浅田次郎のレビュー一覧

  • 壬生義士伝(下)

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    ゆきさんのpostに惹かれて、audibleにて♪

    愛する者のために人を斬る―

    激動の幕末の時代に “人斬り貫一"と言われ恐れられた男がいた。
    新撰組 吉村貫一郎、その人である。
    彼はなぜ新撰組に入隊したのか?何のために人を斬るのか?
    "義"を貫いた、貫一郎とその息子である嘉一郎の生き様を描いた物語。

    久々の時代小説だったけど、やっぱり時代物はどっぷりハマる〜
    泣けた〜(T^T)

    形式としては 以前読んだ「木挽町のあだ討ち」の様な感じ。
    貫一郎の死後 時を経て、誰かがいろんな人に貫一郎とはどんな人物だったか聞き歩く、といったのもの。
    1人聞き終

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    2025年08月22日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    ちょうど良い分量で、温かく、久しぶりにゆったりした時間を過ごすことができました。描写が丁寧で美しい。人物の所作や言葉、さらっと書かれる一行にぐっと魅せられるものがあって、本当に贅沢な短編集です。

    個人的には、この時期に読む「うらぼんえ」が特に良かったです。

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    2025年08月20日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    ふるさとの母から日本の故郷の美しさを享受する。

    そう単に美徳や桃源郷の様を受け取れれば良いが、背景には日本の変わりつつある様や深く抉られた傷跡が残る。

    室田精一よろしく、私も田舎への移住を絶賛検討している。

    が、儚く終わりゆくふるさとに身を委ねることができるだろうか。
    室田の場合は、その悲劇に自らを重ねているようにも感じ取れる。

    人がいなくなれば、インフラは手を引く。生活、生命を維持することも簡単なことではない。

    一方、都市部はどうだろうか。摩耗するように生命を、精神を削り生きる。

    そんな揺らぎを、与えられる一冊だった。

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    2025年08月18日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    さらっと読めた。
    読みやすかった。
    涙までは出なかった。

    「角筈」が1番よかった。
    一緒にいられない父の子供を思う気持ちに切なさを感じた。

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    2025年08月15日
  • 蒼穹の昴(2)

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    春児の運命がいよいよ大きく動き出す二巻。元々頭もいいし、真面目で人のために尽くせる優しい春児だから、色々な人に愛されて出世していく様が、読んでいて爽快というか、自分のことのように嬉しくなる
    そしていよいよ西太后も登場。稀代の悪女と謳われている西太后のイメージを覆してくるのがまた面白い。この夏で最後まで読み進めたい。

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    2025年08月14日
  • 輪違屋糸里(下)

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    お梅も吉栄も糸里もおまさもお勝もみんな強い。
    上巻では京言葉に慣れなくてなかなか物語の中に立てなかったけど、上巻のラストが衝撃だったからか、下巻は集中できた。
    浅田次郎さんは、その時どう思ったかなど、良い意味で細かく描いてくれるからしっかり読むと読んだ甲斐があるのがいい。

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    2025年08月14日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    お金はあるけど東京で孤独を抱えるアラ還の男女3名が、1泊2日50万円で里帰りをする
    需要と供給に基づいたビジネスと言ってしまえばそれまでだけど、社会情勢や幸福への考察も含まれ、心に響いた
    日本人の遺伝子レベルに組み込まれた望郷の想いに切々と訴えかけてくる物語でした

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    2025年08月10日
  • アジフライの正しい食べ方

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    かつて読書は娯楽であった。書物から知識を得ようとせず読書を楽しんでいた。
    一巻を読むのに4時間や5時間はかかる読書は社会の速度にあわなくなった。
    読書は娯楽でなくなり学問に堕落した。1に花。2に書物。3に食事。

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    2025年08月03日
  • 完本 神坐す山の物語

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    面白かったです!!!

    御岳山に行った際に入った、神職の方が営んでいる喫茶処に置いてあった本。
    今の御岳山は観光地っぽくなっているけれど、この本を読むことで、神秘的で不思議な御山なのだと厳粛な気持ちとちょっと怖い気持ちになりました。
    本の中の景色が今も残っていたりするので、「この道か!」などとリアルなかんじでも楽しめました。

    「天井裏の春子」が一番好き。

    また御岳山に行きたくなったー!!

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    2025年08月01日
  • 中原の虹(1)

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    たぶん、ずいぶん久しぶり、2回目。
    細部どころか大きな流れもあまり覚えてなかったので、新鮮かつ楽しく読めています。
    浅田次郎の小説はかなり脚色もが強いから、一度張作霖関連の本を読みたいと思ってたのだけど、まだ実現せず。今度探してみようかと思っています。

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    2025年07月20日
  • アジフライの正しい食べ方

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    笑える話、へぇ〜と思う話、ふーむと考えさせられる話、どーでもえーわという話。浅田次郎氏にしか書けないエッセイで、私は好き。読者を楽しませるプロの手腕を感じる。

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    2025年07月19日
  • 流人道中記(下)

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    「大人の男」玄蕃と長旅をした乙次郎の成長物語。まもなく迎える明治維新に先立って、武士であることを終わらせた玄蕃の考え方、生き様が深く胸に刺さった。
    勝手ながら、映画化するなら玄蕃は大泉洋、乙次郎は礒村勇斗のイメージ。

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    2025年07月18日
  • 一路 (下)

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    大事にするもの、時代の移り変わり、どのように生きていくか。最後の最後で、一路の名前から改めて考えさせられた。

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    2025年07月17日
  • 流人道中記(下)

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    ネタバレ

    青山玄蕃に引き込まれて、本の終わりが近づくのが淋しかった。玄蕃の思いも大切にしたいけど、あやつに一矢報いて欲しい気持ちも収まらない。
    巻末の杏さんの解説にもあったけど数年後には明治維新。対馬守に天罰が下り、乙次郎はきぬと子供達と仲良く暮らし、玄蕃も家族と再び一緒に暮らせるようになり…そんな物語の続きを読んでみたいな。

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    2025年07月12日
  • 珍妃の井戸

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    ネタバレ

    蒼穹の昴に感銘を受けたのでその続編にトライ。 皇帝の妃である珍妃を井戸に落とした犯人は誰か?没落していく紫禁城、そして、本当の愛とは。光緒帝の最後の語りが悲しかった。
    ・・・・「愛」と殊更に口にしなくても当たり前のものとして知っている/珍妃
    ・・・・次は中原の虹へ。

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    2025年07月06日
  • 流人道中記(下)

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    ネタバレ

    時代背景がやっぱり掴みきれずに上巻よりも読み進めるのに時間がかかってしまった。玄蕃が冤罪とわかってから(その少し前から)は玄蕃の人としての魅力がわかって面白くなった。
    最後の方の会話のなかで「道場でも面の中で泣くやつは強くなるものさ」と乙次郎の幼少期を知らないはずの玄蕃が乙次郎に言うのがグッときた。
    このあとの帰り道を1人で歩く乙次郎がどうやって返って、江戸でどんな風に生きるのか気になる。

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    2025年07月04日
  • 天子蒙塵 1

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    ネタバレ

    溥儀と文繍の離婚に焦点を当てた話。読み応えはしっかりあった。今まで完璧超人だった春児が年老いて、時代についていけなくなっているのは悲しかったが、彼の立場や育ってきた背景を思えば当然のことであり、そこをブレずに描くことのできる浅田次郎は流石。

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    2025年07月04日
  • 一路 (上)

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    徳川幕府が治め、200年以上経った太平の世の参勤道中のドタバタ劇と思いきや…!教科書で形式的に知っていた参勤交代が、様々な人間模様の延長線の物語となっていて、参勤道中がどんなものだったか思いを馳せることもできるし、手にとった時には予想もしていなかった展開となり、続きが楽しみ!

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    2025年07月03日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    人が心のバランスを取りながら生きていくことの難しさを考えさせられる。突き詰めると、金や名誉でバランスは保てず、誰かに尽くすことで安寧が得られるように思える。

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    2025年06月29日
  • 夕映え天使

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    6つの短編からなるこの小説はどの章を読んでもすぐに映画のような映像が浮かんでくる。
    登場人物が生き生きとそれぞれの置かれた境遇でそれぞれの運命を受け入れながらも少しの諦観を持って生きている。全てのお話がもやもやと夕闇に包まれて終わっていくようだった。

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    2025年06月28日