浅田次郎のレビュー一覧

  • 流人道中記(下)

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    「武士が命を懸くるは、戦場ばかりぞ」。流人・青山玄蟇と押送人・石川乙次郎は欧州街道の終点、三厩を目指し歩みを進める。道中、様々な人々と出会い、ある思いが二人を包み込む。玄蟇の抱えた罪の真実。武士の鑑である男がなぜ、恥を晒してまで生きねばならなかったのか、その理由が此処に・・・。

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    2023年04月26日
  • 大名倒産 下

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    ちょっと変わった時代物と思いきや七福神や貧乏神やら死神やら はちゃめちゃ感があってとても面白く読めました。

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    2023年04月26日
  • 流人道中記(下)

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    ネタバレ

    時代ものなので、読む前は勧善懲悪、痛快時代小説の類いかと思った。

    しかし、なんとか知恵を働かせて、無実の子を救うのかという勝手な想像が見事に裏切られた時点で、そんな安易な内容でないことを思い知った。 

    時代小説の様相で、ヒトの懊悩を描いてくれていた。

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    2023年04月25日
  • 蒼穹の昴(1)

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    浅田次郎による、中国清の時代の宦官を描いた小説。

    宦官の実態と近代中国について知ることができて面白かった。

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    2023年04月23日
  • 大名倒産 下

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    読み終わって気づく。 
    あぁファンタジーなのねコレ。

    序盤主人公っぽく登場し大名を継がされた小四郎さんは主役ではなく 25万両という桁外れの借金を中心に描かれる群像劇 (神様成分多し)
    特にギャグメイカーの鮭狂いの旗本さんが大好き。
    筋肉はすべてを解決するよね。
    「それにしても何故此奴はこんなに鮭臭いのだ。」
    の下りはひっくり返って笑った。

    藩の年収1万両 借金の年利は3万両 って破綻してるよね。って思ったけどあとがきの対談で額についてはワザとめちゃな金額に設定したって趣旨の発言があってなるほどと納得。

    廃藩置県ですべてチャラ にするのか?と思ってたら見事解決してめでたしめでたし。

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    2023年04月22日
  • 流人道中記(上)

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    この男、本当に罪人なのか?姦通の罪を犯した旗本・青山玄蟇に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。蝦夷松前藩への流罪となり押送人の見習与力・石川乙次郎とともに北へ。

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    2023年04月20日
  • 天国までの百マイル 新装版

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    事業に失敗し愛する妻子とも別れたダメ中年の城所安男。重い心臓病を患う老母を乗せて天才心臓外科医がいるという病院までポンコツ車でひた走る。すべての人が辿りついた先には-。

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    2023年04月20日
  • 夕映え天使

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    父と息子2人だけの小さな中華料理店。味気ない日々を過ごす俺たちの前に現れた天使のような女・純子。あいつは儚い思い出を俺たちに残し、突然消えてしまった。

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    2024年06月03日
  • 神坐す山の物語

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    奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で少年だった著者が聞いた、伯母の怪談めいた夜語り。それらは怖いけれど、惹きこまれるものばかりだった…。

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    2023年04月20日
  • 長く高い壁 The Great Wall

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    日中戦争の最中、従軍作家として北京にいた流行探偵作家の小柳逸馬は、突然の要請で前線へ向かうことに。万里の長城、張飛嶺で待っていたのは、分隊10名全員死亡という大事件だった。

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    2023年04月20日
  • 新装版 五郎治殿御始末

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    明治維新期、武士という職業がなくなり行き場を失った岩井五郎治は、遺された孫のため命も誇りも投げ出す覚悟を決め…。人生、そして時代に始末をつけた侍たちの物語。

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    2023年04月20日
  • プリズンホテル 2 秋

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    ドタバタトラブルの波状攻撃がみごと。
    幕あいに挟み込まれる小ネタが時限爆弾のように読み進めて行く内に効いて来る。チクリチクリと待針でつっくような社会批評と重層に構成された物語は止まることを知らず一気にゴールに叩き込まれる。
    そして最後は演歌な大団円。
    決して当事者になりたいワケではないが、くすぶり加減が良い塩梅。人生このくらいじゃないと深みに欠ける。
    真野みすずはマリアンヌ・フェイスフル、柏木ナナには華原朋美をキャスティングだな。

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    2023年04月18日
  • プリズンホテル 1 夏

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    ここのところ浅田次郎ばかり読んでるな。
    まぁ、ハマったワケだ。
    ひとくせひとクセもふたクセもある登場人物はことごとく魅力的。なにしろ、設定が最高にいいやね。応援したくなる。
    だけど、木戸孝之介の富江と清子に対する所業には賛成しかねる。

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    2023年04月13日
  • 一路 (下)

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    涙あり笑いあり。読んで満足。

    やっぱりな!と思わせたり、まさかあなたが!という部分もあり。お見事!

    でもなあ、やっぱり壬生義士伝の方が好きかな。

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    2023年04月11日
  • 獅子吼

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    「獅子吼」
    戦争の愚かさを思い、獅子の矜持に感動しました。
    「帰り道」
    なぜ、降りれなかったのか、切ないです。
    「うきよご」「流離人」
    浅田さんらしいです。良かった。

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    2023年04月09日
  • マンチュリアン・リポート

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    やっと浅田次郎の中国シリーズ、全て読めました。
    これは、読み直しですね。
    読めば読むほど面白くなる感じです。

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    2023年04月07日
  • 蒼穹の昴(2)

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    呪いの話が特に興味深い。
    西太后、大変なときに清に嫁いだのですね。
    今までは、清を滅ぼした悪人というイメージしかなかったけれど。

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    2023年04月03日
  • 蒼穹の昴(3)

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    おもしろーい!
    けど、難しいですね。
    登場人物の名前が1人につき多数あります。
    歳のせい?なかなか誰がだれなのか覚えられません!
    と、この煩わしさをのぞいても面白い。
    また読み返して、さらに理解を深めます。

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    2023年04月03日
  • 夕映え天使

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    ネタバレ

    定年間際や初老男性が主とする短編集より
    あまり人生上手くいっていなさそうな人達の、感情が伝わってくる。どの話もあまり幸せな展開には感じられなかったけど、各々の気持ちが迫ってきました。

    夕映え天使
    救ってやれず、本当は惚れていたかもしれないと最後に気付いた感情。それを共有しつつも僅かに反発心を感じる関西のうどん屋。
    一緒にいて幸せだった時間がもう戻らないのが、悲しいが諦めてしまっている感もあり、切ない。

    特別な一日
    定年の日を特別な日にしないと決めて臨んだその日、普通に過ごそうとするのだが、突然の玉音放送。
    ?戦時の話だったかな、いやいや違うよ、と少し話に追い付けずページを戻す。
    特別な日は

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    2023年04月01日
  • 王妃の館 下

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    それなら、CHROMING ROSEの名2ndアルバムタイトルとなったルイ14世の知識を得ようと気持ちを切り替えて臨んだら、なんだか予想を裏切られる浅田次郎節。上巻より遙かに読み易くなっていた。
    反戦についての主張にも納得、同意。岩波先生の昔語りに涙した。バカ自民党議員どもに読ませたいよ、ポップカルチャーはフランスから羨望の眼差しを向けられる日本ではあるけれど文化の側面では足下にも及んでないよ。外苑通りの銀杏を切り倒すの決めたの誰だよ。
    小池ゆりこに投票したヤツ、都知事選挙に行かなかったヤツちょっとこい。

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    2023年04月01日