ユーザーレビュー 壬生義士伝 12 浅田次郎 / ながやす巧 それぞれの死 主要人物達の顛末がそれぞれの死という形で収斂していく圧巻。史実に基づいたフィクションで、徳川幕府の時代の終わりと明治維新のパラダイムシフトの中で、当時の武士の精神性が描かれて胸が詰まる。 cookbook 壬生義士伝 13 浅田次郎 / ながやす巧 堂々完結 前巻で武士の時代の最期の寂しさや華々しさは描き尽くされ、この最終巻では吉村貫一郎の生涯が知人や子供達の未来にどのようにつながったかが静かに語られる。しっとりした良い終わり方だと思う。 cookbook 壬生義士伝 13 浅田次郎 / ながやす巧 原作超え これまで漫画化された作品の中で、唯一原作を超えたと思わせてくれた作品は「天地明察」のみであったが、ついに人生2作目の原作超えの作品が現れた。 この原作は小説の中でも大変気に入っている作品だが、まさかその原作を超えてくるとは嬉しい限り。 絵の力というものを十二分に堪能させていただきました。ありがとうご...続きを読むざいます。 RYO 壬生義士伝 13 浅田次郎 / ながやす巧 なんと、なんと美しい最終シーンであろうか…。はたして私は何を次世代に伝えなければならないのか、そもそも私の中に次世代に伝えるべき価値あるものがあるのかを真剣に見つめ直したい。 Posted by ブクログ 壬生義士伝 1 浅田次郎 / ながやす巧 壮観です! 原作共に名作。とにかく壮観の一言に尽きる。 あえて原作とは視覚的に変えたのかと思われるような細かい部分(登場人物の髪型など)もあるのだろうが、個人的には気にならず、むしろしっくりときた。 爽やかな美丈夫である主人公はもちろん、まったく対照的な存在である斎藤一の描かれ方も抜群にかっこよく、目が離せ...続きを読むない。 monaka ながやす巧のレビューをもっと見る