【感想・ネタバレ】アジフライの正しい食べ方のレビュー

あらすじ

旅と食と笑いの人気エッセイシリーズ最新刊!

大物作家が遭遇した海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こるドラマチックな出来事を絶妙の筆致で描く。
ソースなのか醤油なのかタルタルなのかそれとも……。表題作の『アジフライの正しい食べ方』など読み応えたっぷりの全40篇。

旅先の出来事は悲喜こもごも、あらまし宝石に変わる
(「続・落ち着かない部屋」より )

『オリーブのめざめ』
『マスクの福音』
『ロス空港の大捕物』
『昭和三十年の温泉旅行』
『我が輩はゲコである』
『サウナの考察』
『クスリのリスク』
『鞄の中身』
『煙花三月揚州に下る』
『東京の緑』

ほか深い余韻のエッセイをご堪能あれ。

(底本 2024年9月発売作品)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて、とりあえず読んでみたら、すごく面白かった。
そして、アジフライの食べ方は、関アジのことだったと知り、佐賀関の風景も目に浮かんできた。
洞察力とユーモアのセンスで、何度となく笑いを誘ってくれた本。
浅田さんの本をこれから1冊でも多く読みます。

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

歳を重ねてからもう一度読みたい本。
今読んでも面白いけど、浅田先生と年齢が近くなるほど共感度が変わってきそう。

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

コロナ禍に書いたエッセイ。旅の事や日常、食事などの面白可笑しエピソードが満載でした。コロナが落ち着いてきた今、きっと自由に大好きな旅に出られているのだろうと思います。エッセイを読む限り庶民的な感じに思われますが、昔サイン会に伺った時はオーラが凄くて圧倒されましたが、優しく会話をして下さり紳士的な方だったと記憶しております。

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2024年11月15日

Posted by ブクログ

JAlの機内誌「SKYWARD」に連載の続く旅をテーマとした人気エッセイ。本書は2020年から2023年まで、ということであまり実際に旅に出た話よりも、自宅にて旅について妄想する場面や思い出話が中心。昭和26年生まれ、忍び寄る老い、服用する薬だったり高齢者の運転免許更新など。
決して愚痴ではない所が良い、素晴らしい歳の取り方のように思える。

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2024年11月10日

Posted by ブクログ

浅田次郎さんのエッセイは初めて読むが、この作品はコロナ禍の頃に執筆したらしい。

旅好きなことが伝わってくるが、もっと外出していたら面白いエピソードがてんこ盛り…なのだろう。
だがけっこうユーモア溢れる方だなぁと全40篇を読むとわかる。

表題作の「アジフライ正しい食べ方」の考察もどっちでもええわって思うところを深掘りするなんて…。
「事件の顛末」もあわや…というところで誰じゃこいつと思えたところが回避できたわけやね。
「靴を履いた猿」や「クスリのリスク」などなどちょっと知らなかった一面を覗いたようで、身近に感じてしまった。


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2024年11月26日

Posted by ブクログ

エッセイは、筆者の目の付け所、テーマの選び方がすべてなのかなと感じた。ほのぼのとした筆致をもって、読者をクスリと笑わせる作品集。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

2024/09/21リクエスト 2
JALの機内誌のエッセイまとめ。
さすが作家、コロナ禍で旅に出なくてもきちんと旅を味わえる文章だなあ。
「母の待つ里」を読み、他にも読もうと選んだエッセイ。電車の中で読んだら良かったな。
わからないホテルや食べ物を検索しながら楽しく読みました。
世界一のホテル、ラ・マムーニア、あんなところがあることを知らなかった…

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2024年10月25日

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