一刀斎夢録 下
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一刀斎夢録 下

733円 (税込)

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沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか――維新後、警視庁に奉職した斎藤一は抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは。「悪鬼の所業と言わば言え。」百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版「新選組」3部作、ここに完結。

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  • 一刀斎夢録 上
    702円 (税込)
    「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」――最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長・斎藤一(さいとう・はじめ)。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。慟哭の結末に向け香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ。『壬生義士伝(みぶぎしでん)』『輪違屋糸里(わちがいやいとさと)』に続く、浅田版「新選組」3部作完結篇!
  • 一刀斎夢録 下
    733円 (税込)
    沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか――維新後、警視庁に奉職した斎藤一は抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは。「悪鬼の所業と言わば言え。」百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版「新選組」3部作、ここに完結。

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一刀斎夢録 下 のユーザーレビュー

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    購入済み

    面白い小説でした。

    2014年01月19日

    新撰組斎藤一!これはヤバイっす。まるで斎藤一を目の前にして話しを聞いているような良くできたストーリーでした。終盤もネタ切れ感なく最後まで楽しめました。

    1

    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    今回、初めて斎藤一という人斬りの鬼を知り、斎藤一改め藤田五郎の独り語りに、いつしか一刀斎の横を歩いていた。 互いに信ずるもののためとはいえ、人の命を無情に奪う幕末という時代が想像仕切れないが、そんな時代が眩しくもあり、とてつもなく怖ろしい。 作品は人斬りの一刀斎を主役としつつも、浅田さんは彼を通じて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月19日

    同著者作品「壬生義士伝」に同じく、流石の読み応え。

    新選組斎藤一の語りに入ってすぐにページを捲る手が止まらず、どっぶりと幕末から明治の時代に引きずり込んでくれる。
    齋藤の若い頃から歳を経るごとに、少しずつ少しずつ変化していく人と鬼の心情の狭間が描かれており、ラストに向けては感情の大波と小波の連続で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月13日

    負け戦とわかりながら、幕府のようには決して逃げず、最後まで薩長の敵対意識を受け止めた会津や新撰組の最期が、一刀斎の口から語られます。西南戦争での結末には、薄々悟りはしていても思わず涙を流してしまいます。なぜ死ぬべき人が死なず、生きるべき人が死ぬのか…世の無情に疑問しながら、生き長らえてしまった自身を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月28日

    今更ながら新撰組に人々が魅了される意味がわかった気がする。今では考えられないほどの激動の時代に、本当に生死をかけて生きてきた人たちの生き様。日本人とはどう言ったものかも考えさせられた気がする。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月04日

    『一刀斎夢録』浅田次郎

    一刀斎。

    新撰組最強の剣客と呼ばれ、恐れられた、鬼の3番隊隊長、斎藤一。
    幕末を生き延び、明治を経て大正を迎えた「一刀斎」は、近衛師団の中尉に向かって夜毎語る。

    新撰組とは何だったのか。

    斎藤一が生きた、その理由とは。



    浅田次郎の新撰組三部作、最後の一作品。
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    0

    Posted by ブクログ 2021年04月28日

    連日一刀斎の元へ通う梶原中尉のごとく、読み始めたら最後、夢の如き一刀斎の語りの深みへハマる自分がいた。
    新撰組の中でどこか異質な斎藤一の本性や剣の極意は魅力たっぷりで読むに飽き足らなかった。
    人はみな飯を食い糞をひり出すだけの糞袋、という言葉に妙に納得。

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月08日

    浅田次郎の新選組3部作のラスト。最後まで生き残った斎藤一の回顧録形式の小説。新選組での活躍の後、戊辰戦争、西南戦争と語り継いでいく。必ずしも時代順に語る訳ではないので、新選組のあらましをざっと知っておかないとピンと来ない話がある。「燃えよ剣」、「壬生義士伝」などを先に読んでおいたほうがさらに本書を楽...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月06日

     泣いた…
     上巻で坂本竜馬や芹沢鴨はじめ新撰組の話をあらかた聞いてしまったので下巻は じじいの武勇伝かなって思っていたんだけど…ちがう 聞いていて(読んでいるんだけど 斎藤一のそばで 梶原さんと一緒にきいているかのようです)苦しくて、苦しくて…
     その途中でほっとさせてくれるのが 奥様の存在です。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年09月04日

    新撰組三部作で最高傑作!
    "生き方"として、ここまで刺さる小説は初めてかもしれない。
    自分にはできない生き方の美しさが、とても心を打つ作品だった。

    0

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