 3 冬

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    ネタバレ

    巻が進むごとに面白くなる

    とうとう捻くれた愛情しか表せなかった木戸孝之介が、お清にプロポーズした!!!
    なんと幸せなことか

    真っ当な愛情表現を得られず、大人になった孝之介は、殴ったり蹴ったりしても逃げないお清を信頼するしかなかった
    それ以外の表現を知らなかった

    でも、初めてお清を喪う怖さを知ったのだろう
    美加や心臓病もちのお清の母親に対してすら愛情を持っていたことに初めて気づいたのか

    そういう人っていっぱいいるのかもしれないね
    不器用な人

    それと並行して、癌だと思い込んでいる木戸仲蔵親分が面白い
    立派で人格者の仲蔵親分も自分の死に真っ向から向かうとこんなもんなのかもしれない

    血まみ

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    2026年03月03日
  • プリズンホテル 2 秋

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    ネタバレ

    面白い〜

    浅田次郎さんは「蒼穹の昴」しか読んだことがなかったので、この振り幅よ!

    ナベ長がうだつの上がらない、定年まで交番勤務のお巡りさんかと思いきや、能ある鷹は爪を隠してただけだったのがかっこいい

    確かにちょっと時代錯誤で、今どきの若い子にはわからない世界観かもしれないけど

    ただ、苗字のせいで頭のなかでは少し年をとらせた錦鯉の渡辺さんが映像として出てきてしまって困った
    でも人のいい感じだし、合ってはいるのか

    花沢支配人の息子繁も単細胞だけど、家族が好きで良かった

    真野みすず、柏木ナナの人生も過酷
    幸せなことは少なかっただろうに、なのにまっすぐ前を向いている
    人って、幸せだった記憶

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    2026年02月28日
  • プリズンホテル 1 夏

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    ネタバレ

    私、任侠とかヤクザとか不良とか、そういうのが好きなんです

    自分がそういうのに縁がない、ド真面目な青春そしてこの半生だったので、憧れがあるのか

    いや、本当に真面目な人がこれ読んだら「ふざけんな、ヤクザに憧れとか!あの人たちの懐に入るお金は汚いお金ばかりなのに」みたいにブチギレるでしょうから、私はド真面目ではないのか

    漫画では「花のあすか組!」「ロンタイベイビー」が大好き

    今回特に考えず、この本を手に取りましたが、ハマりました

    ヤクザ言葉が滑らかだったり、木戸仲蔵はじめとする子分たちの義理人情が心地よい
    まあ本物のヤクザが同じと思ってるわけじゃなくて、物語のなかの人としたらちょっとカッコ

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    2026年02月28日
  • 一刀斎夢録 下

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    上巻に引き続き、新撰組の生き残り斎藤一が夜ごと酒を飲みながら過去を語る
    下巻は新撰組がばらばらになった頃から、斎藤一が警視庁に奉職し抜刀隊となり西南戦争に赴く時期の話
    死に場所と決めた戦地で鉄之助と再会した斎藤一が悟った「百の命を奪った末に授かる奥伝」とは…

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    2026年02月28日