【感想・ネタバレ】一刀斎夢録 上のレビュー

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2013年10月12日

マジ超面白かったんですけどwww

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Posted by ブクログ 2022年02月20日

下巻読む前にwikipediaで登場人物の名前調べてしまった。
まだ下巻読んでないけど上下巻一気読みすべき。反省。

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Posted by ブクログ 2021年04月25日

壬生義士伝に感動してから10年弱、久しぶりに浅田次郎の歴史小説が、新撰組が読みたくなってしまった。
一刀斎こと斎藤一の回想録。下巻にも期待。

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Posted by ブクログ 2020年06月23日

読み始めたのは何年前だろう…仕切りなおして電子書籍で始めから読み直した。これから下巻を読むので感想は下巻に。

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Posted by ブクログ 2017年04月04日

最初は乃木大将の切腹の話で 一刀斎は?って思っていたら 急に始まった!
稽古のとき コツを教えてくれたじい様が気になり 会いに行くことに あうといきなり 新撰組の話が聞きたいのだろうと‼
いきなりだよー❗
そして、毎晩お酒と新撰組の話がハジマルー
壬生義士伝からの三部作 面白いのです‼
土方歳三の...続きを読む写真の話はちょっと泣けた(ToT)
下巻も楽しみです

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月04日

新撰組三番隊組長斎藤一の生涯を描いた作品。

話の始まりは、大正元年に近衛師団所属の剣の達人、梶原がライバルである警視庁の榊よりある人物についての噂を聞くところから始まる。
榊が、警視庁道場でまみえた老人が実は斎藤一であり、彼に話を聞いてから剣がすこぶる良くなったと話した。
それを聞いて、梶原も斎藤...続きを読む一の家を訪ねる事になる。

基本的には斎藤一の一人語りだが、まるで京の町にいるような感覚になる。
上巻は新撰組入隊から鳥羽伏見の戦い、そして江戸へ落ちるまでの数々の暗殺と戦いの日々を回想する。

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Posted by ブクログ 2015年09月04日

"谷を越えられぬ凡俗にとっては、九十九里といえども百里の道のなかばであることにちがいはない。しかし九十九里を歩んだ者の果報として、わしらは百里をきわめた人間をこの目で見ることができた。
沖田総司のかけがえのなさというのは、すなわちそのようなものであった。"

「天才は天才を知る」...続きを読むという言葉の真の意味が突き刺さる至極の文章。
しびれた。

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Posted by ブクログ 2014年10月16日

新選組3番隊隊長斎藤一が過去を語る。その作品説明だけでワクワク購入(ノω`*)斎藤さんがどんな思いで事を起こしていたのか。事実この物語通りではないにしても、こんな人だったのかなと感じれて面白かったです。某ゲームから新選組好きに入った私としては、この作品で語る斎藤さんの言動に「それは…」となる部分もあ...続きを読むりましたが、彼の目線から見た新選組の姿を読めた&個人的に知りたかった市村鉄之助がどのように居たのかが知れて満足★斎藤さんが鉄之助に刀を授けたシーンに感動しました。文字にしだしたらキリがないのでこの辺で…w

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月28日

「糞袋」と言う割には結構人の事褒めるじゃないか、斎藤さん。

浅田さんの本は壬生義士伝に続いて2作目だけど、昔の言葉使いなのになぜか読みやすいから不思議。

所々に初めて知る事があって面白い。
食事内容とか、お米に対する認識って今と違うんだなぁ。
戦争もので兵站が大事と言ってるのは多いけど、具体的に...続きを読む書いてあるのは案外珍しいかも。

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Posted by ブクログ 2023年01月13日

明治天皇が死んで大正の時代になったが、全く馴染めずにいる梶原中尉。警察で「一刀斎」と呼ばれる生きる伝説・斎藤一。この本は、梶原中尉が一刀斎の昔話を幾夜にも渡って傾聴するスタイルで紡がれます。

侍が度々名前を変えた理由、勝負は汚い方が勝つこと、乃木希典の自殺は実は美しくないこと、斉藤が世の中を糞袋と...続きを読む蔑む理由、真の師との出会い、市村鉄之助のこと、沖田の強さ等、今作品でも新撰組のことを多く学べました。

死ぬしか道はなくても、そうとわかってて逃げずにその役目を全うしようとした人達って、無駄死にだとは思いません。むしろとても格好いい。

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ネタバレ購入済み

快刀乱麻の読み心地

2021年01月01日

新選組。
好きだけど題材にした小説は読んだことが無くて
今回手に取ってみた次第。
斎藤一の回顧録となっているが
斎藤が語り手を担うという事で、一般的なイメージとは違う新鮮な切り口となっている。

聞き手の梶原がかなりしっかりしたキャラクターで
メインである回顧録を全く邪魔しないので安心...続きを読むして読み進められる。

1つの時代の終焉と幕開けを
思想、仲間、刀に込め動乱を駆け抜けていく。

数々の修羅場で消耗し、失われていくものたち…
残るものは何なのか。
『誠』の旗のもと闘い尽くした剣鬼は最後に何を想うのか。

面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

浅田次郎氏で新撰組、ましてや斎藤一が主題となると、どうしても同氏の壬生義士伝や映画版での幹部隊士含む同僚に対してすら、あるいは薩長へのそれ以上(以下)に侮蔑の目を向け距離をとる酷薄な人物像が脳裏を過ったのだが、何のことはない。まさにソレはソレ、コレはコレというのが読み終えての所感。
あるいは読んでい...続きを読むてこそ、今作に於ける斎藤/一刀斎の人物は如何なるものかと探り探りページをめくることに味が染みているのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2017年07月30日

「壬生義士伝」、「輪違屋糸里」に続く新撰組三部作の完結編。
新選組三番隊長、斎藤一こと一刀斎による独白で、幕末維新から西南戦争までの歴史が語られます。
(一刀斎は斎藤一の逆読み)

しかし、以外におしゃべりですね。斎藤一(笑)
人斬りとして、多くの人の命を奪うその人間観は独特で、そのような人が、年老...続きを読むいたとして、ここまで饒舌に語るとはちょっと違和感あります。
しかし語らないことには物語りになりませんから。
自身の生き様を語ることで、奥義を授けたかったと読み解きました。

上巻では坂本竜馬暗殺、市村鉄之助との出会い、自身の生い立ち、などが語られていきます。
とりわけ、斎藤一の人間観、人生観、剣術に対する心構えなどが掘り下げられて語られていきます。
 卑怯を極めたものが勝ち
 美しく人を斬る
などなど

そして、唯一の弟子となる鉄之助との出会いと交流では、鉄之助を殴るけるしたり、鬼神丸を譲って居合いの稽古をつけたりなど、そのどsぶりを発揮する人間観が出まくりです。
しかし、それがまた味を出していて、独自の人間観、さらには、人の生き死に関わってきた斎藤一の人生観をもかもし出していると思います。
またこれが、下巻につながるとは、思ってもいませんでした。

続く...

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Posted by ブクログ 2016年01月02日

左利きの件や竜馬暗殺の件など実際にはどうかなと思う場面もなくはないですが、面白いです。史実をうたってるわけではなくフィクションなのであまり気にしません。

壬生義士伝を以前読んだ時感動はしたんですが中盤は同じような場面の繰り返しでそんなに楽しめなかったところも…。今回は主役が斎藤一なので近藤、土方な...続きを読むど幹部の話も多く私はこちらのほうが読みやすかったです。

下巻も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2015年11月29日

浅田次郎による新選組三部作の完結編が本書。本書は、幕末から明治・大正を生き抜いた新選組三番隊長:斎藤一が、明治店の崩御、そして乃木大将の自刃の頃に出会った近衛師団長の若き中尉に、夜ごと、幕末動乱期と新選組の実相を語っていくというストーリーで綴られる。一刀斎とは、斎藤一の逆さ読みの当て字。

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Posted by ブクログ 2015年06月09日

浅田次郎の新撰組ものが面白いと聞いて読む。適当に取ったので、三部作の最後から読み始めてしまったが、まぁいいか。確かに面白い。
浅田次郎は週刊現代に自衛隊や競馬の放蕩エッセイを書いていた頃が一番面白く、その後の「ぽっぽや」のような純文は絶望的につまらなかったため長らく読んで無かったが、エンタメならイケ...続きを読むますな。

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Posted by ブクログ 2014年10月14日

新撰組三部作、完結編。

三番隊隊長 斎藤一 が主人公。
壬生義士伝では、無愛想で、
人嫌いで、孤独と描かれていたが。
そこは、変わらず。

幕末から明治、大正にかけての、
時代の流れに翻弄されていく、
新撰組の行く末が、語られていく。

時代が違うとは言っても、
100人以上の人を切るという行為が...続きを読む
凄まじい。
人間など、みな同じ糞袋でしかない。
というのが、斎藤らしい。

斎藤一が、鉄之助に、鬼神丸を与えて、
居合の稽古をするところは、
偏屈者の斎藤が見せた、
彼なりの優しさだったのだと思う。

吉村貫一郎の教えを守る鉄之助の、
意地らしさも切ない。

吉村

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Posted by ブクログ 2014年05月12日

斎藤一の語りで新撰組を語る。
京都の日々がメインで、壬生義士伝 輪違屋糸里とは違った、人間くさいところがいい。

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Posted by ブクログ 2014年04月24日

やっぱり悪人を悪人に書かない描き方は上手い
元々、斎藤一は好きなのでジジイになって語る斎藤一も好きだ。秋刀魚食べたい。

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Posted by ブクログ 2014年09月28日

 『壬生義士伝』『輪違屋糸里』に続く、浅田版新選組三部作完結編!
 単行本で出たときから読みたくて読みたくて、文庫版が店頭に並んだときは快哉を叫びたいくらいでした。
 しかし、いざ手に入れてみると、今度は本を開く覚悟を決めなければならなくて……。

 時代は、激動の明治が終わり、大正へと年号があらた...続きを読むまった直後のこと。
 「武士」がもはや過去にしか存在せず、若者たちは彼らの実情をすでに知らない。
 語り手はおなじみ斎藤一。聞き手は若き陸軍中尉にして陸軍きっての剣客・梶原。
 生きた時代も違う世代、けれど、剣の道で通じ合った二人が、夜毎に酒を酌み交わしながら武士の世を回顧する。

 「斎藤一はかっこいい」という先入観があるから、どっしりと座してかっこよくお酒を飲みながら、渋く深い声で語っているのだろうと思って読めますが、これが斎藤一じゃなかったら、「わしは、わしは」とひたすら自分の話をするばかりの飲んだくれ自意識過剰な爺の話ですよね。

 新選組花盛りのころは、『壬生義士伝』や『輪違屋糸里』で語られており、今作は鳥羽伏見から西南戦争(西郷征伐)までが主要な時代範囲です。
 時代としては時代はすでに江戸から明治になり、新選組はバラバラになって滅び行くばかりのころ。
 生き残った斎藤一が、戦乱のなかで死んでいった隊士たちを順番に追想していく様子は、新選組好きにはたまりません。
 特に、上巻は土方、下巻は近藤に対する斎藤の語りは、なんというか「もっともらしい」(褒め言葉)

 随所で吉村貫一郎の名前が出てくるのも、『壬生義士伝』読者には嬉しい。頻繁に出てくるってことは、それだけ斎藤が一目置いていたということで。


 今回は一貫して斎藤一の語りなので(正確には、斎藤の語りの間に梶原の動向が入る)、壬生義士伝のように、さまざまな人物が語り繋いでいく多様性や多角性には欠けるのですが、一人の敗軍の戦士が見た明治維新として、迫真の筆致で書かれています。

 また、先にも書いたとおり鳥羽伏見の敗戦から始まるので、新選組の華々しい活躍を読みたい人は別の作品をあたるが吉。
 王道な新選組英雄譚で描かれない、細部の痒いところを補ってくれるのが、浅田版新選組です。

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Posted by ブクログ 2021年03月28日

斎藤一のお話。
新撰組として活躍していた頃を振り返る。
まさに昔の男という感じで、荒ぶれもののイメージそのまま。
壬生義士伝読んだ後だったので、繋がり含めて面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年12月01日

久々の新撰組もの。
斎藤一先生、今回はとっても饒舌

うーん、ちょっと最後の方は説明くさかったしこの人の新撰組ものはお腹いっぱいかな。

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Posted by ブクログ 2018年05月16日

下巻に記載。(浅田次郎 新撰組三部作の完結編。夜ごと斎藤一が語る剣の奥義を究めた新撰組の生きた証と鬼のように人を切りまくった人間の生き方というものを聞きながら、聞き手の近衛将校梶原中尉と同じように酔った感じ。三部作とはいえ、「壬生義士伝」「輪違屋糸里」とはまた違った切り口の浅田節のエンタテイメント。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月03日

泣く準備はできているが、あまり泣くポイントがない。斎藤一が語った剣の達人と天才の違いが印象に残っている。剣の道は百里あり、達人は99里まで行ける。その先に千尋の谷があり、どうすれば渡れるか見当もつかない。しかし、天才はいつの間にかその先に立っている、それが沖田総司だと言う。確かに全日本剣道では誰が勝...続きを読むってもおかしくない紙一重の世界だ。皆99里まで行けた達人なのだろう。

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Posted by ブクログ 2016年07月01日

一刀斎とは、新選組斎藤一の逆読みだったとは。
近衛師団の梶原中尉を相手の、元新選組の斎藤一による夜話。
新選組のたどった運命はどこまでが史実で、どこからがフィクションか。「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」と、小学生時代に言われた著者の本領発揮ともいうべき作品。
話中語られる「どうも今の若者...続きを読むたちは、国家の行く末をわが命の行く末とは思うていないようじゃの。国と民との命運が一蓮托生であるという、当たり前のことを忘れておる」は、そのまま現代の若者に対する、著者の思いだろう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月22日

H28.3.19-H28.4.29

(あらすじ)
「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」‐‐最強と謳われ恐れられた、新選組三番隊長斉藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた”一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。慟哭の結末に向...続きを読むけ香り立つ生死の哲学が深い感動を呼ぶ、新選組三部作解決編。

(感想)
「壬生義氏伝」「輪違屋糸里」につぐ、新選組三部作の最終作品。浅田次郎さんらしく、きちんとした知識に基づく大正時代の描写だと思うのでそのあたりは安心して読めます。
ただ、梶原中尉や、斉藤一の語りでの描き方といった物語の進め方そが個人的にあまり好みではなく、もったいなく感じています。
決して嫌いではない物語なのですが。

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Posted by ブクログ 2016年02月24日

新撰組関係の本を初めて読んだ。諸説あるとは思うけれど、これはこれで興味深い内容。これからもっと歴史小説を読みたいキッカケになりそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年05月21日

いかにも、男性作者という表現の連続。男の世界の話なんだから、特に違和感はないけど、毒を吐くクソじじいは語るに落ちる感もある。現実の人間なんだから、こんなもんかもしれないけど、語ってる内容と、語る人間が、どうも同一人物には思えない。

物語は面白い。引き込まれて一気に読む。でも違和感。

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Posted by ブクログ 2015年03月11日

「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」―最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。慟哭の結末に向け香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ、新選組三部作完結...続きを読む篇。

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Posted by ブクログ 2014年11月09日

今まで読んできた時代物とは打って変わってかなり文学っぽい歴史小説。登場人物の心情や町々の風景など、描写が上質な絹のような鮮やかさと滑らかさで、幕末の大転換期、無骨な志士の姿を描くにはいささかイメージに合わない筆致に感じられた。それでも一刀斎の見てきた江戸から明治への時代の趨勢や、新選組隊士の人柄は生...続きを読むき生きとしていて、昔語りの中の歴史が実際の出来事として現実味を帯びていくようだった。
最近剣術を習い始めたこともあり、剣に対する一刀斎の心構えや信念はとても参考になった。

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Posted by ブクログ 2014年04月29日

斎藤一の狂気が満載❗️でもやり過ぎかなあ。何度途中で投げ出したくなったことか。新選組の実情を違った観点から描いている。

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Posted by ブクログ 2014年03月15日

やっぱり浅田版新撰組、大好きだなあと実感。
斉藤一目線の語り口、ほんとにすき。背筋がピンと伸びるような、凛と張りつめた空気感。

下も楽しみです。

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