浅田次郎のレビュー一覧

  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    お風呂に浸かっているようなあたたかさ。
    と 退職後、老後、終活、という間近な問題のあれこれ。

    涙がじんわりとするようなシーンもあって。


    テレビドラマ版を見ていたので、状況のイメージもしやすかった



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    2026年04月01日
  • 霞町物語 新装版

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    ネタバレ

    平成生まれだけど、昭和の魅力がたっぷり詰まった作品だと思う。不良、頑固なカメラマン、風変わりな助っ人外国人、洒落っ気のある婆ちゃんと皆個性豊か。それぞれ憎たらしく見えるとこもあるんだけど皆人間としてのあったかさを持ってる。一昔前の東京の雰囲気を楽しめるのは勿論のこと、直向きに「ひと」を描いた作品だと思う。

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    2026年03月31日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    めちゃくちゃ面白かった、アホな展開ではあるがだからこそ気軽に読むことができた。ラスベガスの空気をこの本で感じることができた。

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    2026年03月21日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    地下鉄に乗ってタイムリープを繰り返しながら、父親の人生を追体験する。

    傲慢な経営者としての父親を嫌い、その父と対立し、自殺したとされる兄。
    受け入れられない今があるなかで、自分と似た父親を理解していく。
    戦争と戦後の生き方、なにを信じて家族を守るか、そして家族を失うか。

    我が人生と照らし合わせ、人を理解する難しさを身に染みて感じた。

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    2026年03月13日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    ドラマを観て原作を読みたくなった。ドラマは原作にほぼ忠実だった。ちょうど岩手に行った後だったので、ひっつみ、南部様、原敬、ちゃぐちゃぐ馬の言葉もすんなり入って来てどんどん読み進んだ。都会と田舎そして孤独などの現代の問題と昔話を織り込んだファンタジーがうまく重なっていてあっという間に読み終えた。

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    2026年03月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    ネタバレ

    吉村貫一郎と彼の家族の人生がどんどん明らかになっていくのはすごく面白かった。ただ、新選組小説(群像劇的なものをイメージ)と期待して読んだ分、そこは少し不完全燃焼というか、メインはあくまでも吉村家の話なんだよって言うのを知っておいた方が良かったなあと思いました

    あと、吉村さんの最期が酷くて辛いなあ

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    2026年03月02日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴シリーズの情報を整理し、そこで描ききれなかったキャラクターにスポットライトを当てた作品。

    光緒帝の妃である珍妃が、何者かによって殺害された。イギリス・ロシア・ドイツ・日本の貴族が、その謎の真相に迫るという内容。

    ミステリー作品のような印象を受けるが、珍妃殺害のスキームを描きたいのではなく、蒼穹の昴に登場した魅力的なキャラクターの深掘りを軸に、列強諸国が中国を恣にしていたことのメタファーとして珍妃の殺害を描いたのではないかと考えている。

    この作品を読むことで、その後の中原の虹への没入度が高くなるような気がする。

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    2026年02月27日
  • おもかげ

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    物語は主人公が定年の日に地下鉄で倒れたところから始まり意識不明の3日間、主人公の脳内で繰り広げられる不思議な世界だ。

    その3日間はとてもコミカルな展開で、生死をさまよってる危機状況とは正反対なのが救いになっている。現世とあの世のすき間にこんな世界があるのならおもしろい。

    終始、正一の脳内、正一を取り巻く家族の思いがパラレルワールドとなるが、それぞれの視点が整理されて読みやすい。

    読後、先に亡くなった人を想い出し、深く浅田ワールドに浸ることができた。

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    2026年02月23日
  • 大名倒産 下

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    下巻はスピード感がちょっと上がって良し。幼なじみの近習さんたちやその他家臣が頑張ってると、領内の大富豪農家などなどがどんどん仲間に入ってくれて、さらには貧乏神が七福神を連れてきて、育ての親が栽培漁業で増やした鮭が思わぬ人気になり、なんやかんやと賑やかにハッピーエンドへ。
    人事を尽くそうとしない人間は助けてはならぬのが神様のルール。

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    2026年02月22日
  • 中原の虹(4)

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    ネタバレ

    梁文秀がついに大陸の土を踏む。亡命先の日本で雌伏の時間を費やしていたものの、再会した徐世昌から、宋教仁を諸葛たらしめた梁文秀の功績を称えられた。やっぱり、蒼穹の昴からの主人公には特別な思い入れがあり、胸が熱くなった。

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    2026年02月16日
  • 天子蒙塵 4

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    何とも感動的で重みのあるエンディングが印象的。
    満州を舞台に、様々な立場からの捉え方に触れることが出来た。史実を踏まえながらも、魅力溢れるストーリーが展開されている。

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    2026年02月15日
  • 帰郷

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    戦争をテーマにした短編集。
    特に好きだったのは「鉄の沈黙」「夜の遊園地」
    何度でも読み返したくなる。

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    2026年02月03日
  • 中原の虹(4)

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    ネタバレ

    春児 春雷 玲玲がそれぞれ再会するところはやはりぐっときた。
    離れていても、家族への熱い思いに胸を打たれた。
    最後まで袁世凱は掴めないところがあって、読み進められた。

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    2026年01月31日
  • 中原の虹(3)

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    「自分がかくも映画に憧れる理由はただひとつ、それが現し世にあらざる、嘘の世界だからであろう。」
    私の共感するところ。
    登場人物も多く場面も変わることもあり、なかなか集中力を保つのは難しい巻となった。

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    2026年01月31日
  • 月のしずく

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    浅田次郎さんの恋愛、家族愛を描いた短編集
    時代は1970年代〜2010年頃までかな?
    日本国内、中国、ローマの当時の情景が解像度高く描写されていて、まるで短い映画を観ていたような気持ちになりました
    個人的には、社長の幼少期の中国からの引き上げを振り返る「琉璃想」と、いい子を貫いた女性が自分を捨てた母親に会いにいく「ピエタ」が好み

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    2026年01月28日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    良かった。
    「言われなくてもわかっている。気持ちを入れ替えねばと思っているのだが、どうしてもうまくいかない」
    この時代、命令は絶対だと思うが、人の心は簡単に割り切れないよなと改めて感じた。
    さらに西太后と春雲 万歳爺と蘭琴の関係性は胸を打つ話になっていた。

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    2026年01月28日
  • 中原の虹(1)

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    「蒼穹の昴」を読んでいたので、またあの世界にいきたいと思い読んだ本。
    春雷に会えるとは思っていなかったので嬉しい。
    この時代は、いろいろな呼び方があるし、混乱しがちだが、それを含めて負荷のかかった小説を楽しめた。

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    2026年01月25日
  • 地下鉄に乗って 新装版

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    浅田次郎さんの小説は、いつもセピア色だ。

    戦前から戦後の時代を生きたことはなくても、
    なんだか「懐かしい」と感じさせてくれる。

    人々はみんな「完璧」ではなくて、どこかにどうしようもないところを抱えながら、人間臭く生きていて、それがどうにもリアルな感じがする。



    終盤、隠されていたもう一つの主軸が、霧が晴れるように見えてきて驚いた。

    戸惑いながら読み進めていくと、セピア色だった世界に、一瞬ものすごく鮮やかに色がついた。

    想像もできないような急展開、とは言わない。
    ずっと、カタチを伴わない予感があった。
    ただ、その予感がどうカタチを結ぶのか分からなかっただけ。

    やるせない余韻とともに、世界がセピア色に戻るころ、物語もすっと終わる。

    この物語に何を思うかは、わたし次第。

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    2026年01月21日
  • 蒼穹の昴(4)

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    前半は少し読みにくかったが、面白かった
    。
    「豆や粥は糞になりゃおわりだけど、腹の中にずっとこなれずにあるものを、おいらにくれたんだよ」
    大切なものは目に見えないなあと感じた。

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    2026年01月18日
  • 壬生義士伝(下)

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    もう一冊くらい、新撰組の本を読んでみたいと思っていたところ、この本を見つけたので購入してみました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

    この本は、吉村貫一郎という1人の新撰組隊士の生き様を通して、当時の時代背景が描かれておりました。
    吉村??居たっけ?そんな人??
    あれれ?私全然覚えてなかったです。

    1人の聞き手が、吉村と関わりのあった人へ話を聞くという形で構成されており、次第に吉村の人となりが浮き彫りにされていきます。
    語り手によって吉村の印象が微妙に異なっており、少しずつ彼の印象が変わります。

    吉村は南部藩の下級武士で、極度の貧困に苦しむ家族を救うために新選組へ入隊します。
    彼の行動原理は一貫して「家族を生かすこと」。そんな吉村の人生、また吉村の死後、彼の家族がどう生きたのか、彼を知る人々がどう語り継いだのかが描かれておりました。


    上下巻で結構な厚み。
    吉村という武士の人生をじっくり堪能できました。

    新撰組をある程度知ってから読んだ方が、より分かりやすいのではないかと思いました (๑˃̵ᴗ˂̵)و

    『燃えよ剣』『幕末の青嵐』『壬生義士伝』
    と読んできて、ほんの少しですが、新撰組がわかってきました♪
    また機会があれば別の作品も読んでみたいと思います(*´∇`*)



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    先週1週間は読書離れをしておりました(*´∀`*)
    全く本を読まない1週間。久しぶりです♪


    Netflixで『あなたの番です』を見つけ、
    45〜46分×20話 を観ていました(*ˊᗜˋ*)♡

    結構話題になっていたのに、何で観てなかったんだろ!?
    まぁまぁクローズドサークルだし、毎回人死んでくし、ミスリードだらけでかなり面白いっ!
    意外な人までどんどん死んでいくし、夢中になっちゃいました(*´∇`*)
    私やっぱり、1人、また1人と順番にいっぱい死ぬやつ好きだわぁー♡


    三連休中日の11日は娘とズートピアを観に行ってきました。ディズニー映画をおばさん1人で観に行くのはかなり寂しいので娘を誘ってみたところノリノリでオッケー貰いました♪
    ディズニーアニメって、ハッピーエンドが確約されているので、安心して見られるんですよ♪
    だから大好き(*´∇`*)
    ♪a Zoo ooh ooh♪

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    2026年01月17日