あらすじ
「あたし、あんたのおかげで、やっとこさ人間になれたよ」吉原の年増女郎・ミノにふってわいた結婚話。しかし、身に余る幸せに浸る間もなく、思いもかけない真実が叩きつけられる。ミノが選んだ道とは…。過去をかかえた女の、哀切あふれる恋を描いた表題作「月島慕情」。ワンマン社長とガード下の靴磨きの老人の生き様を描いた、傑作「シューシャインボーイ」。ほか、市井の人々の優しさ、矜持を描いた珠玉の短篇集。著者自身が創作秘話を語る「自作解説」も収録。
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Posted by ブクログ
作者自身による自作解説が面白い
私はとっても行きなそこに総出やりまして、明治30年の鳥の生まれの人でありました。チャキチャキの江戸っ子です
私は酒を飲みません、一滴も。一滴も飲まないから酔っ払らいウォッチゃーなんです。一滴も飲まない人は、酔っ払いをよーく見ているんですよ
自分の今生きている神神そうやって確認していくと言うのは、人間として必要不可欠な考え方ではなかろうかと思います
ホント書き出しから絶対面白いだろうと思わせるよな〜。
そんでやっぱり面白いよな〜。
まいどコレ系はちょっとあざといとは思いつつサクサク読んじゃいますよ〜。
くそー(笑)
月島慕情の平松さん、最初は若い頃の健さんでイメージしてたけど、違うな!
ちょっと前なら佐藤浩市?
今なら堤真一あたりかしら…
いや、でももちょっとダメ男臭がいるよな〜。
そんで子沢山の嫁は田中裕子!でもこんどは平松さんが浮かばん…
うーん!わからん!昭和生まれなのに!(楽しい
て。どうでも良いですけど、映画化とかしたら絶対売れるやん!ていう感じですよね浅田次郎。
ほんまあざとい(褒めてます多分