あらすじ
父の、母の、家族の魂が待つふるさとへ――。 猛吹雪の中、中間・佐助の手で越後の豪農の元へ送り届けられた"貫一郎"。顔も知らぬ父と同じ名前を与えられた末子、その後の運命は…!? ながやす巧が漫画家人生を賭して描き上げた浅田文学、ついに最終章!!
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原作超え
これまで漫画化された作品の中で、唯一原作を超えたと思わせてくれた作品は「天地明察」のみであったが、ついに人生2作目の原作超えの作品が現れた。
この原作は小説の中でも大変気に入っている作品だが、まさかその原作を超えてくるとは嬉しい限り。
絵の力というものを十二分に堪能させていただきました。ありがとうございます。
堂々完結
前巻で武士の時代の最期の寂しさや華々しさは描き尽くされ、この最終巻では吉村貫一郎の生涯が知人や子供達の未来にどのようにつながったかが静かに語られる。しっとりした良い終わり方だと思う。