【感想・ネタバレ】月島慕情のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年04月10日

浅田次郎の短編集。 集録されているどの作品もとても良いが 一番好きなのは「めぐりあい」。 幸せな結末だけが物語の結末ではないと 思い知らせれるけど、 けして陰鬱な気持ちになることは無い。 これはありふれた物語。何処にでもあるもの。 人はそうやって生きて行く。皆一緒なのだ。

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Posted by ブクログ 2015年04月08日

浅田次郎さんの定番テーマが詰まっているだけあって全編通して熟した安定感
間違いなくうなぎが食べたくなると思います

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Posted by ブクログ 2015年01月13日

「まがいものの幸せはいらない。ばかやろうでいい。」

大正ロマンな短編集。
これでもかというくらいに浅田次郎。


月島慕情、雪鰻、シューシャノンボーイが好きでした。

月島の地名の由来がなんともセンチメンタル。
阪急電車の次に読んだのもタイミングがよかった。
東も西も人間味のある人たち...続きを読むはは素敵。

苦労しても深みのある生き方が出来たら格好いいわ。

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Posted by ブクログ 2014年11月29日

又泣かされました。浅田次郎の短編は、泣かせようとしている事が分かっていても泣かされてしまう。月島慕情、シューシャインボーイがツボにはまってしまいました。

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Posted by ブクログ 2013年03月19日

この作品大好き!特に月島慕情は切ないけど登場人物みんな愛しい!
ショーシャンク・ボーイも泣ける。電車の中なのに我慢できなかった程。不器用なひとたちがそれぞれ必死にもがいている姿が沁みますね。

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Posted by ブクログ 2012年12月21日

短編集。特に最後の「シューシャインボーイ」は外では読めない。
帰宅中にバスの中で読んでしまって、ぼろぼろ泣いてしまった。周りの人がびっくりしていたけど、私はくやしいような、切ないような気持ちでいっぱいだった。
だってわたしの涙は透明なんだ。黒くなかった。それがどんなにしあわせな時代であることか。

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Posted by ブクログ 2012年10月03日

軽井沢旅行中にフラッとよった本屋で買った。妻の買い物を待つ間に夢中で読みふけった。ラジオ版学問ノススメで興味を持った作家。

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Posted by ブクログ 2012年09月30日

文句なしに面白いし、心に響く物語満載の短編集だと感じる。
浅田次郎の小説は何故面白いのだろうかと考えたのだが、理由は多々あるにせよ、「意外性」も大きな要素の一つではないかと思う。特に本書はそのことを強く感じさせる。
どの物語も、どちらかというとロジカルではないし、特に共感を呼ぶような話でもないのだが...続きを読む、それでいて心を揺さぶられるような力がある。それは、人間は必ずしも論理的な行動をするわけではない、という前提の置き方ではないと思うのだ。現実にはありそうも話であるにもかかわらず、妙にリアリティがあるのは、人間の感情と行動に時として現れる矛盾を上手く取り入れて物語を創造しているからではないかと思う。

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Posted by ブクログ 2017年04月24日

2010/2/7

飛行機の中で読んで、暗闇の中でほろり泣いた。

浅田次郎の短編は、時として不意打ちで心をガツンと揺さぶるからやめられない。時代もの、お葬式もの、自衛隊もの、都会もの、、、彼の真骨頂とも言うべき得意技のオンパレード。しんみりと心に染みて、それでいて何処か、清々しい。

兎に角読...続きを読むんでほしい一冊。

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Posted by ブクログ 2016年08月05日

久しぶりに浅田さんらしい作品です。泣かせの浅田次郎、本領発揮。

浅田さんはサービス精神が旺盛なのか、読者を引き込もうとする余り力が入り過ぎ、ベタというか、どこか泥臭さを感じる作品が多い作家さんです。一方で、そのために浅田さんを敬遠される人も多いのではないかと思います。
最近読んだ作品の多くで、浅田...続きを読むさんは少し方向転換しようとしていると感じてました。しかし、それが十分に成功しているとも思えず。。。

この作品は原点回帰のようです。しかも、最近の彷徨が良い方向に作用して、適度に力が抜け、初期の鼻に付く様な泥臭さも美味く消し去っています。(それでもベタかもしれませんが)
通勤電車の読書時間で、思わずウルッとしてしまい、困らされ手しまいました。

それにしても浅田さん、「月」の入った題名が多いですね。

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Posted by ブクログ 2018年07月30日

浅田次郎の短編集。個人的には、浅田次郎作品は長編より短編の方が好み。
「月島慕情」「供物」「雪鰻」「インセクト」「冬の星座」「めぐりあい」「シューシャインボーイ」そして「自作解説」も収録。

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Posted by ブクログ 2018年06月14日

「泣かせ」に鼻白んで遠のいていた浅田次郎氏の小説を久しぶりに読んだ。やっぱりうまい!本書は、短編集。「鉄道員」は素晴らしかったが、本書もなかなか良かった。
浅田氏のすごいところは、全く自分に重ならない設定の人物にまでどっぷりと入り込んでしまえるところ。どの短編も気恥ずかしくて切なく、読みながらしくし...続きを読むくと胸が痛む。そしてまんまと作者の手の内に引き込まれ、こんちくしょーと思いながらも、気が付くと涙を流しているのだ。
最初の2本が特に良かった。登場人物がそれぞれに悲しいのは、連城三紀彦の小説にも似ている。昔の東京の風景もノスタルジックで、おススメ。

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Posted by ブクログ 2016年08月09日

久しぶりの浅田次郎。4冊目……くらいかな。

【月島慕情】
表題作。切ない……切な過ぎる。
冒頭から、きっと分かりやすいハッピーエンドは無いだろうと分かりきった一編。
太夫の心が浮き立つ程に、時兄のいなせが際立つほどに、悲恋の予感が膨らみまくり……一度はもう、見ていられなくって本を閉じてしまったくら...続きを読むい。

半年ばかり寝かせて再び挑んだこの一編。
なんと切ない物語か!!

でも、切ないながらも美しい、そんな大正下町のセピア色が心に残るお話だったな。


【供物】
……切ないけれど、いい話。きっと、誰もが報われた一瞬が、やはりセピア色に描かれていた。

※時代設定は明らかに平成の世であるのに、なぜか昭和を感じてしまうのは…?



【雪鰻】
……こういう話は、一人でも多くの日本人が知るべきだ。いや、それよりも多くの地球人が知るべきだ。

……いち作家が出した短編集の中のただの一編にしておくのは、勿体なさ過ぎる。

・・・たぶん誰もが、これにまさる戦況報告はあるまいと考えたのだろう・・・


【インセクト】
・・・時代の匂いは感じるが、「だから?」と問いたくなるようなお話だと思うのは……自分が未だコドモだから?



【冬の星座】
……泣かされた。ばあちゃんモノには、てんで弱いなと、改めて・・・。
若干頼りなかった医学生の、たった一夜の間に見せた大きな成長の兆しが、読後の心に清々しく沁み渡った。


【めぐりあい】
……切ない。どうしようもなく切ない話。途中から想像し始めていた(願っていた)幸福な結末にはならなかったけれど、決してハッピーエンドではないけれど、心温まるラストに涙。

・・・医者ならばときちゃんと心中なんぞせんと、ときちゃんの病気と心中せなならん思い直した・・・



【シューシャインボーイ】
……泣いた(笑)。
全般にハッピーエンドではない結末ばかりのこの短編集で唯一、(主人公にとっては)ハッピーエンドなお話かな。

……(原作は未読だが)映画「地下鉄に乗って」を思わせる“戦後のニッポン”を描くのが、筆者のライフワークの一つなのかも・・・と思えた。“ボス”の格好良さに、座布団一枚。


トータル
★4つ、9ポイント。
2016.08.09.古。

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Posted by ブクログ 2016年01月17日

浅田次郎による短編集。
いつもながら、ナチュラルに感慨深い作品ばかりで、その才能に感激する。
著者は、長編を書けば強い訴求力のものが多いが、短編は、いくらでも読みたくなる読みやすさとバリエーションがある。すごいことだと思う。
「シューシャインボーイ」は、いかにも著者らしく、著者にしか書けない逸品。
...続きを読む4-

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Posted by ブクログ 2014年11月10日

とにかくホロリとさせられる。
特別な人間じゃない。
どこにでもいる人、
まるで自分が主人公。
浅田さんの本、まだまだ読みたくなった。

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Posted by ブクログ 2013年05月02日

短編集。

優しいけど悲しい話。と、悲しいけど優しい話。は似てるけど違うと思う。
優しいけど悲しい話。は辛い。
悲しいけど優しい話。はあたたかい。
だから前者は好きじゃないのです。

「月島慕情」辛くて泣けました。
「シューシャインボーイ」あったかすぎて泣きました。

この一冊読んでいっぱい泣きまし...続きを読むた。
浅田次郎はやっぱり凄い。

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Posted by ブクログ 2013年02月19日

月島慕情、供物、雪鰻、インセクト、冬の星座、めぐりあい、シューシャインボーイの7編からなる浅田次郎さんの短編集。

どの話も人のやさしさを感じる作りになっている。他の作家さんが書くとわざとらしい演出や設定でも浅田さんが書くとなんともいえない感動をもらえるのはなぜだろう。

真のギャンブラーが言うこと...続きを読むは説得力があるというが、浅田さんが書くものにはそういったものがある。現にギャンブラーだし。そういった物語と現実のギャップも浅田さんの魅力なんだろうなぁと思う。

題にもなっている「月島慕情」は、大正時代の吉原の趣が美しく必読。

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Posted by ブクログ 2012年10月31日

「冬の星座」・・・暴走族や宅配屋がおばあちゃんのお葬式に表れてオイオイ泣いて、って、ちょっと無理があるというか綺麗にまとめようとしすぎというか、お涙ちょうだいのあざとさみたいなものが見えて少々興ざめ。

が、「雪鰻」「めぐりあい」、そして最後の「シューシャインボーイ」。
遺書の「ありがたう ありがた...続きを読むう」にはやられた。

世の中の表舞台に出ることがない、無名で弱い人々が放つ強い光。
この光を見つけたくて、そして自分もこんな光を小さくとも放ちたくて、浅田次郎を読んでしまうんだと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月19日

本作は表題作に「供物」「雪鰻」「インセクト」「冬の星座」「めぐりあい」「シューシャインボーイ」の全7編を収めた短編集で、いずれも外れなしの感涙物のオンパレードである。
特に「めぐりあい」と「シューシャインボーイ」は良かった。浅田次郎と言う作家さんは、人間の悲哀や、強さや弱さを表現するのがとってもうま...続きを読むい作家さんで、読み手をうまく包み込んでしまう筆力には本当に関心させられる。
「浅田次郎はたたき上げの作家だ。」と誰かが書いていたが、それはこれまでに紆余曲折を経てたどり着いた、ひとつのスタイルなのだろうか。
いずれにしても、これからも心に染み入る物語を世に送り出してほしい。ちなみに「シューシャインボーイ」は西田敏行主演でTVドラマにもなったそうである。

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Posted by ブクログ 2012年07月14日

30を過ぎた吉原の女郎・ミノにふってわいた“幸運”。自分にふさわしい幸せを見つけた彼女の人生の選択とは?  表題作のほか時代を超えて語りつがれる7つのストーリー。

数年前に民放がドラマ化した「シューシャインボーイ」は秀逸だった。「月島慕情」もいかにも浅田作品という感じの記憶に残る小篇だった。全体的...続きを読むに浅田次郎の巧さのにじみ出る好短編集だと思った。
(B)

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