浅田次郎のレビュー一覧

  • 蒼穹の昴(3)

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    ネタバレ

    春児が大きく成長した。史了も大きく成長した。中央での10年間は人を変えるにふさわしい濃密な時間であったと思うが、その過程が描かれないため唐突感はある。

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    2024年08月22日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    浅田次郎さんの
    語り口に すっかり乗せられてしまうことほど
    心地よいことは そうありません

    天切りの松蔵爺さんの語り口に
    思わず 魅せられてしまう
    留置場内の聞き手の一人になってしまう

    物語の面白さがここにある

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    2024年08月21日
  • 赤猫異聞

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    浅田先生の語りは絶品です。最後の語りまでは闇語りを彷彿とさせる内容でした。残念なのは最終章の無理矢理感です。

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    2024年08月21日
  • 蒼穹の昴(1)

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    長編の導入作品だが、どんどん世界観に引き込まれていった。村の一秀才が、貧困にあえぐ子供が、運命を自分の手で掴みつつも、大きな力によって中央に引き寄せられていく。舞台の描き方に留まらず、展開の見せ方など、文才はさすがの一言。

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    2024年08月18日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    映画のイメージが強すぎて今さら小説でってか思いながら手に取ったが、いい意味で裏切られた。浅田次郎ぽさ全開のホッコリ人間味がジーンとくる。

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    2024年08月16日
  • 見知らぬ妻へ

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    どの作品も生き様が感じられた。
    切ないです。
    「見知らぬ妻」で花田が娘に言う一言、「とうさんはおまえの電話がいやなんだ。迷惑なんだ」
    つらいです。

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    2024年08月18日
  • 天子蒙塵 2

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    何の為に戦うのか?どうなっていくか分からない時勢で、何を目指していくのか、どこに忠義を持つかそれぞれの考えと行動で緊迫感が高まっていく。
    歴史と知っている結末と物語がどう進むかが分からなくておもしろい!

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    2024年08月12日
  • 天子蒙塵 1

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    皇帝と離婚をした側妃とその妹の語りで進んでいく、離婚して自由を得るまでの物語。
    どうしようもないではなく、天命でもなくそれぞれが選んだ人生を歩んでいるのだと教えてくれる。
    晩年期の文秀や春児が出てくるのも懐かしい登場人物にまた会えてうれしくなる。

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    2024年08月12日
  • 竜宮城と七夕さま

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     選挙の投票の際、〇または×で判断するのが民主主義 の原理に合致するのか疑問が生じることや、子供の頃国 学院大学の近くの氷川神社の森で兄とキャッチボールし た事、節分の日の豆まきをいまだに続けている事などが 書かれていました。

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    2024年08月07日
  • 歩兵の本領

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    今の時代、自衛隊の中の事だとしても完全にアウト。でも当時は世の中的に当たり前だったのかな。自分としては森士長や和田士長のような人は嫌いではない。(やられる側はたまったもんじゃないと思うが)面倒見の良いというところでは、そういう人間関係は現代ではなくなってきていると思う。

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    2024年08月04日
  • プリズンホテル 4 春

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    シェフはクラウンホテルへ返り咲き、借金をした中年男性は借金を返すアテができ、孝之介は賞を受賞して、富江が見つかり、綺麗に話がまとまった感じがあった。

    2巻と3巻はだれたが、最後は早く読み進めたいような内容だった。

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    2024年08月02日
  • 中原の虹(1)

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    満州の張作霖の馬賊の仲間に、春児の兄の春雷がなるところから始まる。

    時代は再び西太后の時代に戻った清朝の末期。

    満州は張作霖の力を抑えられず途方に暮れていた。

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    2024年08月02日
  • 月島慕情

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    見受けが決まった吉原遊女。なんとなくの好奇心から相手の素性を知り自ら幸せを手放すことに。

    浅田さんらしい、優しく哀しい短編。

    かっこいい女主人公。

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    2024年08月02日
  • 帰郷

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    重かった。重くならざるを得ないが。短編集なので、なかにはちょっとはてな、と言う感じの話もあったけど。浅田次郎っぽくはない。

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    2024年07月27日
  • 完本 神坐す山の物語

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    どのお話もほんのり怖くて切ない。
    とくに「兵隊の宿」。
    どうかどうか、みなさん安らかにと願わずにはいられない。

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    2024年07月07日
  • シェエラザード(上)

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    浅田次郎らしい壮大で悲しい物語。
    実際の阿波丸事件の謎を元に現代のミステリと歴史の悲劇を巧みに描いた快作だ。

    最初読み始めた時は沈没船の引き上げをネタにした裏社会の絡んだサスペンスか、もしくは「M資金」的な詐欺モノかと思っていた。ところがそこは浅田次郎。いつの間にか史実の謎を独自の説で明らかにしながら、戦争の悲劇を壮大なドラマとして仕上げた。謎解きに関しては、戦時中はソ連のように平気で約束を反故にすることもあるし、軍部の狂気を思えば米軍の確信犯的な撃沈も、陸軍の考えた人間の盾もあり得ない解釈ではない。

    本作では戦闘シーンや実際に人が死ぬ場面はあまり描かれていない。それなのに戦争の悲惨さはひ

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    2024年06月17日
  • おもかげ

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    1人の人の人生を覗き見ているかのような、一緒に振り返っているかのようなそんな不思議な物語でした。

    親が居ないがゆえに、人並みの幸せを渇望していました。でも振り返っていくうちに、親から愛されていなかったわけではないということが分かり…
    また家族にも恵まれ、幼なじみにも恵まれていました。

    あの人の人生は幸せだったのだろうか。多分幸せだったんじゃないかなと私は思いました。

    自分も死ぬ時には、幸せだったと思えるように、周りの人達を大切にし、今を精一杯生きようと思わせてくれました。

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    2024年06月04日
  • 地下鉄に乗って 新装版

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    町に地下鉄がやってきたその日、真次は不思議な錯覚に捉われる。ホームに立ちつくす自分を、もうひとりの自分が地下鉄の窓の中から見つめているのだ…。愛と冒険の傑作ファンタジー。

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    2024年06月03日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた―。心を揺さぶる“やさしい奇蹟”の物語…表題作はじめ、「ラブ・レター」「角筈にて」など8編収録。第117回直木賞受賞作。

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    2024年06月03日
  • プリズンホテル 4 春

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    プリズンホテル春。シリーズ最終作。何もかもが同時に進んで、最後まで怒涛の勢いで面白さが押し寄せる。
    素晴らしい作品だ。
    4作合わせて⭐︎4.5

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    2024年06月03日