浅田次郎のレビュー一覧

  • 蒼穹の昴(2)

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    無事に官吏となった文秀と、宦官になる機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごす春児。
    彼らを取り巻く周囲にどんどん変化が起き、政治的には目を離せなくなる。

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(3)

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    いよいよ守旧派と改革派の対立。しかし王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。
    西太后の側近である春児と、光緒帝側・改革派である文秀たちの運命は。

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(4)

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    ネタバレ

    最終巻。
    天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。
    玲玲が、いじらしくて可愛くて、大好きです。
    そして李鴻章がカッコ良過ぎる。
    個人的には、王逸も好きだなぁ。
    浅田次郎先生が書く登場人物は、みな個性的で魅力があり、すぐに彼らの描写が浮かびます。

    涙が出るようなシーンは、全巻通して何度もあって、その行を読んだ瞬間にダァッと涙が流れます。
    要は「来るぞ来るぞ、泣けるシーンが」って予測が全然出来ないので、その瞬間は突如やってきます。
    電車の中とか危険かも(笑)


    そして、このまま終わるのは困る〜って、ちょっと後を引く感じで完結します。
    番外編的なものが、「珍妃の井戸」
    その後、「中原の虹」へと巨編は続きます。

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(1)

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    素晴しい小説です。

    中国の清朝末期のお話で、幼い糞拾いの貧しい家に生まれた「春児」が、真実しか言わないとされる易者である「白太太」に、

    ――汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手に入れるであろう・・・――

    と、夢のような予言をされ、それを一心に信じ、大総管へと上り詰めてゆく中国ロマン小説なのですが。

    まず、春児と文秀の関係、やりとりが多く、文秀が殿試に登第し、状元で進士となるまでの経緯を綴る。

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    2026年02月01日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    かっけえ…っ!ハンパなくかっけぇっす!と読みながらぶるぶるしてしまいました。粋すぎる。一巻から時がゆるりゆるりと経って兄さん姉さんが歳食ったり史実の人が出てきたりとリアリティも満点。ほんといたんじゃないのこの人たち、とぐらぐら倒錯。江戸弁もカッコイイわ仕事もカッコイイわ言い回しもカッコイイわ仁義カッコイイわ寅兄ーーー!!だわおこん姉さんサーセン付き合ってくださいだわもう読め!皆読めばいい!

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    おもしろくて、ニヤニヤしながら読んでしまう…たまに時事的なことが書かれてると、分からなかったりするけど、おもしろい☆

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    長編小説を読んだあとには、一息。浅田次郎のエッセイは素晴らしい!!10年以上前のエッセイだけど人間の心には時代は関係ないのだよ。朝起きてトップスのチョコケーキを1本、昼に大福、おやつにミスド4つ、お酒の飲めない浅田さんはウーロン茶を何Lも飲んでは銀座の町を遊んだりと。
    おもしろい浅田さんのプライベートが明かされる。元自衛隊員だった浅田さんのストイックな朝のメニューも62センチという脅威のアタマのでかさも、はげアタマも包み隠さず心で文章を書いてると、こんなに暖かい気持ちになれるんだねv短編エッセイ集なので、気分転換になるし。楽しく明るい気分になれるステキなステキなエッセイ。

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    2009年10月04日
  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両

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    このシリーズは2000年前後に書かれ、バブル崩壊の殺伐とした現代と同じ不況ながら大正時代の比較という面を持ちますが、現在の格差社会という部分も既にテーマとして入ってるようですね〜

    「初湯千両」「共犯者」「宵待草」「大楠公の太刀」「道化の恋文」「銀次蔭盃」の6夜。一家のメンバーのエピソードも2、3回目となるとインパクトが弱くなる。この中で一番好きだったのは「共犯者」。見事に落とされました(笑)・・書くとネタバレになるしな〜(^_^;)

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    2009年10月07日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    地下鉄に飛び込んだ兄がいたため真次は毎日の通勤でつかうだけでなく、地下鉄に特別な想いを持っていた。
    その地下鉄で不思議なことがおこる。ホームからの階段をのぼると、兄が死んだ日にタイムトリップしていた。
    また別の日には戦時中に紛れ込んでしまう。タイムトリップをしているうちに倦厭していた父の若き姿を見ることになる。
    久々に読んだ浅田次郎。映画化されるのもよくわかる。著者の父へのオマージュなど書き下ろしロングエッセイを収録してある。本編とよく似た父の生涯。父に捧げた作品であることを知った。

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    2009年10月04日
  • 勝負の極意

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    2部構成になっていて前半は作家になるまでの道のり、後半はギャンブルについての氏の考え方です。
    特に後半は競馬の楽しみを知るためには比類なきものになっていると思います。
    競馬に限らず、氏の観察の仕方は様々な場面で役立つことでしょう。

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 満天の星

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 満天の星を読みました。勇気凛凛ルリの色シリーズの4巻目です。今回も公の話題やプライベートな話題について過激な主張がいっぱいで楽しめました。「白兵戦について」については笑って読みましたが、私の場合も他人事ではないなと思ってしまいました。残念ながら、この巻をもってしばらく休刊となってしまいました。

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    2011年07月18日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛を読みました。勇気凛凛ルリの色の続編です。今回も下ネタあり、政治に対する批判あり、喫煙権の主張あり、楽しめました。「方言について」の項目では、気がついてみると浅田次郎が育った頃の東京方言が滅びていた、ということが書いてありました。そうか、標準語は東京方言じゃなかったのか、と思うと仙台弁のページの記述を変えないといけないなあ、と思った次第です。

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    2011年07月18日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色を読みました。浅田次郎の自伝的エッセイでした。下ネタあり、高邁な主張ありで面白く読むことが出来ました。電車の中で吹き出してしまうようなエピソードも満載で楽しめました。自衛隊出身の体育会系小説家としての主張も結構面白く読みました。続編もあるようなので早速古本屋で探さなければなりませんね。

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    2016年01月06日
  • 珍妃の井戸

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    歴史小説は史実があっても、本当にそうなのかだったり、背景に何があったのか分からないところがあるから、作者の想像力でストーリーが作られるけど、本当にそうだったかもなと思わせる力がこの小説にはあったなと。清朝末期は悲しい時代だなとあらためて思う小説でした。

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    2026年09月12日
  • 霧笛荘夜話 新装版

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    港町、運河のほとりの古アパート霧笛荘。
    ここの6つの部屋に入居する人たちは、無一文で、偏屈で、ちょっと頭がおかしい。だけど必死に生きている愛おしい存在。
    ひと部屋ずつ思い出話をして、リレー形式で入居者たちの人生譚を語っていく管理人の老婆。大切なことに気づかせてもらえる、心温まる連作短編集。

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    2026年09月04日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    この数年の浅田次郎はどうしたんだと思っていたけど、久しぶりに泣かせにきたな!と、だから好きなんです浅田先生

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    2026年09月01日
  • 蒼穹の昴(4)

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    4巻に渡る長編であったが、読み終わるとあっという間で、もう終わってしまうのかという寂しさが込み上げてきた。それだけこの壮大な歴史物語は読み応えがあった。

    国を救うために命を賭して奔走する志士たちの姿は、みな輝いていた。それでも国を動かすことはできない。変法派がどれだけ策を講じても旧守派によってことごとく潰され、腐敗した政治や、そこに群がる老臣たちを変えることはできなかった。

    国はそう簡単には変えられない。李鴻章ですら50年にわたって国に仕えながら、歴史を大きく変えることはできなかった。

    それでも、維新の志は脈々と次の世代へ受け継がれていく。いつか歴史が大きく動くとき、そこには新しい未来を切り拓く人物が現れるかもしれない。そんなことを感じさせてくれる結末だった。

    初めて読んだ歴史小説だったが、たくさんのドラマとロマンに溢れた物語で、とても面白かった。シリーズの続編や、同じ時代の日本を描いた『坂の上の雲』も読んでみたいと思った。

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    2026年08月24日
  • 神坐す山の物語

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    大正・昭和の奥多摩の所謂見える人達の話。日本人の大好きな八百万の神や、土葬等の伝統文化も出てくる。一族の血、みたいな設定は好きでないが、話も文章も上手い話は久し振りなので読めた。
    「兵隊宿」が静かにどんでん返しのある怪談として特に良かったな

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    2026年08月21日
  • 蒼穹の昴(1)

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    読みにくいと敬遠していたが挑戦するとのめり込みました。

    直ぐに読み進めることにします☆⇒そしてどんどんハマりました♪

    科挙試験の描写が迫力

    日中合作のドラマが、田中裕子が西太后を演じて、制作されたらしいが観てみたい

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    2026年08月18日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ネタバレ

    幕末の無血開城を巡る、謎の武士の物語。やはり浅田次郎は読ませるのが上手だな。歴史小説をこんなにスルスルと読めたのは、自分の中では珍しい。
    開城間近の江戸城に居座る謎の武士・六兵衛の正体を巡って、数多の登場人物が多種多様な憶測をしては覆される。そのまさかまさかの展開は、読んでいてワクワクした。意外な黒幕の登場や、突拍子もない正体への期待感。個人的には、六兵衛=慶喜説が熱かった。
    結局は、六兵衛の正体も目的も明かさず、もう一人の主人公・隼人の憶測のみで締められており、モヤモヤも残った。六兵衛の意味は読者の想像に任せて、ただただ格好いい侍を描いたファンタジー。それが余白の美学ということなのだろうか。その分、想像が捗って良いのかもしれない。
    最初はお人形のように感情のない不気味な存在であった六兵衛が、下巻では少しずつ人間味を見せる。周りの登場人物と同様に、いつの間にか六兵衛のファンになっていた。明治の世も、みんな幸せに生きていって欲しい。

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    2026年08月16日